2024/05/02 のログ
ご案内:「無名遺跡」にヘルフリクさんが現れました。
ヘルフリク > 「はああ……どうしよう……みんなとはぐれちゃったよぉ……」

途方にくれた表情で、魔法のカンテラと小さめのワンドを手にした冒険者の装束の黒髪のエルフが遺跡の回廊をウロウロしている。
ワンダリングモンスターに追いかけられた結果パーティメンバーとはぐれて孤立してしまったスペルユーザーそのものである。

「ううっ……ボクなにも悪くないのに……」

これは嘘である。
逃げるに至ったのは魔物にビビって魔法をデタラメに放った結果、
仲間に当たってカエルに変えたり石像に変えてしまったりして
戦うだけの戦力がなくなってしまったからである。

「かわいそうになああの人達も……
 カエルや石像になってしまって……(他人事)
 でもカエルにされて美少女に飼われたり
 石像にされて美少年のお部屋に飾られたりはしたいな……
 えへへへ……」

徘徊しながら妄想モードに入った。

ご案内:「無名遺跡」からヘルフリクさんが去りました。