2023/08/18 のログ
ヴィルヘルミナ > 己の胸を露出したところで、長く、激しく続いた口付けが中断される。
つう、と互いの唇を繋ぐように唾液の糸が引き、ヴィルヘルミナの口内に垂れ落ちる。

「はっ♡…はぁ…♡あら…分かってきたじゃない♡」

微かに上がったイェンの唇の端に、ヴィルヘルミナも笑い返す。
予想外に余裕の態度。そしてイェンはいささか挑発的な仕草を交えながら、ヴィルヘルミナの乳首を舐め始める。

「んぁっ♡はっ…♡んんっ♡♡」

慣れ切ったような攻めの手つき。的確にこちらの気持ちの良い場所に這う舌先。
口付けの際も薄々感じていたが、彼女の初体験を奪いその後も度々抱いているヴィルヘルミナはその上達ぶりに内心驚く。

「あっ♡あら…知らない間に随分…んんっ♡上手くなったじゃない♡」

誰か、自分以外の同性ともセックスをしているのだろうか?
後で詳しいところを聞かせてほしいところだが、今はその上達ぶりを存分に味わわせてもらおう。
ヴィルヘルミナは乳首から感じるぴりぴりとした快楽に、
嬉し気な喘ぎ声を上げながら素直に感じ入る。

イェン > 「私もこちらに来て色々と経験しましたから。んちゅっ♡ ちむっ♡ ちゅぅう…っ♡ ぁむ♡ かり…っ♡ れるれるれる…っ♡」

(慣れつつあるとは言えど、百合性癖を公言して憚らず、数多の女生徒を食い散らかしてきたのだろう肉食令嬢の技巧に比べれば粗も目立つ。乳揉み愛撫の最中に力を入れすぎて僅かに痛みを生じさせてしまったり、逆にたっぷりと溜め込んだ官能を強い愛撫で一気に昇華させるべき所で手控えしてしまって欲求不満を与えてしまったり、そんな、あと一歩行き届かぬ未熟さが感じられる事だろう。それでも、同性愛という背徳的な行為に対してただただ戸惑い、受け入れるばかりであった頃に比べれば、忌避も戸惑いも消し去って、むしろ許されざる行為に倒錯の悦びさえ見出して、自ら相手を悦ばせようとさえするイェンの成長ぶりは目を瞠る物。自分をこちらの道へと引きずり込んだ元凶とも言える友人からの褒め言葉で、冷淡な無表情に僅かばかりの喜びを覗かせた留学生は、その返礼とでも言わんばかりに彼女の乳首に甘噛みの喜悦を刻み、天辺の凹みを舌先で穿つかの様に舐め転がす。その上更に、悩ましげに絡み合うばかりであった下肢を彼女の脚間に挿し込んで太腿を閉じられなくさせた上で、するすると剥き出しの白腹を下降してく繊手は、確実に彼女の秘裂へと向かっている。このまま留学生の好きにさせるなら、此度の主導権は一端イェンが握る事となるだろうが――――さて、対する彼女はどうするのか。)

ヴィルヘルミナ > 彼女は大分女体を攻めるのに積極的になったし、攻め方も上手くなった。
しかし、まだまだ経験が足りないのか、少しばかり稚拙なところも感じられてくる。
だが、ヴィルヘルミナはそのような所に逆に可愛らしさを感じていた。

「私も色々と教えたものね…んあっ♡」

イェンの身体の下で、びくりとヴィルヘルミナの身体が震える。
そして、己の足の間に入り込む、彼女の太腿。
お腹の上には、下へと這って行く彼女の指先を感じ、きゅう、と子宮が疼く。
ヴィルヘルミナはこのままイェンの欲のままに己を攻めさせようかとも思ったが、
一方的というのも自分らしくない。
ヴィルヘルミナはイェンを抱き寄せ、己の乳房から顔の方へと向かせると、
瞳を見据えながら唇を近づけた。

