2024/02/21 のログ
ご案内:「王都近くの森の中」に天ノ宮亜柚楽媛さんが現れました。
■天ノ宮亜柚楽媛 >
「――――ぷっはぁぁあ、うまいっ! 中々に美味ではないか!
なるほどのう、これが乾きを癒すという感覚か。うむうむ、
これは確かに心地よい物よな」
川っぺりに身を乗り出し、肉付きの良いお尻をぷりんと持ち上げ
せせらぎに尊顔をぶっ込むというダイナミックな水分補給を行った
のは、歳の頃なら15、6。背丈はせいぜい150半ば。にも関わらず、
胸やら尻やらむっちむちという実にエロい発育を見せる黒髪美少女だ。
白と赤を基調とする東方文化圏の物と思しき巫女服もどきは、部分
部分を金色の薄鋼で鎧いつつ、ぷにぷにのヘソ周りや小股に食い込む
白下着などを恥ずかしげもなく露出させるドすけべデザイン。
だというのに黄金の瞳も神秘的な美少女顔は天晴なまでのドヤ感に
溢れており、猥褻な印象を見事に打ち消していた。
街から然程離れていないとは言え、魔物や山賊の跋扈する"外"に
居ながら手荷物一つ持ち合わせず、黒髪を雅に飾る金飾りから見ても
高貴な家の出だろうに護衛の一人も連れていない。
大体、最近暖かくなってきたとは言えども未だに冬の最中というのに、
斯様な薄着で寒くはないのか?
全くもって正体不明なアンノウンは、実の所、異世界の神
――――その名も尊き天ノ宮亜柚楽媛なのだった。
■天ノ宮亜柚楽媛 >
とは言えそれも異界の話。
こちらの世界ではダンゴムシ程度にも知られておらず、信者の一人も
いない木っ端神。
そもそもこの地に顕現しているのだって日課のお忍び下界探索の際、
うっかり星の巡りの確認を怠っての転移事故が原因なのだから、その
ポンコツぶりも伺い知れるという物。
まあ、力の九割九分を失おうと曲がりなりにも神である。
そこいらのオークにとっ捕まって早々のくっ殺展開を迎えたりせずに
済む程度には強い。
そんな元女神現アンノウンの目下の問題としては
くゅぅぅううぅううぅぅうぅう~~…。
「お、おぉぉ……っ。これはもしや空腹……! 腹が減ったと主張する
ヒトの身の生理現象かっ! 何と頼りなくも切なげな心地よ。妾の
美眉もしょんぼりへにょんじゃ」
王都外壁は地平の先に確認出来るので、迷子やサバイバルといった
タグが追加されずに済んだのは幸いなれど、この駄女神、銅貨一枚
持ち合わせぬすかんぴんでもある。初っ端からハードモードであった。
ご案内:「王都近くの森の中」に鼎さんが現れました。
■鼎 > たまたま森の中の小道を幾つかの荷を括り付けた馬に跨りゆっくり通りかかった冒険者が一人。
少女の色合いは銀髪に桃色の瞳という目立つ色あれど身なりは冒険者風な衣装に身を包み、腰には剣と如何にもな風体。
夜盗やオークやゴブリンや狼もいるだろう外の世界においては、単体で行動する恐ろしさはあれど、
それなりの経験を経てソロ活動をし 今回もとある魔物の討伐をし終えその帰り道ももうすぐといったところ、
どう表現してよいか分からない衣装に身を包みしいかにも高貴にして見目麗しき美少女がお一人で?と
思わず辺りを見渡して護衛もいないのですかと探してしまったのが数秒前。
「え?とても見目麗しい美少女がおられますぅ」
冒険者な少女は手綱を動かし馬の足を止めて独り言を呟いてしまった。
■天ノ宮亜柚楽媛 >
―――ぴくんっ。
エルフ耳が跳ねた。
川辺にしゃがみ込んでいた身体を立たせ、ぱんぱんと衣服のほこりを
軽く払ってからくるり。
「それはもしや妾の事か? いや、妾の事であろ? 見目麗しい
美少女の代名詞みたいな可愛らしさじゃからのう!」
むっふーと小鼻を膨らませ、謙遜の「け」の字もなく自らの外見を誇る
元女神。
一頻りドヤった後、切れ長の金瞳が相手を観察する。
「ほうほうこれは中々、ヒトにしてはよぉ出来ておる」
警戒心の見当たらぬ歩みで出会ったばかりの銀髪娘に近付いて、
