2025/03/19 のログ
ご案内:「古書店」にジェナスさんが現れました。
■ジェナス > 古本屋、目的はとある秘薬のレシピが書かれた本である。
秘薬と書くと希少な薬に聞こえるかもしれないが、そこまでのものではなく、
仕入れるには高価で、入手方法が限られているような薬で、
そのうえ自分で少しばかり手を加えたいので、レシピ本が欲しいのだ。
何軒か本屋を探して歩いた挙句、本日最後はこの古書店。
同僚や友人に錬金術に詳しい人間がいない為、徒歩で探し出した店がここであった。
黴臭く、薄暗い割には書架の多い本屋の店内。
薬草やポーションの類の書架の前で幾つも並ぶ本の背表紙と睨めっこ中である。
時折冒険者っぽい人間の姿が眼鏡越しにチラホラ見えるので、冒険者が本を売りに来る良店だと判断し、
ワンチャンスを狙ってこうして探しているのだが………。
「……簡単に見つかるわけないよな。」
探索は難航している。
かび臭い本屋の匂いは嫌いではないので、早々に退場は考えてはいないが。
■ジェナス > 求めていた本は見当たらないが、読みたかった小説は何冊か。
ひとまずそれだけも購入をすると、ほんのりと肩を落としながら古書店を後にするのであった。
ご案内:「古書店」からジェナスさんが去りました。