2024/07/18 のログ
アイリース >  道中何度も魔物と対峙しては魔具の力を借りて撃破を重ねていく。
 そのたびに感じる、借り物といえども膨大な力に高揚しながらも遺跡を突き進む。
 不意にブレスレットの宝石を見て色が濃くなっている気がしたが、気のせいだろうと特に気に掛けることもなく。
 ようやく、お宝がありそうな場所にまでたどり着いた。

「はい!」

 いつもの自分だったら不利を察してすぐに逃げ出そうとする相手。
 それでもこれまでの道中で魔具から与えられた力を信じ、普段では時間がかかり過ぎて使えない火炎嵐の呪文を唱え始める。
 自然と呪文をどう省略すればいいのかもわかり、敵が移動力に乏しい植物型の魔物であったこともアイリースの有利に動く。
 距離を保ったまま詠唱を終わらせ、放てばアイリースの今の実力では出せないであろう火力で魔法が直撃する。

「やった……?」

 直撃した拍子に生じた煙に目を細め、警戒を怠らないが確かに実感できた手ごたえに胸を押さえながら様子を見ていれば、晴れていく煙の先では燃えて倒れ伏す魔物。橋は炭化しており、撃破できたことをアイリースは悟る。

「や、やれた……! 魔具さん! 私倒せました! ありがとうございます!」

 小躍りしたい高揚を抑えて興奮気味に魔具に語り掛ける。
 そうして高ぶる気持ちのまま、魔物の奥にある扉へと手を伸ばした。

魔淫装具 > 扉の奥には、豪奢な宝箱がある
守護者が倒されたことで鍵が開いたその中には…宝石がある程度の資金にはなるであろう量入っている

『私はここのレベルに合わせて機能を定義したので当然である。だが良い詠唱である』

友好的な低い声が響く

『―――――――――……』

その頃には、ブレスレットの宝石は深紅に染まっている

『契約は果たされたが、更に更新可能である
これからも俺を使うか?』

目的を果たした冒険者に更なる契約更新を促す声が響く

アイリース >  契約の更新を言われ、考える。
 自分の実力ではないが、この力があれば資金稼ぎに困ることはないだろう。
 魔具に頼りすぎるのは問題だろうが、拾った魔具を活用すること自体は問題ないはずだとアイリースは自分を納得させて魔具に頷く。

「はい! ぜひ次もお願いします!」

 しばらくはこの宝石でお金には困らないだろうが、錬金術の鍛錬の為にはお金はいくらでもあった方がいいと考えての発言だった。
 できればパーティを組みたくないアイリースにとって、一人で遺跡を進める魔具の存在は非常にありがたい。

 契約には、対価が必要だという事をすっかりと忘れて。

魔淫装具 > 『新たな契約は成った。次も手助けをしよう』

契約が続く限り、力は変わらず使える
これからも冒険者の力となってくれることだろう
ただし…

『俺の気分だ。対価を今徴収しよう』

喜びで満たされているだろう冒険者に、低い声が向けられる
同時、松明で明るいはずの部屋が冷たい空気で包まれる
腕輪がいつのまにか外れ…冒険者の背後に巨大な気配

振り返ってみるなら…
明らかに先ほどの魔物とは格が違うとわかる巨大な泥の怪物が立っている
悪魔の力が一部顕現した姿である…

『さあ、大人しくしな…なあに、今日のところは悪い様にはしませんよ』

まだ乱れた口調の声は脳内に聞こえる
泥が触手となって冒険者へとゆっくり伸び…冒険者の背後から手足を拘束しようとしていく

アイリース > 「はい、よろしくお願いします」

 力を貸してくれるという魔具に笑みを溢していれば、不意に感じる強大な気配。
 とっさに振り向けば先ほどまで影もなかった泥の怪物に思わず後ずさりしてしまう。
 しかし、聞こえてくる声からこの泥の怪物は魔具のようだと気づくが、触手となって伸びてくる泥におびえ、そして対価とは一体と考えているうちに手足を拘束されてしまう。

「ひっ、ま、魔具、さん。あの、対価って……」

 そう言えば対価があるのだと今更ながら思い出し、いったい何をされるのだろうかと手足を泥の触手でからめとられながらも震えた声を出す。
 悪い様にはしないというのであれば、危険はないはずだと自分に言い聞かせる。

魔淫装具 > 『せっかく美味そうな相手なんだ、満足させてもらうぜ
ん?対価は対価だ。あれだけバカスカ魔法撃って…なんにもないと思ったか?
安心しな、傷つける殺すなんざしませんから
ただただ、悶えてくれればいいのですよ』

