2023/08/14 のログ
ローリエ >  
「違っ……!」

あなたの言葉に、アナルを弄られて感じている自分を意識してしまい、かぁっと顔が熱くなる。
そろそろ誰かに見られたら怪しまれるかもしれない……

「もったいないとか、ないからっ……ほぉ、お゛ッ♡
 それダメ、抜くのダメっ♡」

挿れられるのとは段違いの刺激に思わず声が上擦った。
排泄にも似た感覚で、こんなの嫌なはずなのに、抗えない。
水中だから分かりにくいが、触れてもいない秘部もじわりと濡れてきていた。

メリアス >  
「ふふ…♪
 ほーら…そんな情けない声出してたら、バレちゃうわ…」

耳元でそう囁きながらも、あえてゆっくりと引き抜く手は止まらない。
挿ってしまった以上、止めれないというのも正しいか。

「ごめんなさいも言えない悪い子にはお仕置きよ…♡
 …感じちゃって、いいから」

そう告げると同時、支えていた片腕を貴方の口に添えてみせて。
ダメという言葉に逆らい、キュ…ポン♡と音でもなるかのような尻肉の吸い付きを振り払って人差し指を引き抜いて見せる。

ローリエ >  
「そんっ……な声、出してにゃ……っぁあ♡」

もしも今、誰かにこの光景を見つかってしまったら―――
考えただけでもゾッとするのに、身体は熱くなる一方で。
腸襞が指を締め付ける間隔がだんだん短くなるのが分かるだろう。

「もうやめ……むぐっ!?
 ふぐッ……んむぅぅうう゛う゛う゛―――ッ♡」

口を塞がれた状態で、音の鳴る勢いで一息に指を引き抜かれ。
くぐもった叫び声を上げながら、全身をビクビクと震わせて仰け反った。
爪先がピンと伸び、目を見開いたまま天を仰いでいる。

メリアス >  
「……可愛い…♪」

抱きしめている身体がビクビクと揺れる姿を見て思わず悦に浸った笑みが溢れる。
こんなところでこんなことをしているのはイケナイことだとわかってはいるけれど、彼女を前にしてはどうにもいつも我慢できない。
海水でも冷ますことのできない熱くなってきた身体を御しつつも。

「…さて。
 どうする…?このままココでシちゃう…?」

なんて、わざとらしく。
もっとも、快楽に揺れる彼女にとってそれは冗談には聞こえづらいことであろうけれど。
それを含めてからかうように、そして楽しげにそう問いかけた。

ローリエ >  
「はっ……ぁ……♡」

あなたの腕の中、絶頂の余韻に浸りながら、か細い呼吸を繰り返す。
幸い、他の海水浴客にはまだバレていないようだが……時間の問題か。

「バカ……するなら、もっと人気のないとこにしなさいよ……」

やっとのことで発した言葉は、拒絶ではなく。
浜辺に見える岩陰をぼんやりと見つめて何か言いたげにしていた。

メリアス >  
「…しかたないじゃない。」

こればっかりは正論なだけに軽く顔をそらす。
良心や倫理観やらが痛まないわけではないのだ。
本当はここまでするつもりはなかったけれど…とは思うけれど、ココで手を出さなくても遠からずだったかもしれない。

「…ええ。
 精気は事足りてるけれど…美味しいものはいくら食べてもいいもの、ね…」

それなりの付き合いだ。
彼女の言わんとしている事はわかる。
ここは人目に付く…要は人目の付かない場所なら問題がないわけで。

絶頂の余韻に浸る彼女の手を引いて、二人はビーチの岩場へとひっそりと歩いていく…。

ローリエ >  
ここで申し訳なさそうな顔をするだけの良心はあるのに、どうしてこう……
などと内心で溜息を吐きつつ、仕方の無い部分もあるので大目に見ている。
何より、ここまでされて終わりでは却って不完全燃焼もいいところだ。

