2024/04/04 のログ
ご案内:「タナール砦」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 人間の国、魔族の国、その国境に存在するタナール砦。
場所が場所だけに、戦いは絶えず、大体はどちらかの側が占領している。
…のだが、時折、何らかの偶然が重なり、どちらも居ない時がるもので。
「………つまりは、そう言う事なんじゃろうなぁ」
そんなタナール砦の内部、大体中央付近を位置する場所か。
広間のような場所に、ぽつん、と少女は佇んでいた。
最初は、今日はどちら側が居るだろう?居たら、何か暇潰しでも…とか、考えていた。
しかし、いざ忍び込んでみれば、どこもかしこも、がらんどう。
せめて何かないだろうか、とか、そう思って、砦内を歩き回っていたのだ。
■タマモ > こうして、誰も居なくなっている状況では、不思議と何も見付からない。
忘れ物の一つでもあれば、ありがたく頂戴でもするだろうし。
こうして、探りを入れてみれば、隠し部屋が見付かるとか、あっても良いものだろう。
地下に封印された、なんちゃらがどうとか。
都合良く、この誰も居ない砦に、偵察とかに来る誰かとか、居てもいいだろう、とか。
まぁ、色々と考えてはいるのだが…大体は、考えているだけで、終わってしまう。
「むむむ…困った、本当に困ったのぅ、これは」
気紛れに来たものの、こうも何もないと、逆に困ってしまう。
とりあえず、色んな部屋を巡り、時に、窓から外を確かめたり。
そうした事を、飽きるまで、続けてみるのだ。
…その前に、何かあって欲しいとは思うが…それもまた、運であろうか。
ご案内:「タナール砦」にカチュアさんが現れました。
ご案内:「タナール砦」からカチュアさんが去りました。
■タマモ > そうして、あっちこっちと巡るのだが。
果たして、少女は何かを得られたのか、何も得られなかったのか。
それは、少女のみぞ知る。
ご案内:「タナール砦」からタマモさんが去りました。