「もっと一杯…経験させてあげる♡んっ…」

そして、再度口付けながら、彼女の乳房を覆う布もずらし、
露になった乳首に己の乳首を擦り付けながら、
イェンがやったように彼女の下腹部に己の手を這わせていく。

イェン > 「―――――んんっ♡」

(攻め手を担っていたイェンだったが、繊手の先が貴族令嬢のショーツの入り口に差し掛かった所で流れが変わる。彼女の乳房を舐め転がしていたイェンの細身がぐいっと強引に抱き上げられ、食みついていた乳首からぷるんっと離れた桜唇が再び貴族令嬢に吸い上げられた。ついでどこか辿々しさを残していたイェンの動きとは異なって、そうする事がさも当然の事の様に動いた彼女の手指に金龍の刺繍で飾られたビキニトップがたくし上げられる。露わとなるのは友人の爆乳と比べて僅かばかり控えめな、それでも十分なボリュームを有する純白の双丘。長々続けられたレズキスと、いつもは攻められてばかりの友人の身体を逆に攻め、喘がせるという新鮮な興奮に、こちらもまた膨れ尖らせていた桜粒が彼女の乳首を擦れ合う。そこから生じる甘い痺れに華奢な白躯を震わせれば、その隙を捉えてするりと下肢へと潜り込む貴族令嬢の細指に)

「ふぁぁあ……っ♡」

(こちらは手も無くビキニショーツへの侵入を許してしまった。陰毛というにはあまりに柔らかく淡い翳りの感触が、ぷにぷにと柔らかな恥丘の肌触りと共に令嬢の手の平を擽る。そしてその指先が捉えるのは、にゅるりと淫猥なぬめりを帯びて、たっぷりの発情フェロモンで蒸し上げられたクレヴァルの熱気。クロッチにまでたっぷりと染み込んだ淫蜜が、繊手の表裏に塗りつけられる。もしも今すぐその手を引き抜き己が鼻先に寄せたなら、ぬめり光り指間に糸引く愛液のいやらしいヴィジュアルと共に、同性愛者の令嬢を一息で発情させる濃厚極まる淫猥な媚香を堪能する事が出来るだろう。)

ヴィルヘルミナ > 「あら?私の胸を舐めてそんなに興奮してたのかしら♡」

指先に感じる、海水とは違う確かなぬめり気。
ヴィルヘルミナには見ずともそれが何かはっきり分かる。
ショーツと秘所の間で、もぞもぞと指先を動かし、
割れ目を撫で上げ更なる発情を促して。

「ほら、イェンも私のこと、もっと触って?」

くちくちと、イェンの秘所から卑猥な水音を鳴らしつつ、
ヴィルヘルミナも彼女に己のそこを触るよう促す。
彼女に負けず劣らず濡れているが、一方的に攻められていたのだから当然のこと。
そして、イェンの秘所を触っていないもう片方の手は彼女の背中に回り、
より強く密着するように抱き寄せる。

「んっ…はっ♡んちゅ…むっ…♡」

今度はこちらからもイェンの口内に舌先を伸ばしつつ、乳首と乳首を擦り合う。
彼女の攻めで感度の上がった身体で擦り合う感覚を楽しみつつも、
彼女の身体の下にいながら、彼女の身体を好きに弄ぶ。

イェン > 「――――……逆に問いますが、こんな卑猥な乳房を見せつけられて好きに弄る事が出来るこんな状況で興奮しない人なんていると思いますか?」

(揶揄いに応えるのは苦し紛れの反撃の言葉。とは言え、意地悪な問いにさっと紫瞳を反らして白皙の頬に羞恥の色を滲ませた上で、若干の不満を滲ませた半眼を改めて向けるなんて反応を伴っていては、その反論もそよ風程度の物となろう。)

「……っは♡ ぅ、ん…っ♡ ぁ、ふぅ…♡ んあ……っ♡ あっ♡ あぁ……っ♡」

(そんな言葉も続けて雌溝をなぞり上げる細指の蠢きに跳ね震え、唇を噛んで押し殺そうとしてもどうしようもなく漏れる甘声にとって変わられる。めくるめく指淫の悦楽の中、先程押し留められた愛撫の続きを強請る言葉を聞き取れば、悩ましげに美貌を歪めながらもイェンの手指も水着の内へと潜り込む。己が秘裂に与えられる悦楽をそのまま彼女の割れ目へと返すかの動き。しかし、イェンの溝底にて小孔を戦慄かせる膣口には存在する薄膜が、彼女のそこには存在しない事に気付いたならば――――にゅるる…っ。同性の胎中への性的好奇心のままに、蜜濡れた指先を恐る恐る挿し入れていく。)

