2023/10/19 のログ
ご案内:「王都近郊の廃遺跡」にハシュレイドさんが現れました。
ハシュレイド > 【待ち合わせ待機】
ご案内:「王都近郊の廃遺跡」に劉若汐さんが現れました。
ハシュレイド > 王都近郊の廃遺跡、探索されつくし来る人もいないその奥。
少し大きめの部屋の中、薄暗い部屋の四隅に生活魔法の『ライト』がかかり部屋を照らしている。
部屋の中に家具などは無く、其の部屋の真ん中に召喚陣を描いて、この遺跡に隠れ住んでいる少年が新しい召喚術を試していた時。
失敗ならなにも起きない召喚陣が明滅し、少ししてばふっと大量の煙を吐きだしていく。

「げほっ、これ…あれか、新しいの試してるときは初めてだな。
ごめん、けむりのなか、だれかいますか?」

煙を浴びながら、後方に数歩下がって何処か達観した様子で声を掛ける。
少年の召喚術は直接戦闘力が無く、小型で群れるモノしか召喚できないという物で。
それはそれで使い道はあるのだが、家では馬鹿にされ続けて家を出てきたという経緯があったりするのだ。
家を出るきっかけになったある出来事以降、ごく稀に召喚でこういった事が起こるようんなっていた。
ちなみに、声掛けが一寸丁寧なのは事故の時やばい相手が呼ばれる事もあるからで。

劉若汐 > どこに呼びだされたものか。
つい先程までとある都市のとある建設現場で施工をしていた
とある狐耳の幼女は煙立ち込める魔法陣のど真ん中にぺたんと尻もちをついたままとても戸惑っていた。

「いますよう。どこここ。
 わたちをよびだしたそんざいはどこのだれでしゅか」

そして喋り足らずなので語尾の最後らへんは噛んだ模様。
言葉にならない声がもにょもにょ漏れる。煙が晴れてきたころには
もさもさふわふわの狐耳が揺れるのが見え 煙が晴れた頃にはよいせと立ち上がる采配を持った幼女が対峙する そんな感じ。

ハシュレイド > 聞こえてきた声の幼さと、舌足らずな様子。
そして煙が晴れて見えた、狐耳をもった幼女がいる事に二度驚いて。

「ごめん、えと…召喚術の事故で呼んじゃったんだけど。
あっと、俺はハシュレイドっていうんだ、此処は…秘密の場所、かな」

纏っていたローブの裾をパンパンと叩きながら頭を下げて。
場所に関しては幼女が信用できるか、というかどこから来たか分からないので少しごまかす様に告げて。

「…あーっと、その此処に来る前何処にいたか覚えてるか?」

相手が外見幼女だったからか、言葉使いから丁寧さは無くなり。
代わりに、罪悪感からか心配しているような響きで尋ねながら近づいて、しゃがみこんで視線を合わせる。

劉若汐 > 外見年齢10歳。ミレー族にも見える幼女であった。
ミレー族とは別の種族であるけど魔力の保有量で測れるのならば高いのが見えるかもしれない。
見た目は幼女 保有量は化け物。狐耳は辺りを警戒する様に立ってるし尻尾は変わらずふわふわだった。

「またか。よもやわたちを呼べる者がいようとはおもえなかちゃた。
 わたちは リィゥ・ルォシー。天狐という種族 ヒミツなのか。」

彼の礼儀作法はきちんとしているらしいのが見えた。
マグメール王都付近は結界の関係上 魔族やそれに関連する者たちの力が出にくいとされる。
何かしら力を持つ者たちの力も弱まるときくのでこう意識を持って握り拳を作り
魔力をそこに集めて放出する様にふわーと発散させるように確かめた。
ここは おうとこうがいのどこかではないかね?と思った幼女だった。

「魔族の国 城壁都市なぐある 第八区画の宮殿がた賭場の工事現場」

発音も徐々にしっかりになってきた。 ところどころ舌足らずは治らないらしい。
采配を持っていたがそれは手に持ったまま。

ハシュレイド > ぱっと見では一瞬ミレーかと思ったのだが。
ただミレーにしても魔力保有量が高く、幾度かあった魔王にも近いかもしれないと。

「あー…それなんだけど、多分俺の覚えてる術の副作用のせいかも。
りぃぅ、るぉしー?…てんこって天の狐、の天狐?
どおりで、見た目と気配と魔力量があってない、はずだ」

