2023/11/20 のログ
■ジェイミ・アイニー > >
「大好きだ!殴り合いはそんなに好きじゃないからな~」
『セーレが挑んでくるなら受けますが…。それより楽しい事しましょう』
戦うこと自体はやるならやる、のスタイルだが…あまり積極的というわけではないようだ
また、相手の能力から…普通に交わったりするより、契約を絡めたほうが面白くなりそうだと思った次第だ
「前は時間内ならなんでもできたが、今回は一つだけだ!よおーく考えないとなー」
『ええ…あの時のセーレは…んん。いえ、いいでしょう』
思い出すように笑ってから、用意されたカードを受け取る
何十枚かの札が束になったものだ
「おー、日々遊びは考えてるからなっ、…じゃあ今回は…落とし穴ゲームだ!」
『…内容自体は単純です。このカードには1から10までが記されています。
始まる前に10までの中で1つ数字を決めてカードを3枚引き、その数字が記されたカードを引いてしまったら負け』
「両方が落とし穴を引いたら…落とし穴以外の数字の合計が低い方が負けだ。わかりやすいだろう?」
『ちなみに、カードはそこの者に適当に足したり引いたりしてもらうので、同じものが出る可能性があります』
「落とし穴が被った場合、それは合計に含めない!不利だな!」
『そして、手番が一周するたびに…落とし穴は増やしていきます』
「お互いに三枚全部が落とし穴の場合だけ、全部の合計で決めるぞー」
これもまた、運が絡むゲームである
つまり、8を落とし穴カードに決めた場合に
Aが8,1,2
Bが8,3,5
であればBの方が勝ち、というルールである
どちらも引かなかった場合は、落とし穴を増やしてもう1戦
ただし、カードがランダムに足されたりするため落とし穴カードが被る場合もある。
その場合は、落とし穴カードを含めずに残った数字を合計する
全部が落とし穴カードの場合はその合計で勝負である
「で、セーレは初めてだからな!質問が無ければ先に落とし穴を決めていいぞ」
『決めてくれたら、同意と見て…私たちからカードを引きます』
■セーレ >
「やめてくれ、キミらと戦ってボクが勝てるわけないだろう?」
序列が力の差を如実に表しているんだから、と肩を竦める。
やり合う気も当然、セーレにある筈もない。
「で、落とし穴ゲーム?」
ともあれ、今はゲームの方に意識を向ける。
聞き覚えのあまりないゲーム名に、ふんふんと相槌を打ちながら
まあ、やることはシンプルだし……と呟きつつ とりあえずはルールの確認だ。
なるほど、宣言した数字を当ててしまったら負け。
両者負けた時には他の数字がより低い方が敗北。
効く限りでは、引き分けと言うのは以前と違って起こりにくそうなルールである。
「ふぅん…おっけー、じゃーそれで。それじゃ適当に…7でどうかな?」
■ジェイミ・アイニー > >
「んふふ、どうかな~?」
『私たちもそれほど真正面からは得意ではありませんからね』
双子も、戦って組み敷くよりはこうして遊んだりしてからの方が楽しく思っている
だから怪しげな笑みを浮かべるだけで、ゲームの説明をしてから…
「お、7か~。シンマの数字だな」
『また今日も上の序列を目指しているのでしょうか…。またからかいにいかないといけませんね』
などと、7が選ばれたことに感想を漏らしてから
適当にカードを加えたり引いたりして、シャッフルした魔族からカードを三枚貰い
野外に乱雑に置かれた…酒や淫らな匂いが染みついたテーブルにオープンしてみる [3d10→3+5+9=17]
■ジェイミ・アイニー > >
オープンされたのは3,5,9
見事落とし穴を回避した双子はにんまりと笑って
「ふふーん♪今日、カードはツイてるらしいな~」
『さ、次はセーレですよ。自分が掘った穴に堕ちないように…』
お決まりの文句を言って、ディーラーをしてくれている魔族にお願いして
またカードを加えたり引いたりしてから、相手にもカードを引く様に促そう
■セーレ >
