2024/04/30 のログ
ご案内:「無名遺跡」にユーゴさんが現れました。
ユーゴ > 遺跡の中層。枝分かれする通路の内の一つ。
その奥に広がる、少しばかり広めの小部屋の入口辺りで、全身ずぶ濡れになった冒険者が一人、立ち止まっていた。

「――――いや、これは私が迂闊だったのが悪い。 ……悪い、けども。」

溜息交じりに独り言を紡いで、ちら、と視線が移る。
己の頭上を見上げれば、魔法陣が刻まれているのが目に入った。
詳細の内容まではまだ読み取り切れていないが、己が被った液体は、間違いなくあそこから降ってきたものだろう。
肌に張り付く前髪を掻き上げ、水分を散らしつつ、重い溜息を吐き出し。

ユーゴ > 余り、魔力の無駄遣いはしたくないのだが――そう言ってもいられない。
魔法で熱と風を作り出し、素早く乾燥させていく。
暫しの間、小部屋にて休息を取った後は再び遺跡の中の探索をすることになるのだろう――。

ご案内:「無名遺跡」からユーゴさんが去りました。