名前を聞いて呟き、口の中で繰り返し。
天狐に関しては、学院の図書館でちらっと見ただけだが上位種族であったはずで。
暫し首をひねり悩んだ後で。

「ごめん、いきなり呼び出しちゃって、あとその名前俺だと発音難しいから何か呼んでいい呼び方あるかな?
…で、もって、魔族領からかぁ、送還術組むのに時間かかりそうだなぁ、送っていくには遠いし。
とりあえず、ここじゃなんだし場所を変えたいけど良いかな、りぃう?、さんとか様とかつけた方がいい?」

魔族の国にいたと聞いて頬をかきながら、苦笑を浮かべる。
そんな状況のなか、幼女が魔力を込めている事に気づき一瞬身構えるが、それを使う様子がないので安心して。
場所を変えたいといいながら、名前を呼ぶがどこか発音がぎこちなく。
其の後で幼女とはいえ、相手が上位種であれば、敬称がいるかを本人に尋ねて。

劉若汐 > 魔王とは違うのは魔族ではないので
魔族でないのが魔王になれるのかと思った事はある。
外見に中身が影響されるので夜更かしが全くできないのがあるけど。

「そか。それはちかたない。きつねのぶんるいは大体、
 野狐 100ねんたって仙狐、1000ねんいきて神格を得たら天狐
 3000ねんこえたらしっぽがなくなって空狐。妖狐は別かにゃ?
 まぁ 外見に中身が影響されちゃうからちかたない」

天狐から上は空狐が上だったり違ったりする。文献によって違うので一概にこうだというのが言えない。
他に白狐 金狐 銀狐 黒狐というのがいるらしいので
今の外見で何と確定するのなら黒狐が当てはまりそう。

「そりはこまつた。
 リウ か ルオ がいいかなあ。
 あ、龍脈?辿って戻るからいいよだいじょうび。
 あ、ごめんね ここが王都郊外なのが分かっただけ。
 ばしょ いいよいどうしよう。さんとか様とか?いらにゃい」

建築依頼と賃金がもらえたらどこにでも行く。
魔族の国やタナ―ル砦とか王城とか王都とか帝国とか。
現場が待っているとばかりに働く幼女 暇は嫌いで何かしら仕事してる。
場所を変えるのならばどこに行くの?と上目づかいで見上げただけ。
幼女だけど敬称はいらないとだけ答えたという。呼び捨ても歓迎とばかりに。

ハシュレイド > 「ん、そう言って貰えると助かるよ。
…狐ってそこまで色々変わるのか、そこまでは知らなかった。
ん…てことは千年以上生きて神格得てる、のか」

ざっと言われた事に感心しながら。
その中にあった千年生きてというくだりに、幼女を皆が驚いて。
其の後の外見でという言葉になるほどと頷く、黒髪、狐耳、尻尾の幼女、保有魔力は高いが威厳や威圧は感じない。
敵対してないからかは分からないが、とりあえず今は良いかと内心で思いつつ。

「それじゃ、ルオが言いやすいかな、うん、よろしくなルオ。
龍脈…魔脈とかに似た感じか、それをたどってって事は移動術が使えるのかうらやましい。
そんじゃ、こっちに来てくれるか、此処は召喚術の契約とか実験用の部屋だから」

『ライト』を小型のカンテラの中に移動させ、其れで照らしながら遺跡の通路を歩く。
いくつかの曲がり角を迷うことなく移動して、たどり着いたのは遺跡内にあるにしてはしっかりした調理場。

「一寸燻してる間に、新しい召喚獣の試験にいってたんだ。
で、ああなったんだけど…そっち座ってくれるかルオ。
えーと、とりあえずベリーのジュースだけど、どうぞ」

調理場の一角にある小さな机と椅子、其処を示して。
コンロの上に置かれていた箱?のようなものの中から、スモークした肉を取り出して、葉っぱに包んで休ませつつ。
休ませた肉を置いた場所には他にも幾つか休ませている肉があるらしい。
それからコップとジュースが入ってる様子のポットを取り出して、コップにジュースを注いで、ルオの前に差し出して。

劉若汐 > 「野狐から試練に打ち勝ったら仙狐になるんだよ。
 あとは本人の修業次第で神格得て進むだけ。
 悪落ちしたら妖狐になるんだよ。時々いい妖狐もいるけど。
 あとはわたち 生まれが野生だったから威厳とか威圧とかない方」

生まれは帝国方面のとある島国の森の中。本物の野生の狐だった。
色々と経過を端折るが天狐か黒狐と呼ばれる善狐の一種にまで上り詰めた努力はヤバい。
見た目で油断すると危険な部類だが特に何をするわけもない。

