2023/11/12 のログ
ご案内:「夢現の領域」にタマモさんが現れました。
タマモ > 夢現の領域、そう己が呼ぶ領域の中。
今は何もない、真っ暗な空間に、少女は佇む。

それは、招かれた者が、その場所を決めるから。
その者の、強く意識する場所が、現実のように広がるからだ。
…まぁ、そんな場所が浮かばぬ場合、この領域は真っ暗なまま。
その時は、少女の好きに、この領域の場所は決まるのだ。

「ふむ…まぁ、いつもの事だが…」

遠く広がる闇の中、それをのんびりと見詰めながら。
ぽつりと、少女は呟く。
この領域、心の中の淫質がまっさらか、深く抱く者が招かれる。
後は、あれだ…波長の合う相手、だろうか?
その辺り、領域を作り上げた本人さえ、細かくは理解していないのだから、何とも言い難い。

ともあれ、呟きの通り、いつもの通りだ。
招かれる者が現れるか、現れないか、己はただ、それを待つだけの状態である。