2025/02/20 のログ
ご案内:「無名遺跡」にユーゴさんが現れました。
■ユーゴ > 『解呪薬の素材があるらしい』――と、冒険者仲間に教えられて訪れたのは、何度も訪れた事のある遺跡。その、中層。
事前に教えて貰っていた手順を踏み、己の知らなかった路が開けた時は、何とも言い難い心地になったのは秘密だ。
光量を絞った灯りの魔術を使い、一見して岩肌に見える細い通路を進んでいく。
そこそこの高さはあれど、大人二人分程の幅しかない、隆起の目立つ路。
足元は、まるで舗装でもされているかのようになだらかではあるが、違和感が拭い切れず、何とも奇妙な心地だ。
「さて――――」
ここは早急に抜けるとして、先にあるものは不明瞭。
冒険者仲間の言葉を疑う訳ではないけれど、解呪薬の素材があるのかも、確かではない。
腰に下げた細剣の柄を緩く握り直し。
■ユーゴ > 警戒は緩めぬ儘、静かな通路の中を進み行き――。
ご案内:「無名遺跡」からユーゴさんが去りました。