手足を拘束すればそのままずるずると引きずって自分の元へ
口は塞がずに、その泥の体の胴体部分に強いちからで少女の体を埋めていこうとする
泥の中は生暖かいが匂いなどはしない
包み込んでしまえば、少女の衣服の中に細いひも状になった泥が入り込み
まずは太ももを、脇を、首筋を、腰元を…小さな繊毛のような突起が突いた泥の触手が撫でまわしていこう
性器や胸は狙わないが、くすぐったい部分を的確に狙っているようだ

それらの泥は全て濃度の高い媚薬となっており少女の性感へ油と火を同時に放っていこうとしている…

アイリース > 「もだ、え……?」

 確かにあれだけ強力な魔法を使わせてくれたのだ。何らかの対価は必要だろうと納得していれば頭の中で警鐘が鳴る。
 しかし逃げ出すこともできず、泥の身体の中に体が埋まっていく。
 抵抗などできるはずもなく、呆気なく頭を残して泥の中へと沈んでいくアイリースの身体。
 泥の身体に顔が近づいても悪臭などはなく、一体何をされるのだろうと緊張していれば服の中に入り込む小さな触手の感覚に体をこわばらせる。

 しかし、触手は胸や性器といった露骨な部分は触れてこないため安堵していれば、くすぐったい部分を的確に撫でまわされ思わず笑いが漏れ出る。

「ふ、ふふっ、あははっ、く、くすぐった、んふっ、ははっ」

 最初のうちは笑っていられたが、だんだんとそれもできなくなる。
 体が、頭がゆだるように熱を持ち始め、胸や性器は一切触れられていないというのに唇から漏れ出る声はだんだんと甘さを含ませ、振れられてもいないショーツが濡れていく。

「んっ、ふ、んぅ。はっ、あぅっ、んんっ」

魔淫装具 > 『―――――――』

呻きが漏れる
いかなる動物とも似つかない呻き
それに呼応するように、衣服に張り付かない泥は少女の体を撫でまわしていく
背骨の筋、鼠径部、耳の裏…
まるで少女の体を余すところなく味わうように触手が這いまわる
触れた部分に性感の火傷を残しながらも、性器には触れない

蜜が垂れるショーツの淵をなぞり、乳房の下側…乳肉と肌の間に入り込んで擽る

『はぁー…』

少女の反応を楽しんでいるのか饒舌だった悪魔は荒い息を漏らすのみだ
頭以外を埋め込んでいるから、手の指の間…爪と肉の間の敏感な部分まで
性器を敢えて外して、少女の全身を性感の毒の中に埋めていこう

アイリース > 「や、ぁっ……な、にぃ……?」

 なぜ自分の身体がこうなっているのか。
 理解できないままくすぐる範囲が広まり、敏感な場所を含めて全身を触れられる。
 それでも肝心な性器だけは外され、それでも十分過ぎるほど昂らさせられて悶える事しかアイリースにはできない。

「んにぃっ、ゃ、ぁぅっ、ひっ、んんぅっ! はっはっはっ、んんっ」

 唇からあふれるはしたない声に涙が浮かぶ。
 それすらも羞恥心からか快楽からかもわからず、触手が振れるたびに泥の中で跳ねる体に訳が分からず、なぜ、どうしてと何度も頭の中に疑問が浮かびながらも必死に声を抑えようとする。

 しかし、無理やり高められた体への刺激に声は抑えられず、漏れ出る声にはもうくすぐったさではなく快楽に悶える色しか乗っていない。
 アイリースは視認できないが、アイリースの乳首は服すらも持ち上げるように固く尖り、ショーツはもはや役目を果たせないほど濡れそぼっている。

魔淫装具 > 今回は楽しむだけである
代償と言ってもこの程度か、と思わせるための仕掛け
もちろん、警戒するなら破棄されるだろうがそれは悪魔には止められない

笑い声混じりに喘ぎを漏らす少女の体にひたすら性感の火を入れていく
擽るだけではなく、堅く尖った泥の先端が敏感となっている少女の肌を突くことで鋭い刺激も織り交ぜていく
変わらず、しばらくは胸と性器には触れなかったが…

『愛らしい声で鳴く契約者だ。嬲り甲斐がある…
対価としては十分だ』

低い声で囁いた直後、少女の手足を除いた胴体部分が泥から出される
尖った乳首と、蜜を垂らす股間を自覚できるように…ひんやりとした外気に晒し

全身に薬が回った事を感じ取れば、ずるん……と
悪魔の腰部から少女の腿ほどもある性器が露出し、少女の腹にびたん、と打ち付けていく

これは入れる目的ではなく、ただ見せるだけの肉棒
他の泥とは違い、濃厚な雄の匂いをわざと放ち、先走りを垂らすそれを見せつけることで、少女の本能を疼かせる狙いである

その陰茎の太さに隠れて…少女の秘部と乳首に泥触手が這い寄り
平たくなった触手がショーツの上から恥部を…入り口とクリトリスを纏めてずるり、…擦り上げ
乳首には…小さな泥の指ともいうべきものが複数迫り、乳首を扱き、捏ね、摘まみ
今まで焦らした分を一気に爆発させようと細かく、けれど力強い愛撫を加えていく…

