2024/02/04 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山小屋」にサウロさんが現れました。
サウロ > (真冬の九頭龍山脈にも降り積もる雪を避ける為に建てられた山小屋の一つ。
 パチパチと火が暖炉の中で薪を爆ぜさせる音が室内に静かに響いている。
 管理者がいるわけでもなく、無名遺跡を攻略、探索する冒険者が利用しているものらしい。
 悪天候の際にも利用する者はいて、サウロもまたその一人。
 今回は無名遺跡の調査を切り上げて、備え付けの木机で本部とギルドへの報告書を作成していた。
 羊皮紙にインクが走っていく。
 今後の予定も考えながら、ペン先のインクを拭い、乾かす間に両腕を大きく上に伸ばす。)

「んん、……はぁ。こんなものか」

(小さく息を吐き、凝り固まった筋繊維を解すように、伸ばしたり肩をぐるぐる軽く回したり。
 軽く何か口に入れておこうかと、荷物の中から固形茶葉と携帯食料を取り出し、水とカップを持って暖炉の方へと近づく。
 吊り下げる細い鉄棒に鍋の取っ手を吊り下げ、水を注ぎ湯を沸かしつつ、コップを傍に置いてから、火の前で暖を取る。)

サウロ > (外は日も暮れて、外灯のない山は闇に包まれる。
 窓もない木製のログハウスである山小屋の中は暖炉とラグマットと、壁際にテーブルと椅子。
 備え付けの薪わりの斧と、割られた薪が暖炉の傍らに置かれている。
 そんなシンプルな造りの山小屋の中を見渡し、携帯食料をざく、と咀嚼しながら沸騰した湯に茶葉を溶かし、
 薄布で濾してカップに注ぐ。
 湯気が立つカップをかるく揺らしながら、ずず、と茶を啜る。)

「……ふー…」

(一晩はここに泊まって、明日は天気次第だが、薪を割ってから山を下って。
 そんなことを考えながら暖炉の中へと薪を追加する。爆ぜる音が心地よく響いていた。)

サウロ > (そのまま何事もなく、夜は過ぎていく──。)
ご案内:「九頭龍山脈 山小屋」からサウロさんが去りました。