「……ん」

あなたの言葉に頷いて、手を引かれるままに歩いていく。
数刻後、岩場の陰から甘くも獣めいた嬌声が響き渡ることだろう―――

ご案内:「セレネル・レジャービーチ【海の庭】」からメリアスさんが去りました。
ご案内:「セレネル・レジャービーチ【海の庭】」からローリエさんが去りました。
ご案内:「酒場のある宿」にザイヴァーさんが現れました。
ザイヴァー > 【お約束待機中】
ご案内:「酒場のある宿」にゼナさんが現れました。
ザイヴァー > 王都には、宿と酒場が併設された店が存在する。この場所もその一つだ。
特にこの店は、ワインが美味しい。そのため、お忍びでザイヴァーはよくこの店に来ていた。
今日もザイヴァーはその美味しい酒で一人……ではない様で。
今日はどうやら、同伴がいたようだ。

「しかし、久しいな。確か、君が邪神教徒の毒を盛られた時以来だったな」

そうリラックスした様子で、相手に話しかける。
手にはワイングラス、中には紅の酒。

「それからしばらく縁が無かったが……こうして街で出会えるとは。縁とはわからぬものだ」

そう、ふッと笑いつつ、ワイングラスを掲げる。

「どうだ、乾杯でもしようか。この数奇な縁に……」

それとも、と呟き。

「今夜、紅と金でカクテルでも作ってみるか? ゼナ」

そう、自身の紅の目で金色の髪をした相手を映し、その名を呼ぼう。
今日、彼女と会ったのは本当に偶然であった。街を忍びでこの店に向かっていたら、相手もこの酒場を利用しているのかどうかは知らないが、店の前でばったり。
そしてあれよあれよと一緒に酒を飲むことに。
さて、今宵はどんな物語が……

ゼナ > 「あー……ええと、はい。その節は、お世話になりましたぁ……」

落ち着いた声音で話す青年とは対照的に、こちらはかぁぁ…っと小麦色の頬に赤みを滲ませ恐縮と羞恥で俯きながら言葉を返す。
ゆるゆるの襟ぐりから水着めいたビキニブラの首留め紐を覗かせる黒色のTシャツと、むっちむちの太腿の食い込むホットパンツ。
部屋着めいて気安いオフ日姿でありながら、戦士娘はなんともいたたまれない心地であった。
それもそのはず、相手は紛れもないお貴族様であり、その上騎士団を率いて差配を振るう将軍職。
それだけでも平民娘が硬くなるに十分だというのに、彼と知己を得た出会いというのがねっとりと糸引く肉欲の記憶で埋められているのだからこの様な態度になるのも致し方あるまい。

「あ、う……そ、それではか、かんぱぁい……」

そんなこちらの様子に気付いているのかいないのか、彼は演劇めいたセリフ回しと所作でグラスを掲げてくる。
雲の上の相手であり、恩人でもある彼の誘いを無碍にすることなど出来るはずもなく、若干引きつった笑みを浮かべながらちぃんっと軽く杯を打ち合わせ、味もよく分からないカクテルを口に含んだ所で

「―――ふぶぅッ!? げほっ、けへっ、けへっ、けんけんけんっ」

盛大に噎せた。

ザイヴァー > 「っくく。緊張する事は無い。今日、ここにいるのは「将軍に似たただの男」
別に、君の言動とかで何かする。なんてことは無いから安心したまえ」

 若干……いや、けっこう緊張気味のような相手に、気を抜くように伝える。

「全く。将軍に似た顔というのも困ったものだ」

なんて言って、少し茶目っ気を。
チン。そうグラス同士を鳴らし、相手が口に含んだところで……件の言葉。

「おっと!だ、大丈夫か?」

流石に酒を噴出されては慌てるザイヴァー。急ぎゼナの背中をさする。

「すまないな、気管支などに酒は入っていないか?
まあ、あれだ。俺の友人に、「イイ女と酒を飲むときはこういうことを言え」
と言われてたのでな……慣れぬ真似をした。許してほしい」

