2023/12/30 のログ
エレン・ローズマリー >  
 平均的な獲物である片手剣を手に、少女が襲い掛かる光景。
 その瞳は殲滅でも愉悦でもなく まるで商品を見るかのような刈り取る瞳。
 先ほどまで盗賊らが浮かべていた瞳と同じ色。

 全滅ではなくいくつかの利を得ようとする姿勢で向かう先
 戦を行う小姓が素早さと渋とさに優れていると述べるように、エレンの体格に対しての刃
 それが届くのは振り切る直前。

 膂力に負け、剣では同格
 エレンが気まぐれに握った剣と剣撃がぶつかり合えば、上段方向に弾かれてしまう賊の両手。
 その空間に対し、剣柄が空に舞う。 一度離れたそれが逆手に握られるや、柄頭で腹部
 みぞおちに対しての突きを打ち込むことで、腹の中で暴れる痛みと痙攣
 動きとれない頭上に、剣の腹を当てることで昏倒させる。


   「んー。」


 剣の具合を見つめてから戦闘を眺めていくエレン
 肩に担ぐ粗末な片手剣 腰に手という姿勢。


   「モブ顔 1点。 可愛らしい顔ね 4点
    ―――吹き出物たっぷりのブ男 10点。」


 エレンは男娼が欲しいわけではない ダイラスで楽しめる品が欲しいだけ。
 ヴィジュアル良き方向で纏めるなど、ライトユーザー向けで満足できるものかと
 あのブ男を捕らえるように述べればその他とまた剣撃 剣撃 合間を縫って
 その両足に仕込まれた片側を抜き取り、一撃 また暴力を放つだろう。


   “  ッッ!!“  “   ッ!!”


 放たれる一撃で、昏倒と額がひしゃげ、ヒラメ顔になって死ぬそれ。
 銃口に息を吹きかけ、クルリと手の内側で回すと畳んだ脚 近寄る踵に再び拳銃を収めた。 
 

ご案内:「山賊街道 バフート~ダイラス間」からエレン・ローズマリーさんが去りました。