2023/09/12 のログ
ご案内:「アルテリシア大聖堂」にクラリッサさんが現れました。
■クラリッサ > 昼間のアルテリシア大聖堂。
大聖堂の花が咲き乱れる庭で椅子に座りテーブルの上の紅茶を飲む。
「ふう……今日も午前のお務めは終わり、皆さん頑張ってくれて助かります」
苗床たちが午後のお務めに入る中、紅茶を飲んで一息。
分身が苗床の子たちにマンツーマンで相手をしている、自分もそんな分身の1体に過ぎないのだが、急な来客対応担当としてこうやってお茶を飲んでいる。
「さぼっているわけじゃないですよー」
誰に聞かせるものでもない言い訳をしつつゆっくりと紅茶とお菓子を楽しんでいた。
■クラリッサ > 「ん~~」
紅茶を飲んで背伸びをする。
まあこんな魔族の国の辺境、いいかえれば最前線に早々客なんて来ることは無い。
つまるところ暇。
「何もないってことは平和な証拠ですね~」
唐突に誰かが攻めてきたりもしない。
今日は平和な一日何だろう、触手を産むのも捗る。
「もうすぐ終業時刻ですね、馬車の用意でもしますか」
■クラリッサ > 午後5時、苗床の子たちも大聖堂を出て家路につき始める。
「は~い、送迎出しますよ~はいよー触手ー」
運搬用巨大触手を馬代わりにした大型馬車で集落まで送迎し今日の平和な一日が終わった。
ご案内:「アルテリシア大聖堂」からクラリッサさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエリビオさんが現れました。
■エリビオ > 夜になればほんのり肌寒さも覚える気温でも湧き上がる湯煙が夏の暑さを思い出させる。
ぽつんと、混浴の湯の中央に浸かった少年は広々とした露天の湯の上に仰向けになって空を見る。
仰ぐ空には朧月のように湯気掠める明かり。
それが美しく柄にもなく意図したまばたきを繰り返しながらずっと浸かっていた。
いつからこの湯にきたかも覚えてない。少々湯あたりもしてきた。
ベッドに横たわるように草色の湯に寝そべりながら何とも瞬きを繰り返す。
「綺麗だなぁ……」