「いいよ。しゅぞくによってもちがつたか。
 まぁそんな感じ。大体一度行ったらいけるよ 時々失敗するけど
 実験 何の実験していたん?召喚の契約?? 召喚の実験なん?」

灯が灯されるので その灯を頼りに彼についていく。
尻尾がゆらゆら揺れており気分は落ち着いているらしいのが見て取れる。
あとここ なんかの地下なのか遺跡なのかと見た限りの遺跡感がある。

「燻す。召喚獣の試験。でわたちがじこったお。
 よいしょよいしょ こう。 ありがと」

椅子を示されればそこに座った。きちりと脚を揃えて所作はようじょのそれではなかった。
ベリー色のコップを受け取れば何となく匂いを嗅いでから一口飲む。

「はしゅれいど これはおいちい ここにすんでいるん??」

王都郊外のどっかの遺跡(地下?いやどこかわからん)。実験部屋と調理場。
これで寝室なんぞあれば はしゅれいどはここに住んでいるのかと番匠なりに家たてるか?と声をかけたかもしれない。

ハシュレイド > 「そういう話を聞けるのは、俺として勉強になるなぁ。
というか此処の近くにも狐とかでるけど、その狐も長く生きると進化、変化するのかな。
まぁ、狐なんかは食べないから狩りの対象ではないけど、もしそうなら恨まれたら怖いんだけど。
あー、そうなのか…というか野生から天狐って聞いてる限り凄いんじゃないか?」

話を聞いている限り、野生の狐が天狐になるというのは、随分な事に思える。
ルオが嘘を言っている様子は無いし、嘘を言う意味もないので。
ある意味自分には雑学にちかいが、そういう話を聞けることも嬉しそうにして。

「きちんと発音できれば、ちゃんとした名前の方が良いんだろうけど。
失敗さうる可能性もあるのか、でもそれは便利だなぁ、召喚送還も似た感じなのかな、おれは魔脈に沿って呼んでるって習ったけど。
新しい召喚獣と契約するのに、呼べるかどうか、かな…俺って結構特殊な素養してるみたいで」

失敗する可能性はあっても遠距離移動できるのは便利だと頷き。
召喚送還も似た感じなのかな言って、でも自分を送還はできないしなぁ苦笑し。

「そういう感じかな、燻す方は何度もしてて時間とか判ってるし、あれが見てるから。
何かあれば気づけるし、急いで戻ればなんとかなるし。
どういたしまして」

自分も椅子へ腰を下ろし。
ジュースの入ったコップから一口飲んで、ふぅと息を吐いて。

「ここら辺で結構ベリー採れるから自分で作ってるんだ。
そうなるかな、色々あって見つけたここに住んでるよ、遺跡の部屋を色々と改装してね。
屋台も出してたりするんで、燻してた肉とかジュースとかは売り物の準備だね」

美味しいと言われれば、嬉しそうに説明し。
問いかけには、そうだと答えて、寝室も何なら風呂もあったりするのだ。
温泉だったりするので、色々便利だったりしている。

劉若汐 > 「勉強した限りの知識だから正しいのかどうかは分からないけど
 大体あっていれば良くない?でいるの。
 んー本人?本狐のやる気次第なのと魔力持ちか知能を持っているかの違いがあると変化しやすいかな。
 確率で言うとかなり稀有だよ、いっぱいあつめてその中の一匹がなるかならないか、かな」

野生の狐から天狐に成り上がり人生ならぬ狐生をした本人が言うのもなんだけど
かなり修行と努力をしましたまる、で終わる。元からの才能とかを元にではなかったので並大抵の努力ではない。
嘘はつける性格ではないし嘘を言うのであれば言わない。

「文字で書くと こう(地面に指でなぞり【劉 若汐】と)。
 龍脈とかいうのは帝国の方面の人たちが良く言うかな。
 あとは帝国方面の島国出身者がいうかも。魔力じゃないんだ確か。
 きちんとした感じに言えなくてごめん。で、。
 特殊な素養。それは諦めないで育てた方がいいと思うようん。」

一瞬だしねえ、遠距離移動の術。
現在 何処でも行けているけど 今は王都、魔族の国位しか行ってない。

「べりーじゃむはおいしいから つくれたらつくったらどうかな。
 すんでいるのかーそか。遺跡って住むにゃ不便ない?? 
 屋台。干肉とジュース。あり得る組合せ。」

遺跡って住むのに苦労しないのか。主に水問題で。
幼女一応番匠だから 家作れと言われたら作れる腕はある。
遺跡に住んでいると聞いてちょっと心配になる。遺跡内の内装だけでも弄れば或いは。