心配、そして誠意を込めた表情で謝罪する。
内心、「バスカードめ、適当なことを…」と自分の愛剣に怒りつつ。

「……まあ、本当にそこまで緊張しなくていい。俺も、女と共に酒を飲むなんてそんなに期会は無いんだ。
王都にいないときは戦場、王都にいる時は王城で書類とパーティして、たまに気を抜く酒を一緒出来る相手は…みな、もういない」

そう、再び席に座りながら呟く。
言葉には嘘はない。戦場か、王城での仕事。気を抜ける相手は、もうすでに戦場に散っている。

「だから、君とこうして酒場の前で出会えて、酒を飲んでくれて…それが、本当にうれしいんだ」

まあ、さっきの言葉の謝罪にはならないがね。
なんて、笑ってみよう。

ゼナ > 鼻腔にまで入り込んできたカクテルの刺激で若干涙目になりながら、ゼナは本気で困惑する。
最初はそれこそ本気でなんのことだか分からなくてきょとんとして、その独特の言い回しが互いの髪色を用いたえっちのお誘いなのだと気付いてカクテルを噴きそうになったわけなのだけれども――――冗談なのか、本気なのか、それがさっぱり分からない。

先の出会いはそうしたあれこれを考える必要もなく、最初から生の肉棒を秘所にてぐっぽり咥え込み、爆乳をばるんばるん揺らしながら腰を振っていたなんてとんでもない物だったから細かい事を考える必要無かったのだけれども。

(こ、これはあれでしょうか、お貴族様特有のジョーク? わ、笑ってもいいんでしょうか……? でもこれ、本気で言ってたら無茶苦茶失礼ですし……どどどどどどどうすればいいんですか~~っ!?)

斯様な失態を晒す事となった元凶である将軍様に背中を擦ってもらいつつ、ゼナの蒼目はぐるっぐる。実にわかりやすく"混乱"のデバフを受けていた。

「あ、あー……そういう事でしたか。あ、あははははぁ……」

(笑わなくてよかったぁぁあああ! もうっ、誰だか知りませんが本当に余計な事をぉぉおっ!!)

彼のセリフは結構本気だったらしい。
とはいえ平民的には大仰に過ぎておかしな言い回しは、どうやら彼の悪友にあれこれ吹き込まれた結果の物だったらしい。そのことには若干ほっとする。

「あ、はい。今ので緊張も結構消えました………って、この空気でいきなりそういう話ぶっこんでくるんですかっ!? そ、それも例のご友人の助言なのでしたら、真剣に交友関係を見直したほうがいいと思いますよっ!?」

思わずつっこむ。
予想だにしていなかった初手をぎりっぎりのところでやり過ごし、さて、ここからは落ち着いて……と思った所で相当親しい間柄となって初めて零す様なしんみりエピソードをぶん投げて来られたのだ。
お貴族様への遠慮などかなぐり捨てて力いっぱいツッコミを入れてしまったゼナを誰が責められようか!

ザイヴァー > 「っぷ。っくく。そうだ、そういう表情の方が素敵だよ。ゼナ」

思わず自分のしんみりとした言葉に突っ込まれ。反省……ではなく、笑って見せる。

「さっきまでの、君のガッチガチで、酒の味もわからぬくらいの表情より。
俺の言葉に驚いたり、安心したり……そういう風に、表情を変えたほうが、君は素敵だ」

そう言いながら、マスターに酒を頼む。

「ふ、君の言う通りだ。さっきの言葉は、深い仲になってから聞かせるような言葉かもしれないな。
だが、こうは考えられないかな?
俺は、君と深い仲になるつもりで、後々暗い話をするのを嫌って、先に済ましておいた……とは」

そう言いながら、酒場のマスターに頼んだ酒を、すっとゼナに渡す。
それは、レッドの酒に、金色の柑橘類を切ったものが刺さったカクテル。

「……君が噴出した話、あれは確かに友人からの受け売りだが……本気じゃないわけじゃ、ない。
俺は、将軍。ザイヴァー・グランフォード・カイゼルではなく、ただの男、ザイヴァ―として……
ゼナ。君の目に、もう一度映りたかった。
もう一度、君の声を聴きたかった。
もう一度……君を、この目で映したかった。
あの日、君と共にした時間……それは、何故か俺の中で大切なものになっていた。
邪神教徒の毒とか、そんな言い訳をつけず。
将軍とか、そんな役職は抜きにして。
ひとりの、男として……君を、口説きたかった」

