2023/12/01 のログ
ご案内:「王都 埠頭」にグァ・ジャミルさんが現れました。
グァ・ジャミル > (王都の南側──。
 セレネルの海を渡り国内の都市を行き来する定期船が停まる埠頭。
 冬の海でも船乗りたちや旅船を待つ者達で活気にあふれている中、端っこの方の木箱に座り、
 冷たい風が吹く中ケープのフードを被って、釣り糸を垂らしている。
 こんなところで何が釣れるのかは分からないが、時折海魚がかかり、近くの桶樽の中に放り込んでいた。
 たまに海藻も引っかかって釣れる。)

「くぁ……はーぁ。もちっと涼しい時にやりゃよかったかな」

(欠伸をこぼしながら、また餌を釣り針に括りつけて、ひゅん、と投げ入れる。
 かかるまでゆらゆらと遠く海を眺めては、他人から見えないよう幻術をかけている尻尾が暇そうにたし、たしと木箱を叩いていた。)

グァ・ジャミル > (のんびりとした釣りを楽しむ午後。
 釣果もそれなりに。食える魚は店に持ち込んで捌いて貰おう。
 焼くか煮るか、鍋にするのもいい。晩飯が楽しみだ。
 ぺろりと唇を舐めて楽しみにしながら、またヒュッと竿を振るのだった──。)

ご案内:「王都 埠頭」からグァ・ジャミルさんが去りました。