ハシュレイド > 「いや、実際にルオが天狐になってるんだし、それで十分だと思うぞ。
ある意味で特殊な進化とかに近いって事かな。
まぁ、そもそも野生の狐を集めて態々勉強させたりはしないだろうしなぁ。
そう考えるとルオは、稀な素質を持って頑張ったんだな」

ルオ自身が実際に天狐になったうえでの話なら十分だろうと。
野生種からある意味で成り上がったというなら、運も努力も凄いんだなと頷いて。

「んー…帝国とかあっちの方の字、だよな、あんま読めないけど。
あー、道士とかそういう人が龍脈がって言ってた気がする、帝国からきた冒険者だったかな。
ん-、まぁ凄い力の流れ、って感じだよな、多分。
まぁ、戦闘力にはならないけど、偵察とかには便利かな…群れ召還してその群れの主と感覚共有できるし」

移動術も興味深いが、召喚術師としては力の流れも興味はあって。
ちなみに、先ほど見ているといったのは調理場の天井隅にいる小型の蝙蝠。
感覚共有は痛みなどの不利な点もあるが、どこにいてもおかしくないような虫等なら偵察などには便利で。

「ジャムも色々作ってるぞ、保存も効くし、サンドイッチにも使いやすいから。
結構不便だけど、宿代とか掛からないし…とはいえ、整えるのも俺じゃ限界があるしね。
うん、パンとか買ってサンドイッチにしたりして屋台で出してる、あとかうのはお酒かな、食肉用に育てられた豚なんかも狩りの結果次第で買うけど」

生活魔法で最低限必要な水は出しているのだが、確かに不便で。
一応は地精霊との契約者なので遺跡の壁を削ったりして、少しは整備している。
とはいえ、寝室といっている部屋は簀の子のような板のい上に毛布が数枚とか、そんな状況なのだが。

劉若汐 > 「そうかな。たまたまなれたんだよ 
 特殊な進化っていうとたしかね、肉体を捨てて精神体になると進化は終わるって聞いた事がある。
 野生の狐は気性あらいからね、どうにもならない。」

あとは多分多分だけど 自我の有無がまず進化するかどうかの試練だったのかも。
野性味から試練を受けるには人の言葉を喋れなくても聞いて理解する所かだったから。

「そう。帝国とかの文字ってこんなのが多いよ。
 読めるけど会話は無理かな。筆談ならまだいけるかもしれない。
 そうそんな感じ。その辺は極めなかったなぁ わたちが極めてしまったのは土木建設系の土魔法だったから。」

職業が番匠(大工)。この姿だと刀は触れないから采配でぶん回したり魔法也でぶつけていく。
生産職なので職業軍人とか冒険者には負ける。召喚術も極めていないから何が呼べるかわからない。

蝙蝠についてはやっと今気づいた位。
嫌がりはしなかったがへえという位で。

「どのくらいの大きさかによるけど外装、見た目弄らなくて
 内装だけ暮らしやすく整えて魔改造とか出来る術はあるよ。
 わたち 一応 番匠だから 家から要塞まで一瞬で作れるよ。
 さっき事故ってここに呼ばれるまで大きめの宮殿作っていたし。
 お酒は飲めないなあ。狩りもするんだ?? 意外」

生活魔法抜きにすると苦労するのは井戸掘りと下水の処理。
彼のもつ術が分からないので何となく見ている限りで思うのはもうちょっと整備をすればいいなと思う個所がある。
王都のどこかの貴族街の内装並みにすれば衛生面で整うのではと思う位。

ハシュレイド > 「偶々でも十分凄いと思うけど。
…精神体、ってそこまで行くと想像もできないな、魔族とかも精神体の魔王とかいるって聞いたけど。
あー、野生の狐って確かに気性荒いかも、あと結構頭も良い気がする」

偶然とはいえその道意をつかみ取ったと言う事で凄いと感心を。
野生の狐はこちらが仕掛けた罠をダメにするときもあるから、と苦笑して。

「たしか、この字自体に意味があるんだよな、俺は判らないけど。
幾つか有名な言葉位は判るけど、『太陽』とか『月』くらいは、前に道士の人が教えてくれた。
そっか、やっぱ専門家じゃないと分からない部分多いよね…土木関係の土魔法かぁ、仕事には困らなさそうだな」

帝国の文字は意味があるからこそ、スクロールより小さいのに同じくらい効果がある符が作れると聞いたことがあると。
土木関係なら、どこかしらで仕事もあるだろうしと微笑んで。