「はあっ♡ はあっ♡ んぁうっ♡ ふむ、ちゅっ♡ れちゅるっ♡ ぢゅるっ♡ んちゅるっ♡ ちぅぅ…っ♡ っぷは♡ あっ♡ あっ♡ あぁ…ッ♡ んむぅ…っ♡ んっ、ぷ♡ んんぅう…ッ♡♡」

(重ねた身体は柔らかく、鼻腔を擽る匂いは夕刻の潮風を追いやる花畑の様な甘香。ぐちゃぐちゃに唾液を絡めて泡立てるレズキスの官能、擦れ合う乳首の甘電流、友人の腟内の熱いぬめりと己が秘裂を苛む卓越した指愛撫。急速に高まる肉悦に、元々それに対する抗力の乏しい留学生はひとたまりも無く昇りつめ、口づけに塞がれた唇の端からくぐもった喘ぎを漏らして汗滲む細身を跳ね震わせた。)

ヴィルヘルミナ > 「へぇー…?つまりイェンは私の胸が大好きってことかしら…♡」

彼女の口にした言葉に、そう言葉を返しつつ、
意識的にぐりぐりと乳房に乳房を押し付ける。
乳首同士が絡まり、互いの身体に快感を与えるだろう。

「んっ♡…そうよ…奥まで入れていいわ…♡
あっ♡はっ♡そこ…っ♡」

ためらうようにゆっくりとだが、挿入されるイェンの細指。
ヴィルヘルミナの温かい膣の肉がそれをきゅうと締め付け、咥え込んで離さない。
ヴィルヘルミナもお返しとばかりに処女膜を破らぬ範囲で、最大限の愛撫をイェンのそこに加えていく。
激しく、それでいて丁寧に。

「ちゅ♡んむっ♡んっ、んふっ♡れる…んんんっ♡はっ♡あっ♡んん、はっ♡あっ…」

それでもイェンの、少しばかり上達した攻めもヴィルヘルミナをいつもより早く絶頂に追い込んでいたようで、
彼女もまた、イェンに合わせるように昇りつめていく。
そして、

「んっ!イッ、んんんんんっ♡♡♡♡♡」

口付けながら、ヴィルヘルミナもまた絶頂する。
ぷしゃりと軽く潮を噴き、イェンの指先とシートを濡らし。
二度、三度と大きく身体を震わせると、くたりとシートに身を沈める。

「はぁ…はっ……んっ…♡」

だが、肩で息をしていたのも束の間、ヴィルヘルミナはイェンの唇を奪いながら上体を起こす。
そして、己のショーツの紐をほどき、秘所をさらけ出すと、イェンのそれも脱がそうと水着に手を伸ばす。

イェン > 「――――まあ、嫌いではない、ですけど……んっ♡」

(それはもう嬉しそうに聞いてくる友人に、こちらは若干拗ねた様なポーカーフェイスで不満げに紫瞳を反らし、けれども正直な気持ちを言葉で返す。そんな友人同士の他愛のない一幕を挟みつつも、百合性交はエスカレートし続ける。胎中におっかなびっくり挿し入れた指が、貴族娘の身体には確かな悦楽を与えていると知り、指一本でも窮屈に締め付けてくる濡肉の狭洞を細指のピストンで撫で擦る。その愛撫に応える友人の指淫は膣入り口をくるくると撫で回し、時にぐぐっと処女膜に圧迫を与えて危機感を生じさせる物。ほんの僅かな手違いであっさりと処女の証を破かれ兼ねない危険な愛撫に被虐含みの不安を覚えなくもないけれど、初めては本物の男性器に破って欲しいという乙女にとっては至極自然な想いも理解してくれている友人への信頼もあって、イェンは素直に与えられる肉悦ばかりを享受出来た。そこに百合性癖を盛大に拗らせた貴族娘による本気のレズキスまでもが加えられれば、性交経験自体が未だ乏しい処女が耐えきれるはずもなく、当然の様に法悦の際へと昇らされてしまった。)

