2024/08/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にゴットフリートさんが現れました。
■ゴットフリート >
日が落ちても、否、むしろこの時間からが本番だと喧騒渦巻く酒場。
通常のそれよりもかなり広い店内には、幅広い客層が詰め込まれている。
秘密の話や、商談が成立した娼婦と客は二階の個室へ。
まだ交渉中だったり、会話を楽しみたい者達は奥のボックス席へ。
そして、喧騒を愉しみたい者達は大テーブルにて。
今、テーブルを占拠しているのは冒険者の一団と、衛兵の一団だろうか。
どちらも程よく酒が回って、武勇伝に華を咲かせている。
「ところで――仕事を引き受ける冒険者の当てはねェか?
ギルドに通さなくても気にしない奴とかな?」
そんな喧騒の中、酒場の店主に向けて言葉をかけるのは
この場所には些か似付かわしくない格好で
けれども、こういう場所に似付かわしい笑みを浮かべた初老の男だった。
貴族であることを隠しもしない装いで、けれど慣れた仕草で安酒を煽る。
店主も慣れた仕草で「また悪だくみで?」なんて言葉を返し、訳知り顔で、互いに笑みを交わす。
何言ってるんだ?真面目な依頼だよ、なんて笑う声を響かせるのも冗談か本気か。
そんな喧騒の一部になることを許容して。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からゴットフリートさんが去りました。