2023/09/05 のログ
ご案内:「タナール砦」にスルーシャさんが現れました。
スルーシャ > 「さて、どうしようかしら」

 王国側が占拠する砦を魔族陣営の中から遠目に眺める。
 だが、今日はいずれ陥落する。内側から暴動が起きて王国陣営は瓦解する。

 原因は、己の尖兵となった者達。自分の為に王国を裏切り、自分の為に全てを捧げることを誓った、魂を闇に染め上げられた人間達。

 人間達は素晴らしい。自分が注ぎ込んだ闇を覆い隠すほどの大きな闇を己の土地に蠢かせる。
 だから気づきもしない、自分達の国が知らず蝕まれていることを。

 やがて砦の門が開き、自分達を迎え入れるだろう。

 尖兵達には自分の目に適う者は殺さず捕えろと伝えてある。

 今日は、何よりの功績を上げた尖兵を可愛がりたいが、
 そんな尖兵達よりも目を引く者がいれば、手にかけて染め上げるのも良い。

 さて、どちらにしようか。

ご案内:「タナール砦」からスルーシャさんが去りました。