近付いて、近付いて、くんかくんか。
無造作に馬体に寄せた黒髪の細身は、鼻先で白脚の太腿を撫でる様に
顔を寄せ醸す体臭を嗅ぎ始める。
金瞳を閉ざして嗅覚に集中するその所作は、止めぬのならばスカートを
まくり上げて下肢の付け根の恥ずかしい匂いまでもを嗅がんとす。
やってる事は完全に変質者。
なれどしゃらんと髪飾りを鳴らす黒髪の容姿は女神という大言壮語に
見合う、身震いさえ覚える美しさを湛えている。
■鼎 > とても見目麗しき高貴だと思われる美少女さまの衣装がなぜ薄着なのか疑問著しく止まらないが、
一目見てその身から立ち上るオーラの神々しさ?が何なのかが分からないままどう表現していいか迷った挙句、
冒険者な服と装備に身を包んだ少女は馬から降りるべきかを少し迷ったという。
見目麗しき美少女の見目が黒髪と金瞳という特に金瞳なんて珍しい色合いなのですがと心の中で思いつつも
とてもは…いやいや体のラインがよく映える服に身を包んでとても同性でもじっと見つめること憚られそうな。
え?
は?
ホァイ?
何の匂いを嗅いでいるのですか!?と思ってしまったのは無理もなく
冒険の帰り道というのもあり色々と汚れていてなんとも思えないのに
太腿を撫でてないけど嗅ぎ始める美少女変質者!!
あまりの見目と違う行動をしているのに現実逃避を仕掛けた少女は
はっと意識が戻ると馬から、鞍からひらりと身を翻して地面に降り立った。
少しばかり距離を取りたかった なんていうか見目は大変美しいのに
とてもとてもどう表現してもいいか返し言葉が見つからない。
「い、いきなりのご挨拶っ、とても戸惑いますぅ」
少女の顔は羞恥に満ちて頬が赤かった。きゅっとスカートの端を摘みもじもじ。
■天ノ宮亜柚楽媛 >
「おぉ…っ! 香ばしい臭いじゃ……っ! く、臭い…っ♡ しかし
なんぞ癖になるのう!♡ はあはあ♡」
駄女神の美少女ぶりに気圧されたか、はたまた常識的な思考の処理
限界を越えた奇行にフリーズしたか、出会ったばかりの黒髪美少女
からのご無体を止めずにいた結果。
背伸びの踵をぷるぷるさせて、捲ったスカートに小頭を埋める様に
してのガチ吸引は、形良い鼻先を下着に浮かぶクレヴァスに埋めん
ばかり。
「―――むっ? 何故逃げる? そなたの臭いをもっと嗅がせよ。
――――何、戸惑いとな? ふぅむ……♡」
馬上から身軽に飛び降り距離を取る少女に向ける不満顔。
しかし、花のかんばせを朱に染めて、ミニスカの裾を摘んで
もじもじする様子は何やらグッと来る。良いではないか!
「娘、気に入ったぞ! 名乗るが良い!」
腰に手を当て胸を反らし、ずびしぃっと細指突きつけ強要する。
■鼎 > 訂正 見目はとても麗しい高貴な令嬢と称していたが、
目の前にいる見目はよくても行動がほぼ台無しになって変質者な黒髪美少女が目の前にいるこの状況。
とてもではないが異常奇天烈非現実的状況以外何でもなかったのです。
あ、スカート捲りについては止める間もなく見られていました。
余りにこれが挨拶ですと言わんばかりの自然な流れ過ぎて止める事叶わず ひっと羞恥と恐怖の狭間にいる少女は
顔色が赤いのか青いのかよく変わる変わる、まるで夜明けの色から帳の下りる色に至るまで。
「いきなりの匂い嗅ぎは破廉恥と思われますぅ!
さしもに段階を経てからなら吝かではありま…」
つまり段階を経てからなら受け入れるらしいのが知れることでしょう。
もじもじとしながら剣を抜く素振りはなかったのは剣はそれなりに腕があるというより
「わたくしの名ですか?わたくしの名はかなえ(鼎)。通名ですので本名ではありません」
左手を胸に当てながら姿勢を正し名乗りはする。本名ではなく通名を持って。
■天ノ宮亜柚楽媛 >
「ふん。相手の臭いであれこれ確認するというのは獣の常道。ぬしら
ヒトとて獣の一種なれば、なんらおかしな行いではあるまい?