アイリース >  感じ入っても止まらない触手の動きに笑い交じりの喘ぎ声を抑えきれない。
 脳内に響く低い声の内容もまともに理解できずにいればようやく解放される。

 泥の中にいたというのに服は濡れておらず、しかしそれゆえに自覚する濡れそぼったショーツの状態。
 ひんやりとした外気が熱をはらんだ体には気持がよく、しかしその刺激でショーツの状態だけではなく尖った乳首まで自覚する。
 戸惑っていれば腹部に叩きつけられた何か。
 それが何かと顔を向ければ息をのんでしまう。

 まるで強大な男性器のような触手。
 これまでの泥と違い、雄の匂いをまき散らすそれに思わず視線が釘付けになり、知らず知らずのうちに生唾を飲み込む。
 きゅんと疼く子宮に気付かず、濡れそぼったショーツがさらに重くなる。
 そうしていれば別の触手が決定的な刺激を与えてきた。

「ひっ、ひゃぁぁぁぁぁあっ♡!」

 昂っていたというのに決して触れられていなかった蜜口とクリトリスを容赦なく刷り上げられ、乳首は指のような触手で扱かれ、捏ねられ、摘ままれる。
 細かくも力強い愛撫にアイリースは喉をそらし、腰を浮かせて絶頂を迎えてしまう。
 がくがくと下品に震える足は広げられて触手に股間をさらけ出し、乳首はその形を服に残さんばかりに固く尖ったまま扱かれ続け、アイリースの可憐な唇からはあられもない嬌声が響き続ける。

「らめっ♡ らめぇぇっ♡! しゅこしゅこしちゃ、らめなのぉっ♡」

 舌足らずな悲鳴染みた嬌声が響くが、アイリースの蜜口は期待しているようにショーツの奥でパクパクと動いてはこすりつけてくる触手を挟む。

魔淫装具 > なおも男根はそこにあり、雄の匂いをまき散らしつつ…雌の期待も伝わっているが挿入は行わない
ただ男根がそこにあり、少女の体に疼きを刻み込むだけである

続けて、敏感な性器と胸を弄ればこれもまた素晴らしい嬌声
絶頂を迎えても、動きは止まらない
一度点いた火を消えない炎にするべく、敏感な部分へのピンポイントな刺激を続行
男根はその声に反応するようにびくびくと震え、先走りをまき散らし続けて少女へ誘惑を続けていき…

そして、数十分その状態が続いていく
少女がどうなろうと、悪魔が満足するまで
そして…唐突に動きが止まり、ゆっくりと泥の中から地面へ少女は降ろされていくだろう

『ふ、ぅ…。満足した。今回の徴収は終わりだ』

いやにあっさりとした幕引き

泥の怪物は見る見るうちにブレスレットへと戻り…【薬】の影響はしばらく休めば抜けていくこととなる
少女を嬲った泥の触手も、男根も…跡形もない
それからも腕輪を使い続けるかは、冒険者次第である…

アイリース >  まるで拷問のように続く愛撫。
 だがしかし、無意識の雌としての要求には決して答えてくることのない泥の怪物。
 雄の匂いだけをまき散らし、容赦なく与えられ続ける強烈な快楽が続くこと数十分。
 ドロドロにとろけ切った蜜口、もはや風が吹くだけでも体を震わせるほどまで敏感にされた身体。
 唇から漏れ出るのは息も絶え絶えといった様子の喘ぎ声交じりの吐息。

 そこまで追い詰められても蜜口は蹂躙されることなく、地面に降ろされて身じろぎも出来ぬ状態であっさりと幕引きを迎えてしまった。

 荒い息のままさらに時間をかけて体を起こせるようになった時、泥の影も跡形もなく、自身の片腕にあるブレスレットを見てアイリースは考える。

 確かにアイリースにとって拷問のような快楽を与えられたが、女として最後までは蹂躙されることはなく。
 かなりきついがあれに耐えれば再び遺跡からお宝を入手できると考えればこのブレスレットを手放すのがとても惜しくなる。

「……帰ってから、考えよう……」

 今ここで手放すには先ほどまで感じていた全能感が名残惜しくて。
 非常に恥ずかしく、そして屈辱的だが与えられる快楽を耐えればいいだけと考えれば過去の蹂躙よりはましだと思えて。

 アイリースはこの場で手放すことは選ばず、手に入れた宝石とともに魔具を持って帰ることを選んでしまったのであった。

ご案内:「無名遺跡」から魔淫装具さんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からアイリースさんが去りました。