2024/10/30 のログ
ご案内:「タナール砦」にアークさんが現れました。
■アーク > 取って取られて取り返して、そんなオセロゲームの駒のように扱われているタナール砦。
今日は人間側がその砦の主。
そして、物見雄山ついでに小金を稼ぎつつ、ピり着く前線の人たちを眺めに来た少年。
研ぎ、薬、アクセサリー各種、果てはマッサージ。
等という一人ごった煮状態の看板を置いて、アクセサリーやら各種魔法薬を広げた風呂敷の上に飾って、本業の研ぎ用具は本格的で荒砥から仕上げ用の革砥まで並べてちょこんと大きなリュックを背凭れにして座りながら大きな瞳で息か倦戦士たちを見上げている。
座っている少年からすれば全員が大きく、背凭れに背を預けながら体を傾け見上げなければ相手のかおをみるのにつかれてしまう。
今は自分で買って、作った特製フランスパンサンドイッチを小さな口で小さくかじりとりむぐむぐ、もぐもぐ。
自家製のハムや干し肉、買ってきたチーズに新鮮なシャキシャキ葉物野菜、酸味の少しあるトマトとそれらをまとめるマヨネーズのハーモニーに内心自画自賛しているが、満足そうな表情を浮かべてにっこにこ幸せオーラをほわほわと周囲に飛ばしている。
■アーク > ご飯を食べ終えれば満足気に微笑んでから、ナプキンで手や口を拭きふき。
満足気に小さく頷くと、王都で安く買ったナイフのメンテナンスを始める。
物自体は良いが、長年手入れされていなかったため、錆が浮き、刃にかけもあるが、手を入れれば十分使い物になるソレ。
練習がてらに水に濡らした砥石の上で摺り上げ始める。
単調ながらもどこかリズミカルな音が響くと共に次第に光を取り戻し始めるナイフ。
ふんふんとどこか弾んだ鼻歌と、自分の手によって輝きを取り戻し始めるナイフに少年の目は真剣ながらもキラキラと輝いていて。