――――むっ?♡ 段階を踏めば良いと申すか……♡ それはそれで
……良いな!♡」
またグッと来た。
衝動的に押し倒したくなるという性の昂りを初体験。
「ほう、カナエ。良い名じゃな。ふくく、よいよい。ヒトというのは
真名を隠したがる物よ。それとも魔族という貴様の出自がそうさせて
おるのかの?」
黄金を細め、口端を持ち上げた桜唇で問う様は、全てを詳らかに
見られているかの心地を覚える物。ただの変質者ではあり得ない、
油断のならぬ相手であると認識させつつ
「妾は天ノ宮亜柚楽媛――――む、ちょいと言いづらいの。良い。
アユラとでも呼べい」
ぴょんと飛ぶ話題は名を返す。隠しもしない真の尊名を。
小柄な相手より更に1cm低い黒髪が、つんと顎を持ち上げ上から目線。
傲岸不遜を地で行く天上人の物言いは、益々もって王族めく。
実際には市民権も持たぬホームレスなのだけども。
くゅうぅぅぅぅうう~~~…っ。
その懐事情を示す様に、小動物の鳴き声めいて響く腹の虫。
■鼎 > 「種族によりますが ヒトと思われる理知ある者たちの場合
初対面で股の匂いを嗅ぐ行為は変質者と間違えられてもおかしくないと思われます。
ヒトによりては逃げる、殴る、はたく、の行動に移る者がいてもおかしくはありません。
まぁ、時と場合を考えていただければ吝かではありません」
とても見目麗しいのに言動が破天荒。
どこから突っ込みをしていいか 突っ込みが追い付かない。
「名は呪。真名は最初の呪となり諱とは違えど、いえ、わたくしの場合は単に発音の問題ですね。
魔族…見破られてしまいましたか、念入りに隠してもおりませんので致し方ありません」
とは申しつつ剣の柄には手は伸びず赤かったり青かったりしていた顔色は戻った。
異世界の神の一柱とは気づけず何かしらの存在とまでは感じながらも
言動が、言動がどうも拭いきれないのでどう対応していいか迷ったまま
「…発音の問題が少々。あまのみやのあゆらひめ?では フラウ=アユラ様でしょうか。
お食事をなさっておられないのでしょうか?
…お近づきの品にこちらをどうぞ、保存食にはなりますが干し肉でございます」
フラウは故郷の女性に対する敬称の一つ。少し考えてからお腹の虫が鳴ったアユラ様の前に差し出すのは、
馬に括り付けていた荷から取り出した干し肉の入った包みが一袋。それを恭しく差し出そう。
■天ノ宮亜柚楽媛 >
「ふぅむ、そういう物か。相分かった」
こいつ多分分かってない。
そんな不安の滲む切り返し。
「くふふ。我がまなこに見通せぬ物など存在せぬわ。貴様の事など
腹の中身までお見通しよ」
横向きピースを目元に当てて、片目を瞑っての決めポーズ。
きゅぴーんなんて擬音が聞こえて来そうな程サマになっているのは
駄女神の人離れした美貌ゆえ。
「うむ。好きに呼ぶがよい。 ――――そうなのじゃ、妾、つい先刻
こちらに来たばっかなのじゃが……おおっ、カナタ、気が効くでは
ないか!」
差し出された包を嬉々として掻っ攫い、早速一口とばかりに可憐な
唇を開いた所で動きが止まる。
可愛らしい腹の音がはよ食わせろと文句を垂れるも
「いや待て待て。お主、保存食と申したな? 妾、知っておるぞ。
保存食とやらは旅先の飢えを凌ぐための物であろ。妾にとって
初の食事じゃ。斯様な安物で雑に済ますは惜しいのう……よし、
カナエ。そなた街へとあないせい!」
受け取った干し肉はちゃっかり袖下にしまい込みつつ、ひらりと
飛んだ巫女もどきのパンツ食い込む柔尻は道草を食む馬上の鞍上
に着地する。
堂々たるパンツ丸出しの癖にぴたりと太腿を閉ざした横座りに
自ら馬を駆る意志はなく、本来の馬主に働かせる気まんまんの
お客様仕様。