そう言いながら、真っ直ぐと相手の目をみて、真摯に言葉をつむいでみる。

「君は、元気な娘だ。だから、後々暗い話をしたくなくて、先に済ませた。
君が、婚約してることは知っている。そのうえでこの言葉をつむいでいる。
君は、俺の言葉を聞かない自由がある」

だが、と、そこで言葉を切って。

「もし許されるのなら。ゼナ。俺に体を許してくれ。心を許してくれ。
……指輪を着けていない、ただのゼナとして。俺に全てを委ねてほしい。
もちろん、君の婚約者を裏切れとは言わない。
ただ。俺といる間は、指輪を外してほしい……それだけ、だ」

ゼナ > 「は――……っ。硬くなったわたしの緊張を解すため、という事でしたら見事に目的は果たせましたね。未だにそんな"素敵"なんて言葉をさらっと口にしてしまう辺りアレですけども……」

ジト目。
お貴族様に向ける物としては決して褒められる物ではないだろうが、少なくとも先程までのがちがちに強張っていたゼナに比べれば自然な表情ではあった。
咎めるような言葉を発した唇の端も、若干綻んで見えるのがその証左。
こう見えてゼナは冒険者の中でも上澄み中の上澄み。
竜すら屠る上位冒険者である。
それゆえに貴族からの依頼が舞い込む事もあり、尊き青血の方々と言葉を交わす機会もそれなりにあった。
その結果として知ったのが、貴族と平民は全く違う世界で生きているのだなぁという実感だった。
隣り合う青年にもそういった感性の違いを強く感じはするものの「恥をかかされた」「無礼討ちにしてくれる」などという短絡を起こさぬ辺り、他の貴族とは違うのだろう。

噎せに噎せた結果盛大に中身を飛び散らせてしまった先のカクテルが下げられて、代わりに差し出されたのは先程のセリフを形にしたような紅色と金色のマリアージュ。
色鮮やかな取り合わせは、お洒落とは無縁の冒険者娘から見ても素直に綺麗だと思える物。
そのカクテルを傍らに、改めて青年貴族が発した言葉は相変わらず芝居掛かってはいたけれど、貴族らしからぬ真摯な心根が透けて見えるもの。
分かりやすさこそを良しとする冒険者としては、というかゼナという娘的にはこっちの方が余程にぐっときた。
その証拠としてぽってりとした唇をぽかんと開いた童顔は、じわじわーっと赤みを帯びて

「――――そ……っ、んな、い、いきなりそんな事、言われても……」

赤みを帯びた顔を俯かせる様子は噴き出す直前と重なる所作なれど、もじもじとホットパンツの内腿を擦り合わせる様は先程までの居心地の悪さとは別種の物。
ちらり、ちらりと蒼の瞳を左右に向けて確認すれば、カクテルを差し出したバーテンは素知らぬ顔で他の客の相手をしていて、コブ付き状態の戦士娘にわざわざ絡もうとする酔っ払いの気配もない。

「ま、まあ……指輪を外すだけ、なら……別にいい、ですけど……」

聞き取りづらい小声がごにょごにょ告げて、左手薬指に輝く白金をそっと引き抜き、ホットパンツのポケットに入れた。

ザイヴァー > 指輪を外すだけ……まあ、それだけだ。
それ以上を望むのは、野暮というものだろう。

「ああ、感謝する」

そう言って、この日はただのザイヴァーと、ただのゼナが、酒を共に楽しんだ。

それ以上のことは起こらなかった。それはザイヴァーにとっては至極残念だったが。
ただ、その時間は。ザイヴァーにとって、タダの男に戻れた。
そう思えば、悪くなかったのかもしれない。そんな時間だった。

ご案内:「酒場のある宿」からザイヴァーさんが去りました。
ご案内:「酒場のある宿」からゼナさんが去りました。