「はあっ♡ はあっ♡ はぁ…っ♡ はぁ…っ♡ は――…っ♡ は――…っ♡ は――…っ♡」

(絶頂の最中、偶然友人の腹中にある敏感な膨らみを押し抉った事が上手く作用したのだろう。小水めいて生温かな液流を絡み合う太腿に浴びせかけ、こちら同様にエクスタシーへと至ったらしく脱力するクラスメイト。絶頂痙攣で複雑に蠢く友人の膣肉を挿入したままの指先に味わいながら、火照り汗濡れた肢体を重ねて事後の気怠さに浸るひととき。ルームメイトとの背徳的な二人遊びの際にも感じるこの時間が、イェンには酷く好ましく感じられる。しばらくの間その脱力に浸っていたいと感じる留学生に対し、性交慣れした肉食令嬢は積極的であった。気付けば夕暮れの茜も消えて、群青の星空が一面を覆うプライベートビーチのレジャーシートの上で水着を脱いでグラマラスな裸体を曝け出した彼女。その手がこちらの水着にも伸びるなら、イェンは抵抗することなく、むしろ自ら腰を持ち上げたりもしながら水着を脱がされ、お互いねっとりと蜜濡れた裸身となる。そうして再び金髪と黒髪の肢体が重なり合えば、邪魔者が訪れる事もないプライベートビーチの潮騒に二人の乙女の甘声が響き始める。その後二人がどれだけの時を夜のビーチで過ごしたのかは、少女達を照らし続けた月と星々だけが知る所――――。)

ヴィルヘルミナ > 物心ついた頃から女好きで男に全く興味がなく、処女も女性相手に卒業したヴィルヘルミナ。
そんな彼女にイェンのこだわりはよく分からないものであるが、だからと言って彼女の信頼を裏切るつもりはない。
それでこそ彼女は素直に己の指先に感じる姿を見せてくれるのだから。

「はぁ…んっ…ちゅ、んむっ…♡」

そうして、同時絶頂に浸っていたのも束の間、身体を起こしたヴィルヘルミナ。
イェンの肩越しには満点の星空と、その光を反射する静かな海。
本当なら宿に戻った方が良いだろうがここは貴族のプライベートビーチ。
このまま二人で夜通し愛し合っても安全だろう。

「……綺麗よ、イェン」

夜の海と、星空と、月をバックに。
彼女の紫の瞳と白い艶めかしい肌は、少女を何人も抱いたヴィルヘルミナにもそう口にさせる。
その彼女の美も、今夜は自分のもの。
唇と唇を、肌と肌を重ね合わせ、濃密な夜を過ごす事だろう…。

ご案内:「セレネル・プライベートビーチ【海の庭】」からイェンさんが去りました。
ご案内:「セレネル・プライベートビーチ【海の庭】」からヴィルヘルミナさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にレナードさんが現れました。
レナード > 夕陽が傾く頃、長期契約で他国へ向かう商隊の護衛依頼を受け
数か月掛けて漸く王都へと戻ってこれた男。
道中での商いも順調な売れ行きであり、幾度かの賊の襲撃からも
脱落者無しで護衛しきった結果、契約分と出来高の払いが上乗せされ
懐は潤沢に潤ったとなれば、この長丁場の仕事の疲労を取っ払うべく
塒に装備一式置きにだけ戻れば、その足で温泉宿へと向かい部屋を取り、ついでに温泉で堪能する酒を依頼した。

普段の仕事着を部屋に預けて浴衣一枚着替えれば、まずは向かう温泉。
多種多様な湯場がある宿だが、同時に宿の噂も身で経験はしているので
迷う事も無く混浴温泉へと向かい、脱衣場で浴衣を預け手拭一枚股座に当てて一先ずは隠す。
部屋を頼む際に一緒に頼んでおいた冷酒の入った徳利と銚子が2つ
湯舟の傍には御盆乗せて置かれているのは、どうやってこの湯場だと判断しているのか謎ではあるが、気にしても始まらない。

盆に乗った酒を湯面へと浮かべ、早速石造りで囲われた湯面から桶で湯を掬い、サッと全身浴びて汚れを流し落とせば、湯の中へと足を入れて腰を落とし肩まで湯の中へと沈んでゆく。
これまさに極上。

と、双眸閉じてゆるゆるにだらけていった男は、深ーい吐息を吐き出しながら、手拭を頭に乗せてじんわりと身体の内へ伝わってゆく心地よい熱さに、だらけてゆくのだった。