2025/03/27 のログ
ご案内:「平民地区 酒場」にジェナスさんが現れました。
■ジェナス > 平民地区、夜の酒場、目的は……暇つぶしである。
仕事の進みも問題ない、生徒達の授業態度も悪くない、今実験している薬も一度誰かに試せる段階まで来ている。
予定通りに物事が進みすぎて、気分は上場。
酒場のカウンター席の端っこに陣取り、サラミと一緒にキンキンに冷えたエールを頂いてた。
エールは当然ガラス製のジョッキ。
中のエール酒もほどほどの高価な物。
サラミもしっかり熟成されて香辛料がふんだんに使われている。
そのスパイスは自分が調合してこの酒場に売りつけたもの。
錬金術は意外に幅広く応用が利き、こうして少し贅沢するだけのお小遣いも稼げている。
「……一人酒はつまらんな。」
愚痴、仕事以外で他者と積極的に関わりあうのは好まない。
だが酒が入ると偶にそんな気分にもなるのだ。
口寂しさを香辛料のきいたサラミを放り込むことで紛らわせつつ、追加で何か注文しようかとメニューを広げるのだった。
■ジェナス > 濃厚な香辛料の香りがするサラミを咀嚼し飲み込めば、
キンキンに冷えたグラスのエールを追うように喉に流し込む。
身体に悪い、決して良くない、味と感覚があるが止められない。
「…ああ、募集はどうなったんだろうか。
応募が来れば何かしら連絡するという事になってる、が。」
使い魔、とまでは届かないレベルではあるが、学院の庭園・温室にある温室という名目の研究所には連絡用の鴉が一羽、
常に生徒や同僚より連絡が来ていいように、置いている。
もし連絡があれば自分の魔力の痕跡をたどってくるはず、
来ないなら、きっとまだ飲んだくれていいと言う事だろう。
にしても、我ながらこの香辛料のスパイスの調合は最高である。
今度もう少し辛くしたモノを調合して魚でも漬けてみるか。
あるいは……ワインに足せる香辛料でも……。
ひょい、とまた一枚サラミを口にし、咀嚼しながらメニューとにらめっこを続ける。
何かオススメはあるのだろうか。
暫くはお酒と料理に舌鼓を打つが適度にお酒が回ると代金をおいて席を立つ。
目的地は教員寮、今夜はおとなしく酔いを楽しむとした。
ご案内:「平民地区 酒場」からジェナスさんが去りました。