「ボクよりはよっぽど戦いなれてるだろうに…」
そもそも2対1は卑怯じゃないか?と思わなくもないが、それは言わない約束だ。
二人でひとり、そもそも”それも込みで”八位に座っているのだから。
「あの向上心は見習うべきとこあるよね。
まあちと、行きすぎなとこもあるけどさ」
なんてことを言いながら、近くの魔族からカードを貰う。
そのままくるりとオープンすれば… [3D10→1+6+6=13]
■セーレ > 「…と、ひとまずボクの方もセーフ…だね」
ふぅ…とわざとらしく息を吐く。
一発で負け、なんて面白みのない勝敗には成らずには澄んだらしい。
■ジェイミ・アイニー > >
「ヘンなこと言ったら絡め取られるのはそーとーこわいぞー?」
『戦いとはまた別ベクトルですよね、セーレや根っこは』
単純な戦力なら確かにそうだろう
けれど能力の絡め手まで考えると…と思いつつカードを見れば
「ふふふ、セーレも強いなっ、お?…またまた~軽いとはいえ契約出来てうれしいんじゃないかー?」
『くす…。ああ…そうですね、どちらも落とし穴には落ちず…これで今回は1順ですので』
「1個数字を増やすぞっ!……じゃー、何となく頭に浮かんだ、5だ!」
落とし穴が1つ増える
現在は、5,7が落とし穴である
「よーし。いつも面白く話してるサテラの数字だからな、きっと大丈夫だ~」
『ええ。きっと味方してくれるでしょう…』
軽口を言いながら、また同じように魔族からカードを貰って、オープンだ
体を左右に揺らして楽しそうにしている。
やはり一度遊んだ相手と、まだまだ遊べるのは楽しい様子である…
→ [3d10→2+10+10=22]
■ジェイミ・アイニー > >
「今回も回避だ!ふふん、落ちる気がしないな!」
『ええ…今はなんだかむてきな気分です』
ふんす、と胸を張る双子
数字が増えて確率が増えても、引かない時は引かないものだ
「さ、落とし穴は2つに増えたぞ~、セーレは上手に躱せるかなっ」
『ふふ、飛んでいても油断してはいけませんよ』
勝負が決まってしまうのか…、と周りの魔族やディーラー役もどきどきしながら相手の番を見守ろう
■セーレ >
「そんな便利なものでもないんだけどねぇ」
苦笑はしつつも否定もしない。
事実、セーレが十一位という序列に組み込まれているのは、戦力以外に理由があるのだから。
「増えたのは5…と7…おっけーおっけー」
そうして追加の数字を反復しつつ、彼女らの新たなカードに眼をやれば…
「…誰にでも味方しそうなのが、ちとボクには怖いけどねぇ
まあでも、キミらにとっては紛れもなく味方だったみたいだねぇ」
はてさて、自分が振ればどうなるだろうか。
慕われてる相手の数字ではあれども、所詮は運。
縁起を担いでも出るときは出るものだが… [3D10→4+10+10=24]
■セーレ > 受け取ったカードをめくり、小さな笑い声を漏らす。
「そして、ボクにとってもちゃんと味方してくれたみたいだよ」
これでまた勝負は続行だ。
落とし穴をもう一つ…挙げる数字を思案して。
「…それじゃあ1…1といこう」
指を一つ立てて、次の落とし穴を選択する。
■ジェイミ・アイニー > >
無いもの強請り…といより子供らしい強欲さで、便利じゃなくてもそれいいよなー、なんて言いながら雑談をしている
「そうだなぁ、色々駆けまわってるみたいだし、今度肩もみならぬ足揉みでもしてやるか~」
『博愛というのでしょうか。ワルイやつに騙されたりしそうですよね』
例えば自分たちのようないたずらっ子とか、なんて続けてからオープンされたカードを見る
「さっすがサテラ、平等だなっ」
『次は1…。…あの頭くらいある乳を思いっきりばるんばるんさせたいものです』
1を見て思い浮かべるのはここまでの流れから序列1位である
強大な魔力ととんでもない乳を持つ者
悪戯として、左右から思いっきり揺らしてみたら気持ちよさそうだなーと
そんなことを言って、カードを引いていく。1,5,7が落とし穴だが…?