遺跡内に蝙蝠が多くいて、その蝙蝠の間での情報が伝わってくるので監視もできて。
便利故、結構こういった召喚術を使う事が多い。

「んー…魔改造か、それってお願いするとお金とかかかる?
……番匠て、さっき言ってた土木関係の仕事であってるかな。
宮殿ねぇ、俺には縁がないから想像もできないな。
俺もほぼのまないなぁ、薄くしたワインとかなら飲めるけど…まぁ、罠猟だけどね、召喚獣の中に囮にできるのもいるし」

水源や排水の問題は色々と大変ではあるのは事実。
地精霊に関しては使えるが、それを利用して部屋を整備するなどは知識が足らず。
お金がかかるか聞くという事は、その値段など次第ではお願いしたそうに、碧眼で赤い瞳を見つめる。

劉若汐 > 「空狐とかが精神体に近いかも。実際肉体持ちが天狐までだった、かな?
 魔族って色々といるんだねえ。魔王はいまんとこ1人、いやあれ2人かな。あったことあるよ。
 頭がいいかはわからないなあ、もう昔の事だから」

野性味が抜けた狐幼女。時々ジュース飲んでる。
ベリー美味しい これは正義。

「言葉に魂が宿るとかなんとか。『魑魅魍魎』とか『百鬼夜行』とか。力がないと呼べない特殊な術だったかな。
 あと分かるだけで必要な属性じゃないと使えないの。仕事には困らないねえ。」

符の作り方はわかる、無詠唱も収めたけど確実に発動のしやすさはやはり符を使うのが一番いいと思う。
土木関係は戦乱ある王国周辺を中心に魔族の国でも依頼されるから当分仕事に困らない。

「んー物々交換とか賃金とか?
 依頼主によって物かお金になるだけだよ。
 番匠は元々の意味は大工だよ。でも建設にかかわるから番匠って名乗ってる。
 建設は大まかに全部で、建築は土台から上物の建物を作る事を言って、
 建造は建物じゃない馬車とか帆船とかの大型のものを言って、
 土木は上下水とか道路敷設とか城壁とか保全とかを示すんだよ。
 この見た目じゃあ 酒は駄目だろうし。罠かーそか」

いまのところ 引き受けている優先お仕事が賭場建築。(賃金)
他は突発依頼で引き受けたりして終わったりしていたり。
高値になるのは貴族街だったりで質を求める依頼者次第ということ。
一人親方になっているので最近は前金貰って材料を集めたり素材を集めてから
一気に土木魔法で完成まで作り上げて後金で報酬をもらう仕組みをしている。
最短3日間で仕事を終わらせる腕前であるので 依頼内容で変動する事を伝える。

ちなみに物々交換だった内容は 屋台であって一食分と交換だった。

ハシュレイド > 「空狐って一番上だよな、其処まで行くと運も努力もいるんだろうな。
ただ、精神体だと肉体欲求は消えそうだよな、食事とか寝るとか。
俺はきちんとした付き合いは一人かな、あっただけなら数人事故召喚で、見逃してもらった。
とりあえず、普通の狐として生まれて魔法もきちんと使えるなら、頭いいと思う」

ジュースを美味しそうに飲む様子に笑みを浮かべて。
ジュース以外にもジャムや砂糖漬けなども少しだが作っている。
砂糖が結構値がするので大量にではないが。

「そういう話だよなぁ…言葉の意味は分からないけど、なんかやばい気がする。
属性かぁ、俺は魔法は生活魔法なら何でも使えるけど、それ以外はさっぱりで。
だよな、城壁工事もそうだし、家の改装とかもあるだろうし」

自分でも符もスクロールも作れないので、ある意味で作れる相手は尊敬する。
河川の治水もそうであろうし、細かい家の修理などもそれこそ無数にあるだろう。

「お金はあんまないから、ルオが好きな食べ物を作るとかならできるかな。
あー、どんな依頼主がいるか分からないけど、貨幣がない種族から儲けてるのか?
大工か、それなら分かりやすい…番匠は帝国風なのかな、聞いた事なかった。
ふむ、それは知らなかった、建設とか建築とか同じ感じで使ってたかも。
なるほど、土木関係って言っても色々分かれてるんだな。
あー、街じゃ止められるな、此処でなら飲みたいならワインくらい出すけど…あはは、攻撃魔法使えないし、筋肉とかもあんまないし、罠が安定するんだよね」

物々交換でなら、何か好きな物を提案して。
仕事がない時にでもしてくれたらうれしいと。
移動術でここに来れるし、もし契約してくれたら召喚術でも呼べるからと。
自分の出せるものは、料理などがメインで、あとは精々狩りの成果。

「もしよければ、改築、改造、おねがいしていいかな、ルオ」