2024/07/07 のログ
ご案内:「王都の路地裏」にサフィルさんが現れました。
■サフィル > 酷く汗を掻くほどの暑気の中、涼を求めるように路地裏を歩む長身の女。
深く着込んだ導士装束の中には術師御用達の涼を得る護符で快適そのもの。
「どうせ汗を掻くならぁ……、暑さよりもぉ……、燃え上がるほうがぁ……、いいですよねぇ……♪」
路地裏に結界の要をいくつか置きながら、わずかに周囲の”相”をずらす。
路地裏の影から何かが蠢く粘ついた音が響き、淫気が立ち込めていく。
暑さから逃れるように紛れ込んだ者を相手に行きずりの逢瀬を楽しむ。
相手が男なら奉仕して貪り合うのもいいだろう。
相手が女ならこちらが半陰陽となって交わるのも良し、共に触手に犯されて溺れるも良し。
「魔族相手ならぁ……♪」
王都に紛れ込んだ我が物顔の魔王や魔族であれば趣味と実益を兼ねて責め苦を与えるのもいいだろう。
合わせ目を外し、肌をまろび出させた女の装束から涼やかな冷気が漏れる。
隔離された領域に、何者かが迷い込むのを待ち構えて。
ご案内:「王都の路地裏」にアキアスさんが現れました。
■アキアス > うだるような暑さの中、冴えない表情の男がゆっくり歩く。
偶さかうまく稼げた翌日は、たいてい深酒をしてこの調子。
幸い多少休んだとて暮らせる懐具合であるからこそではあるが。
この暑さでは今から冒険者ギルドで依頼を漁る気にもならず、
かといって今から酒に走っていては流石に散財が過ぎるかと、結局目的もなくふらふら歩いて。
せめて日差しは避けようと路地裏を歩いていれば、長身の女が目に入る。
魔術を使う者がよく纏うような恰好で、仕立ては上等に見えて。
ふと、自分が歩いていたのはこんな路地だったか――
そう思うも酔いの抜けきらない自分の頭では結局、気のせいと落ち着きながら。
「よう、お嬢ちゃん。暑ちぃのは解るがこんなとこでそんな恰好だと、攫われちまうぞ」
彼女が攫う側としてそこにいるとはつゆ知らず、
衣服の合わせ目から白い肌を露出させた格好をからかうように声をかける。
目の覚めるような良い女だと、自然その肌にと視線を吸い寄せられ。
へらりと口端引き上げて笑う表情は彼女からはどう見えるものか。
■サフィル > 王都の平均的な女性より長身な女。
その装束から覗く裸身は身の丈に見合うだけの豊かな肉の塊、むちりとした太もも。
それがどこか熱に浮かされたような笑みを浮かべて相対する。
……だが、少しだけ眉をひそめてもいる。
気配がする、魔族の気配。淫魔だろうか。
出て来るならいっそ面白い気もするが、だが、同時に目の前の男が淫魔に操られている感じはない。
なんというか、気に入られているのだろうか?
だとすれば、大当たりの部類だ。
「あらぁ……♡ 攫うんですかぁ……♡ 怖いですねぇ……♡
攫われているのは女性ばかりとは限りませんよぉ……♡」
更に装束の合わせ目をはだけ、尖った胸の頂を露わにしながら舌なめずりをすると共に、
周囲の風景が鋭敏な情景に変貌していく。
固有の領域。ずれた相の中に魔力が満ち、結界を構築しながら、
ゆったりと歩み寄ってくる。
「随分と呑まれてるんですねぇ……♡ だったらぁ……♡
こちらにも血が巡っていますかねぇ……♡」
そう言いながら、ズボン越しに股間へ指を這わせて誘いをかけて。
■アキアス > 余裕がある造りの衣服でも解る、肉感的な身体。
垣間見える身体の肉付きは見るだけで欲を催す様なもの。
長身は、それ以上に背丈のあるアキアスからすればさほど気にならず。
むしろ抱き心地が良さそうだと、どうしても視線を彼女の身体へと這わせてしまう。
わずかに顰められた眉は、この国で、この王都で路地裏で巨躯の男に声をかけられればそうなるだろう、という程度の印象。
まさか自分に憑いた淫魔の気配を探られているとは思わず。
彼女が探ろうとするのなら、隠す気の無い男と隠れる気の無い淫魔の関係性はすぐ悟れるだろう。
共生、利用のし合い。ただ身体の主導権が男なのもあり、
彼女が優れた術師なら両手を上げて降参、としている淫魔の姿すら幻視できるかもしれず。
「そりゃ、男のほうが使い潰すには便利でもあるしなぁ……っと、ぉ。
随分積極的だなぁ……♡ 酔いも醒めそうだ」
男を前にして更に露出する胸元。赤い先端すらちらりと覗き。
同じく赤い舌を見せながら、むしろ彼女の方から身体を寄せ、男の下肢にと指が触れる。
王都に紛れ込んだ淫魔の類か、というのは、自身に憑いた淫魔が否定していて。
ならば、淫乱が過ぎての男漁りの類か。
魔術師が男の精液がなにかの術か、材料にでも必要なのかと想像するも、
理由如何より、欲を擡げる雄の証を撫でる手つきと。
魅惑的な雌の誘うような視線や匂いに惹かれ、彼女の腰元に腕を伸ばしてゆき。
■アキアス > 【お部屋移動いたします】
ご案内:「王都の路地裏」からアキアスさんが去りました。
ご案内:「王都の路地裏」からサフィルさんが去りました。