2023/09/12 のログ
■クラリッサ > 「ああ、なるほど……だからこんなかわいい姿に」
理屈としては通っている。
あの封印は流石の自分でもすぐに解除を諦めるほどの強固な物だった。
それが事故か時間経過による劣化かそれとも偶然か。
なんにせよ昔の知り合いの復活は嬉しい。
「ダークロードさん、これからいかがなさるおつもりで?その体では何をするにも不自由と言うものでしょう」
復活とはいえこれでは何もできないだろう。
彼女には彼女の考えがあるとは思うが、彼女の考えを聞いてみたい。
子供の姿のかわいらしさについ手が伸びて頭を撫でようと。
■魔王ダークロード >
かわいい姿…
かつては美貌も自負する魔王であった
故に小さくなっても、可愛い魔王である
…それでいいのか?よくないかもしれない
かわいい姿という言葉に胸中やや複雑ではあるものの…
「無論、復活したからには人間どもを根絶やしにしてやるのだ。特に我を封印した憎らしい者共の血筋は絶対に絶やす…!
新たな軍勢も必要であるし、そのためにもいち早く我が力を取り戻さなければならん!クラリッサと此処で出会えたのは僥倖であるぞ」
そう、ブラックドッグの子供を干し肉で勧誘するレベルの活動ですら、前向きな行動には違いない
知り合いの魔王に出会えたことはかなりの進展が見込める…少なくとも味方が増えた、と
「…って、なぜ撫でるのだ!」
さらさらつやつや、角の伸びる頭部を撫でられていた
つい撫でさせてしまうのは、過去の姿の頃に撫でる相手がまずいなかったからだろうか
■クラリッサ > あの美貌を誇った姿もいいけどこの可愛い子供の姿もいい。
撫でながらつい頬が緩む。
目的を聞くと撫でながらニコニコと。
「う~ん、今の状態では根絶やしどころかその辺の子供にも勝てないですね、正直あの魔水晶、私でもあ手上げ状態ですし」
協力はしたいが正直力を取り戻す方法となると雲を掴むような話。
この可愛い姿もしばらく見ていたいし。
「ああ、やっぱりかわいいです~もう私……我慢できないです」
かわいいが過ぎて我慢できなくなったのか顔を近づけて唇にキスをしようと。
■魔王ダークロード >
「お手上げか…ぐむむ」
もしかしたら、と期待してみたがやはり難しいようだ
考えてみれば、かつての隆盛を誇る自分を封印した恐るべき秘術
そう簡単に封印の効力を無効化できないのは、仕方ないといえば仕方がない
…でもなんかすごくニコニコしてるのは、別の思想も混ざっていないか…?気の所為か…
「いや、しかしそれは已む無しだ。
クラリッサと出会えたことで、多少なり可能性の範囲は拡がったとみるべきで───」
誰も頼れぬよりは、と結論づけようと顔をあげたところ
なぜかクラリッサの顔が眼前に迫っていた
記憶の中にあるものと変わらぬ、整った美しき顔だ
かつての我の美貌には流石に及ばぬがなふはは
──などと考えている場合ではない
「んぅ───ッッ?!」
ちゅむっ♡
柔らかい唇と唇が触れ合う感触…
唐突すぎて避けられもしないし抵抗もできず…固まってしまっていた
■クラリッサ > 柔らかい唇が重なってキスをする。
子供の小さくてやわらかくてぷにっとした唇。
ダークロードの口の中に舌を入れて舌を絡ませて。
「んっ♡んちゅぅ♡んにゅ♡」
唾液を絡ませて濃厚なキスをした後に舌を放して。
「ふう……今日はまだ味見だけです♡」
こんな荒野でしてしまうのは勿体ない。
本格的にするならもっときれいな場所がいい、固まったダークロードを抱っこして。
「これからも私のできる範囲でご協力しますよ、私はあなたの味方ですから♡けど……私可愛い女の子好きですから♡これからはもっともっと仲良くしましょうね♡」
耳打ちする声は明らかに性的な意味もこもった艶のある声で。
優しく抱きしめ、時折頭を撫でながら自分の領地へと帰っていった。
ご案内:「魔族の国」からクラリッサさんが去りました。
■魔王ダークロード >
ちゅぷっ♡ ちゅむ♡ はぷちゅっ♡
整った顔同士が鼻先を突き合わせて、ぴちゃぴちゃと唾液の蕩ける音…
「!?!?!?」
目を白黒させているロードをよそに、楽しげなクラリッサはその身体を抱えて立ち上がっていた
「ちょ、待っっ…急に何をする!?
いやもっともっと仲良くって、待て待てそれはどういう───」
あれ!?こんな子だったっけ!?
もしかして封印されてる間に何かあった!?
…当時は知らなかっただけか、それとも変化があったのか
混乱のうちに彼女の領地へと誘われることになる魔王であった──
ご案内:「魔族の国」から魔王ダークロードさんが去りました。