2024/03/11 のログ
ご案内:「夢現の領域内 王立コクマー・ラジエル学院」にイノさんが現れました。
■イノ > 今ここでの時間はいつ頃なのか、それは己には分からない。
ここはどこなのか、授業を受けていただろう、いずれかの教室内であるはずだ。
そこに呼ばれた何者かは、ここの生徒なのか、講師なのか、そのどちらかだろう。
僅かとも眠気に誘われ、一瞬でも気を緩めてしまった。
意識が戻った時には、今し方の状況そのまま、その光景が目の前に広がっている。
生徒であれば、何かしらの授業を受けていたのだろう。
講師であれば、何かしらの授業を行っていたのだろう。
その違和感をどう受け止めるのかは、その何者か次第。
それに気付き、戸惑いを見せるも、それに気付かず、普通に授業を行い続けるも。
ここでの状況、それを把握しているのは、この領域内に引き込んだ、領域の主のみ。
まぁ、こんな悪戯をするのは、いつもの気紛れだ。
この状況を、唯一認識している少女は、その状況に陥った何者かを、すぐ近くで眺めている。
一見すれば、今見ている風景の一つとして、紛れたままに。
■イノ > そうして、少しの間、眺めている少女だが。
そんな少女が動く時は、ここで、これから何かが起きる瞬間だ。
その何か、とは何なのか。
それを知る者は、少女と、後はここに居る何者か、だけである。
ご案内:「夢現の領域内 王立コクマー・ラジエル学院」からイノさんが去りました。