2024/03/29 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院内 プール」にウェンズデー・スチュワートさんが現れました。
■ウェンズデー・スチュワート >
放課後のプールサイド
部活動の他、自由に水着を着て泳いでいるグループも見える規模。
平民ではなく好きに動ける貴族子らの行動の中、長い髪を放りだしたまま泳ぐウェンズデー。
冷たい水ではなく、水質水温を管理している事で自由度が上がった水の中。
長い橙色がふわりと左右に水の中で広がりながらの背泳ぎ。
両足を緩やかに動かしながら、機能美が中心なスポーティな水着でプールの中を泳ぐ。
両瞼は閉じたまま、魚が尾鰭で泳ぐような速度のまま。
橙色の長い髪がその動くをより、そう見えるように表現するように左右にゆらり、ゆらりと揺れる。
耳に聞こえる小さくはしゃいだ声。
速度を高めようと水を叩く音が近くで聞こえる。
瞼を開けて横目に顔を向けると、水面色を白く変える澪が見えた。
―――春前でも使用できるやや温まるプールの中、私は居心地よさげに笑みを浮かべる。
―――ずっと泳いでいたい気持ちながら、端にたどり着くまでそろそろか。
■ウェンズデー・スチュワート >
端にたどり着くのが天井の景色でそろそろとわかる。
息を止め、速度を上げると水のなかで後転。
壁に触れる両足を感じると、脹脛の力んだ膨らみと共に壁を蹴り上げながら水面へと飛び上がった。
広がる髪が尾を広げ、水中へと再び消えると始まる速度。
左右の水を掻き分け、水面ではなく水のなかで速さを増していく。
壁際へと手を付けるころには、あの微睡のような背泳ぎ状態だった時間とは違う
刹那的な向こう岸までいく泳力に浸りながら、そのまま梯子ではなく岸に手を付けバシャリと上がった。
水を吸った髪が重たく感じたのは一瞬。
すぐに水が払われながら、ベンチのほうへと消えていく。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院内 プール」からウェンズデー・スチュワートさんが去りました。