設定自由部屋です。サイトの世界観に合う範囲で、自由に場所などを設定してお遊びいただけます。
ご自身で考えられた施設や都市、村やダンジョンなどを考えて頂いてももちろん問題ありません。
王国外、つまり外国なども舞台にして構いませんが、あくまでこのサイトのメインの舞台は王国内になります。
あくまで外国等の舞台は副ということでお願いします。
参加者(0):ROM(1)
Time:07:02:45 更新
ご案内:「平民地区 地下酒場」からティータさんが去りました。
■ティータ > 言い寄って来る男たちを追い返し。
何か食べなきゃやってられないわ、ってもういっそ肉とか頼んじゃおう、なんてもう修羅場のよう。食べる方はしっかりお金取られるみたいだけど、飲む方は無料って言われたものね、これで後から高い請求とかしてきたら、それこそ長年のシーフの腕をふるまっちゃうからね!
そんなこんなで、食べたり飲んだりあしらったり、喧々囂々の一夜が過ぎていく――
■ティータ > 「あははは、ちょっと今は酔っちゃって〜。少しここに座ってたいかなって。 吐いちゃったりしても、困るでしょ?」
カウンター席に座っている場合、手出しはダメ、でも声をかけるのは良いらしく。そりゃそうね。
お師匠さま譲りでお酒は結構平気だし、一杯目をわりと一気にグラスから減らしてあるから、それを片手でふらふら持ち上げて沢山飲んじゃった的な事を言いながら、酔っちゃって〜なんて言うのは大嘘なんだけど。いかにもって感じに言い寄ってくる変な男達をあしらうのはちょっと面倒くさい。
せめてもっとこう……紳士的に話してくれるとか、むしろ私みたいにこういう流れになるのは知らなかったとか予想外だったとかで避難してきたとか、そういう普通の感じだったら、ね。
相手が決まったフリしてたらお互い楽かなぁとか、ちょっとは……周りと同じような真似とかしてもいいかなって思うかもだけど。
「あ、ほら、あっちにもっといい感じの子がいるよ? ね?」
舞台横の辺りでたまたま独りの女の人とか見つけて、人身御供ごめん!なんて思いながらぴっと指さしてみる。
そのすぐ周りではやっぱり色々とんでもない光景になってるけど、それ見てちょっともじもじした気分になる――暇も与えてくれないのよね、しつこく食い下がって声かけてこられると!
普通のもっとまとも?……な酒場ならこういう時は店員さんが助けてくれるものだけど、目的がむしろそっちな場所なものだから、自力であしらわなくちゃいけなくて。誰か助けてぇ、なんて言ってみても余計に変なことになりそうで、困るよね……
■ティータ > こんな所に店があったんだ、と思うような。平民地区の隙間を縫うように歩いた先で、一見何もないような塀が並ぶ細い道の途中で客引きに声をかけられて。
知る人ぞ知る地下酒場なんですよ、どうですか、なんて言われたけれど、胡散臭いなぁって思うよね。でも、本日女性は飲み物無料サービスの日なんですよ、って言うから。まぁ、それなら?って入ってみることにしたら。
「あー…… なるほど、こっち系かぁ。そりゃ女性は無料とか言うよねぇ」
たまたま、カウンター席に座っていたらそこはルール上一応は安全地帯ってことになってるみたいで、とりあえず手出しはされていないんだけど。
店の給仕達から、今から特別なお時間です!なんて声がかかって、店の中の灯りが半分くらいに減らされてからと言うもの。ソファーの席とか、少し高くなっているダンス用の舞台とか、何なら適当な通路にまで、そこかしこで――その、うん。卑猥な光景が始まったわけで。
「私ってそんな遊んでる風に見える!? ……いやまぁ、清楚とは言い張れない、かぁ……
怒って出てったりしない所がアレだよねぇ……」
店の外、階段の上で声をかけてきた客引きに、そういう風に見られたのかなってちょっと哀しいけど。
淑女って見た目じゃないよねぇ、とは自覚しちゃうのがなんとも、はぁ。