→ [3d10→2+6+10=18]
■ジェイミ・アイニー > >
またも回避すれば、いよいよにんまり顔が深まっていく
「ふふふー、もう3枚に1枚が落とし穴だぞ~」
『周りを囲まれていそうですね。さ、果たしてセーレは脱出できるのでしょうか…』
二人の実況めいた言葉に、周りの種々の魔族もごくり、と息を呑む
お遊びとはいえ、確実に契約は履行されるし…三人ともこの街では有名であるから
酒を飲みながら、周りの視線も熱を強く帯びていく
■セーレ >
持ってない方がいいものだよ、なんて言葉は胸に仕舞う。
まだまだ子供らしい彼女たちに、そんなことを言っても仕方のない事。
何より言ったところで、あまり意味を成さないものだ。
「いいんじゃない? マッサージでもなんでも…好意は断らないでしょ、あの子」
好意からの悪戯をどう受け取るのかはさておいて。
「言い方がまたアレだねぇ…名実ともに1位さまなのに。
……ま、わからないこともないけどもね」
ある種、実に魔族らしい1位の姿を想起しつつ、カードを受け取り、呼吸を止める。
ここまで運は確実に己にも、彼女らにも巡っているが…… [3D10→1+7+9=17]
■セーレ > …捲られた、カードの数字は1。
「あちゃぁ~…今回は、ボクの負けだね」
降参だよ、とでも言わんばかりに両手を上げて、屈託のない笑みを浮かべる。
どうやら今回の命運は、彼女たちを選んだようだった。
■ジェイミ・アイニー > >
おおー、と周囲から歓声も上がる
今回もイカサマなどは仕込んでおらず、純粋に運の勝負であるから
より白熱した勝負となった
「序列が上だからって、絡んじゃいけない理由にはならないだろー?
と、へへへー、アタシたちの勝ちだなっ」
『リベンジは叶いましたね。では今回は…
このまま、この区画の広場まで来てもらって、そこで一つ、命令をしましょうか』
わーわー、と騒ぎ立てる魔族と共に連れ立って歩き出そう
勝負がついた以上、命令権は行使できると判断して
向かうのは主に酔っぱらいたちがぐで、としている広場
テーブルや椅子が乱雑に置かれ、少し殺伐とした憩いの場となっている
「じゃあ、セーレには…先着5名の、ここの住民たちの相手をしてもらおう♪」
『相手、と言っても交わりだけではありません。酒を飲む、話し相手になる…
その他もろもろ…5名とはいえ別の序列が参加すれば、住民のいい刺激になるかと思いまして』
「ああ、ただ一人あたりはそんなに長く時間を取らせないからなっ」
いつもは双子がある程度行っていることばかりだが…飽きたとは言わないとはいえ、刺激はあった方がいいだろう
言ってしまえば願いのかさましにも取れるが、時間を奪いすぎないよう…いい暇つぶしに抑える様に提案する
すぐに、凄い勢いで突っ込んできた5名…雄雌どちらも居り、体格も違うそれらから、欲望のまなざしを天使のような容貌に向けられることになるだろう――
■セーレ >
周囲に歓声に、体のよい見世物にされたな…と苦笑する。
とはいえそれも承知の上での賭け事だ。
「まぁね、それをダメだなんて言ったら、ボクが絡める相手が居なくなる」
そんな冗談を交えつつ、彼女らの命令に耳を澄ませる。
はてさて、無理難題でなければよいのだけれども……と身構えて。
「…5人、まあ無茶でもなんでもない感じならボクとしても大歓迎だね」
とりあえず、彼らが何を求めるのかを聞いてやるかぁ、なんて零しつつ、欲望でにぎわう広場に顔を出す。
はてさて、彼ら彼女らにはこの天使のような悪魔がどのように見えているのだろうか。
どのような欲望を、どのような願いを求めてくるのか。
あぁなんだかんだで、いつもとそんなにやってることが変わらないなぁと自嘲しつつも、
セーレは魔族たちのその欲望に、付き合う事になるのだろう。
ご案内:「魔族の国・欲望の街「ナグアル」【八区画・歓楽街】」からジェイミ・アイニーさんが去りました。
ご案内:「魔族の国・欲望の街「ナグアル」【八区画・歓楽街】」からセーレさんが去りました。