2023/09/22 のログ
ご案内:「とある遺跡の最深部」に邪神ズルムケンさんが現れました。
邪神ズルムケン > 「何時の世も、争いの種は消えぬもの。真に恐ろしきは死者であろうと休まる事無く怨嗟の声をあげ生者の世界に留まり荒れ狂いし模像よりも、自らの為国の為あらゆる欺瞞で塗り固め生者も死者も種族も問わず利用し搾取せんとする人の業よ……地上の争いの激しさにさしもの朕も年甲斐もなくビンビンと来てしまうのぉ。」

九頭龍山脈中腹。
一時は落ち着いてきたものと思われていたが散らばっていた兵力の集中を始めに一体何処からその様な代物を調達してきたのか、ただの盗賊崩れならば絶対に有り得ないが事実として盗賊崩れと呼ぶには練度が高すぎる血の旅団が起動させた過去の激闘の記憶を彷彿させる機兵の模造品らしき何かが戦場に駆り出されるようになり、当然王国側も手をこまねいている訳でなく表沙汰にはできないが今に始まった事でないにせおおよそ非人道的の一言に尽きる手段にて命の尊厳を軽んじた搾取を行い戦況を打開する準備を整えてと争いは激化の一路を辿っている様子。

――その様子を地下深く、とある遺跡の最深部にて揺らめく松明の焔に照らされ神々しく堂々たる勃ち振る舞いでチン座せし邪神はむせ返る程イカ臭い瘴気をただそこに存在するだけでむわりと立ち込めながらカリ首もとい鎌首をもたげ雄々しく天を仰ぎ見て。

人の生き死に、正負を問わぬ感情の昂り、魂の衝突が生じる力は地下深くに居ても尚届くほどでありそれが如何に地上の争いが激しいかを物語っていて。

悠久の刻をイきてきた神格として思うところは少なからずありしみじみと感傷に浸るが、この争いに予期せぬ事故で召喚されたに過ぎぬ自身があえて力を得る為に介入するような真似はせず、ただ事態のイく末を地下深くより見届けるのみ。

信者達はそんな柄にもなくシリアスな空気を作ろうと励んでいる邪神に水を差すことなくちん・ちんと頭を垂れて一様に思い思いに祈りを捧げ。

ご案内:「とある遺跡の最深部」にエルトシャンさんが現れました。
エルトシャン > 【部屋移動を致します。】
ご案内:「とある遺跡の最深部」からエルトシャンさんが去りました。
邪神ズルムケン > (部屋移動致します。)
ご案内:「とある遺跡の最深部」から邪神ズルムケンさんが去りました。