そもそも嫌なら出ればいいと言うか、実際なんか慌てて出てった娘達もいるし、素直にそうしたらいいんだとは思うけど、ね。
……ちょっとは、こう、傍目で見てるぶんには面白いかなぁって言うか。嫌い……ではない、かなぁってね。
ご案内:「平民地区 地下酒場」にティータさんが現れました。
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」からエレイさんが去りました。
■エレイ > やがてカーテンが開き、客が現れれば男は笑顔で迎え入れ──
■エレイ > ──温泉旅籠内の、主に宿泊客向けに用意されたサービスの一つが、このマッサージ室である。
その施術室はいくつかの個室に分かれており、客は専用のカウンターで受付を済ませた後、各個室で待機しているスタッフと
一対一でマッサージを受けることになる。
なお、客にどのような施術を行うかは、スタッフの判断にすべて委ねる、というあたりはこの旅籠らしいといった所。
ついでに、各個室内には客に安心感を与え、施術への抵抗感を知らず知らずのうちに薄れさせてゆく効果を持った、
ほのかな香りのアロマが炊かれていたりもする。効果がどれほど出るかはその客次第なのだが。
「──さーて、今日もブブイーンと張り切ってやりますか、ねぇッ……と」
その中の一室に腕をグリングリンと回しながらやってきたのは作務衣姿の金髪の男。
知り合いからの依頼という形で臨時のマッサージ師としてやってきている冒険者、という立場は今も変わらないのだが、
もうすっかりここの一員として馴染んでしまっていた。
そんな自分に時折疑問を持たないでもないが、男自身としてもなんやかんやこの仕事は
気に入っているのでまあいいか、とあまり深く考えないことにしたのだった。
「今日はどんなお客が来るかねぇ……」
ともかく、男は施術台の傍のスツールに腰掛け、腕組みしながら客待ちを始める。
出入り口のカーテンが開かれ客が現れるか、あるいは魔導機械の通信機を通して客室への
出張依頼が来るか。
いずれかの訪れが、今日の男の仕事の開始の合図となるのだろう。
もしかしたら、受付を経ずに紛れ込んで来てしまうような珍客が現れる、なんてこともあるかもしれないが。
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」にエレイさんが現れました。
ご案内:「タトゥーアトリエ『ハウオリ』」からマカナさんが去りました。
■マカナ > 程なく朝食用としていた者も食べ終わる。
開いてた本を閉じて、帳面を一冊取り出して、
「……まぁ、予約も特に入ってない、かぁ」
どうしたものかと少し考えた。
腕を組み、少し考えて、最終的には
「ん、ランチついでにちょっと出ていくかなっ!」
結局は出かけるという事に決めたらしい。
その儘住居エリアの方へと消えて、程なく着替えて店を後に。
今日も今日とて楽しい一日が始まりそうだ。
■マカナ > 昼下がりのボーダーゾーン。
そこにある一件のタトゥーアトリエの扉が開く。
「ふぁぁ~~~……もう、昼か?」
大きなあくびと伸び1つ、空を見上げて日の位置を見れば、もう昼か、と漏れる言葉。
道行くこの辺りに住んでいる、いわゆるご近所さん達が挨拶を向けて来るのに気安い挨拶を返してから、店舗の表示を『OPEN』に変えた。
そのあとで店内へと入って行って、とりあえず、お客様に出すアイスハーブティーの準備をしつつ、自分用にもグラス一杯分準備して、デスクへと。
椅子に腰かけて、本を開きながらハーブティを飲み、昨日の夜に朝食用として買ってきていたパンをかじっていた。
ご案内:「タトゥーアトリエ『ハウオリ』」にマカナさんが現れました。
ご案内:「王都平民地区」からホウセンさんが去りました。
■ホウセン > ――所詮は儀式でもない俗信。
何事もなく、雨で煙る街に溶け込んで。