2024/05/27 のログ
ご案内:「無名遺跡」にアストラさんが現れました。
■アストラ > 無名遺跡の下層へと繋がる細い下り坂。いわば滑り台。
ウォータースライダーのごとく水が流れ、暗がりの向こうがどうなっているかは光で照らそうと伺えない。
これに入ったらそう簡単に戻ってこられないのでは?と警戒するのは常。
しかしここ以外に階段はなく、隠し壁のようなものも見受けられないとなれば、これに流されて下層まで行くしかない。
「篩にでもかけられている気がするわねぇ…」
ここでためらうことなく挑む者に財宝を得るチャンスが与えられる。
けれど蛮勇に挑みその先に待ち受けるのは財宝ではなく死の恐れもある。
女冒険者は豊満な胸の下で腕を組み、顎に手を当てながら思案していた。
「けれどここまできて引き返すのも、あまり美味しくないし」
もしこれ自体が罠だとしても、自身の運にかけるだけ。
待っているのは存外、死ではなく気持ちいいことかもしれないし?なんて楽観的な思考になるのは、ここがそういう遺跡でもあるとよく知っているからだ。
こういう時はコイントスで決めよう。
一枚の銀貨を取り出して指に乗せて、弾く。
表なら行く。裏なら引き返して別の道を探す。さて――――。(偶数→表、奇数→裏) [1d6→2=2]
■アストラ > 手の甲で捉えた銀貨が出した柄は表――――。
ふふ、と唇に弧を描いて笑みを浮かべる。
こうやって運に後押しされると、いいことが待っている気がして気分が上がる。
「それじゃ、行きましょうか」
かつんとヒールを慣らしながら、水流が絶えず流れる細い下り坂に両脚を伸ばす。
水のせいで濡れてしまうのはまぁ仕方ない。下についたら乾かせばいいのだから。
「あら、勢いが結構、――――きゃああっ」
据わった途端に流水の勢いが増したような。
大きな尻を押し出すように、存外滑りのいい坂の下まで運ばれるように流されていく体。
右へ左へうねり、方向感覚も狂いそうな長いスライダーにバシャバシャと流され流され――――不意に坂道が途切れて、空中に放り出された。
ひゅぅん、ばしゃぁあん、とひと際派手な水しぶきを上げて落ちたのは深い水の中。
暗がりの水槽の中に落ちて落下ダメージを受け止められ、水面へと泳いで息を吐く。
「はぁっ! ……水がなかったら結構なダメージね、これ」
頭から足までずぶ濡れになった体を泳がせて、陸地へ上がろうと……。
ご案内:「無名遺跡」に凰魔さんが現れました。
■凰魔 > 水の中はいささか生臭く、あまり心地よいものとは感じられないだろう。
おそらくは魚系の魔物もそこには棲みついて運が悪ければそのまま食べられていたかもしれない。
下層ともなればそういう罠だってあり得るわけで、だが無事に陸地へとたどり着く事だろう。
……その生臭い水に塗れた肌に、多少熱がこもり始めるかもしれないが。
そこに、しばらく見なかった背中が見える。
美しい毛並みを携えたそのシェンヤン風の衣装に身を包んだケモノ。
全身に札を張り付けたままのケモノが地面に座り込んで、何か捏ねていた。
「ふんふんふふ~ん…むぉ?」
そのケモノが陸に上がった音に気が付いたのか振り返れば、土や泥に塗れて人形を作っている。
自らの唾液を混ぜ込んだそれは、そのケモノと全く同じ姿をした人形であった。
ただ、泥人形というにはその瞳の色は本物の宝石類を張り付けているのが見えるだろう。
しかし、そんな財宝よりもずっと存在感があるケモノが彼女へと近づいていく。
「おぉ、これまた奇妙なところで出会ったな。我に会いたくなったのか?
まさか我の顔を忘れたとは言わないだろうな?ん?」
そうあなたの黄金の双眸を覗き込み、ニタリととても子供がするようなものではない邪悪な笑みを浮かべて。
■アストラ > ただの水というには少しばかり粘性があって皮膚にまとわりついていた。
それは露出の高いローブの内側、下着も身に着けていない胸部や腰回り、太腿から大事な陰部まで。
髪にも匂いがついてしまうのはちょっと嫌だと思っていたけれど、軽く搾りながらなんとか陸地まで上がりきれば、暗がりの中に小さな毛玉が見えた。
ただの毛玉ではなく、帝国風の衣装をまとった子供サイズの存在が、自身にそっくりな人形造りに勤しんでいる姿。
その風貌には覚えがあると同時に、水が沁み込んで火照る肌の熱を下腹部に集めたかのように、そこが疼きだす。
「――――はぁ…♡ ご無沙汰しております、オーマ様。
勿論、忘れるなんてとんでもないですわ。その証拠に……ほら♡」
ゆっくりと近づいて両足を大きく開きながら、深いスリットの入っているローブの前部分をめくり上げる。
艶めかしく美しい脚線美、白くむっちりと肉付きの良い白い太腿から、隠すものが何もない恥部を惜しげもなく晒し、その下腹部にくっきりと浮かぶ隷属の淫紋を示す。
目の前の彼の眷属として隷属した証。
彼の前でのみ表れるソレははっきりと白い肌に刻み込まれて発動しており、邪悪な笑みと共に覗き込まれて、ゾクゾクと身体を震わせながらすでに蜜で潤み始めている。
■凰魔 > 【お部屋移動します】
ご案内:「無名遺跡」から凰魔さんが去りました。
■アストラ > 【移動】
ご案内:「無名遺跡」からアストラさんが去りました。