2024/08/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区【眠らせ屋】」にミタマさんが現れました。
■ミタマ > 先日、海竜の捕獲に希少魔物の捕獲。
―――様々な大型任務をやり遂げたことで手に入れた報酬のお陰で、此処一ヶ月ぐらい、依頼を受けなくてものんびり過ごせる程の報酬を得ることが出来た。
ので。
自分の趣味で行っているお店を数日ぶりに開店。
―――とはいえ、既に深夜に差し掛かる頃。夜更けの平民地区を歩く影は少なく。扉に備え付けた窓に見える影が、立ち止まる事は少なく。
「流石にこの時刻となると、既に皆様お休み中―――というところでしょうかねえ。
とはいえ、それは、それで。皆様に安眠がやって来ているわけですからー……。
……はふ。奮発して新調した枕。これはなかなかよく……。」
カウンターに腰掛けながら独り言。
なお、その独り言を告げる少女は、逆Uの字を描くふわふわとした枕に顔を埋め、耳をぴこぴこと揺らしながらのんびり中。
このような形状の理由はうつ伏せ。かつ、枕に顔を埋めた状態でも呼吸しやすいように設計されているため。
おかげで頬周りや額。顎は優しく包まれ、適度な心地よさを憶えつつ、呼吸は阻まれずにのんびりできるというもの。
―――何も知らない人から見たら、狐娘が枕に長時間突っ伏して動かない……という、なかなかひどい光景になっているのですが、
―――それは気にしないことにして。
お客様の来訪を待ってみるわけでして。
■ミタマ > 「―――はっ。
……いけない、いけない。この時間になると蒸し暑さが抜けてくるので、ついついぼうっとしちゃいますね~……。ふぁう。」
―――そのまま、数十分。
思いっきり爆睡しかけていた顔を持ち上げれば、くしくし。と顔を擦り。
幸い、今宵は人の気配は消えた模様。少しの寂しさはあるが、致し方なし。
「はふ。……今宵はそろそろ、店じまいとしましょうか。
またお外で少し、客寄せなどもしてみても良いかもですねぇ。……先日は良い刻を過ごせましたし。
……とはいえ、外に出たら出たで、時折ギルドの方に声を掛けられるんですけど――まぁ、その時は、その時ですかっ。」
そのまま、ぴょんっと。
カウンター裏の椅子から飛び降り、クッション代わりにしていたせいで少しぺたんとした尻尾を揺らしながら玄関へ。
窓の外に「OPEN」と言う文字が見えるように配置した板をくるり。――「CLOSED」へ。
そうすれば、向かう先は「施術室」と書かれた自室兼お客様用の寝具が置かれた部屋。
今日はのびのび一人で、ゆっくりとおやすみすることにしましょう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区【眠らせ屋】」からミタマさんが去りました。