2024/08/10 のログ
■影時 > 【武器形状判定(5d5):剣/刀 2:短剣/短刀 3:槍 4:弓矢 5:棒/杖】 [5d5→1+1+2+3+5=12]
■影時 > [5d6→1+3+5+5+6=20]
■影時 > 【品質判定(5d6)⇒1・2:良品(普通) 2・4:高級品(業物) 5:最高級品(大業物) 6:マジックアイテム】
(ダイス1、2個目:剣/刀 ダイス3個目:短剣/短刀 ダイス4個目:槍 ダイス5個目:棒/杖)
■影時 > 「後学のために、それとなく聞けたら教えてくれ。急ぐことでもねぇから無理にとは言わんがね。
酒も色々なら呑めるかどうかもまた、色々なんだよなぁ。
そうそう、今教えンのも早いが、その認識で先ずは間違いないわな。杯を重ねて大丈夫かどうかが、重要だ。
生薬を漬け込んだ上に甘さを加えてる、となると……嗚呼、呑み過ぎると確かに運動しないとちとまずいか」
忍務に従事している時期に、正月も年始もあったものではない。
平時以外で色々と区切りを覚えやすいのは雇用主に呼ばれ、儀式や行事に参列したときだった。
学生の時分での飲酒沙汰云々については、下手に大人が訊くより、同年代で聞く方が一番角が立たずに済むだろうか。
その為の導入的に、甘い酒を一口、二口程度嗜んでみるのもアリか?
そんなことも思う。 経験なくして体験談とは成らないのだから。
ただ、糖度が高い酒は必然的に、菓子類と同じ位にエネルギーを秘めている。運動は、欠かさないようにしよう。
「確かに。と言うか、呼べば寧ろ帰り道が楽しくなったりして、な。
長居する場所ではなくとも、下山についてはもう焦る場所でも状況でもあるまいよ。
――ああ、よく頑張った。
程度含めてどんなものであれ、襲われなきゃ人に向けない方が良いのが武器って奴だ。
魔術的まで考えると、まだまだ先がありそうだが、ね。ともあれ、想定される使い方に一番近いことが出来た、とは思うぞ」
空に向かって名を告げれば、ぴょいっと飛んでくるのではないか。己が弟子はつくづくその印象が強い。
さて、少女のものとして自他ともに認め得る魔槌をきちんと使えたかどうか? その点については満点を上げたい。花丸、という奴だ。
緊張と同時に高揚を抱くような様子を傍に寄りつつ、頭をぽん、と撫でるように右手を伸ばしてみよう。
最終的に帰宅し、自室のベットに寝転がればまた違った感情も生じる――かもしれない。
そうした反芻、反動を最終的に噛み締めるのもまた、経験だ。人間、だれしも遣ってみなければ分からない。
「まぁな。今後寄ってくる、棲み付いてくる類については、後続の奴らに任せるさ。
取り敢えず、今の俺達としては、予めの取り決めのもとに取り分を取っておく。そう割り切っておくだけでいい。
……何か悪しきやら残滓やら、気になるところがあれば、上手く遣ってくれるだろう、よ。誰かが」
成る程、と。ひよっこでも心得のあるものの見識、見解については頷ける。
遺構の有無にかかわらず、寝床やら風除けを求める動物や魔物の類は、いずれこの場所に寄り付いてくるだろう。
その際、不死者の残滓が払われたことで、危険度が増す要因が除かれたという意味だけで、今回の仕事は十分すぎる。
遺構の保全が保たれるかどうかは分からないが、竜の寝床たる玄室については、自分たちが去れば自ずと閉じられるだろう。
後のことは、後に遣ってくる人間と依頼者等の判断に任せる。そう割り切る。
「とは言え、託す――……にしても、俺としてはフィリ以外に任せる当てがなくてな。
故に心配ご無用、だ。その辺り考えたうえで報告書をあげておくとも。
本も本で、気軽に報告して提出すると、なーんか、な。面倒が生じそうなのが厄介だからなァ……」
竜は分泌物含め、その悉く、全身に価値が付きかねない生物である。宝飾品的になるものなら、どうなることか。
考えたくもない。金銭が思考を鈍らせるなどとは言わないが、雇い主の機微を考慮すれば、報告は十分に吟味もする。
同時に魔導書については、今回の用法、事例を考えると、単純な金銭面以上に面倒が過ぎる。
他者に変身できる、程度と次第によっては成り代われる程の代物。
余白部分に書き込み、術を追加などの拡張性すら、十二分に発展などの余地を残すそれは、長じれば大魔導書にもなりかねない。
そんな代物二つを別に分けて、残るものはつくづく雑多だ。
木材を作ったものは朽ちているものもあるが、然るべきものに持ち込むと、資料的な価値があるだろう。
種子類に至っては、若しかすれば原種的なものだって混じる可能性もある。研究者狙いで売りに出す意義は大きい。
古銭も含む貨幣類とは別に、目を引くのは。
「……なンかどえらい位に、いいもの揃ってるな。英雄英傑と呼べそうなものもいた、のか……?」
武具類であった。別にある箱の中身は後で確かめるとして、五本の得物が目を引く。
拭えばすぐに鋭利な輝きを放つ長剣と曲刀。長剣はまあまあ普通だが、曲刀は良さそうな色艶がある。
次に短剣と槍。こちらは魔法の類はかかっていないにしては、凄みすら感じさせる風情がある。その在り方、屠龍の太刀にも近い。
そして、残るは杖。曰くありげな古びた杖に、赤い魔石を杖頭に据えたそれは、魔法の物品に相違あるまい。
■フィリ > 【継続いたします】
ご案内:「山窟寺院跡」からフィリさんが去りました。
■影時 > いえいえ、こちらこそで!
ではではまた来週いつもの21時からで。
ご案内:「山窟寺院跡」から影時さんが去りました。