2023/11/20 のログ
ご案内:「◆城塞都市「アスピダ」(イベント開催中)」にドロレスさんが現れました。
ドロレス > 膠着状態の続く、アスピダを巡る戦い。
決戦の要となる王国側の新兵器は未だ姿を見せず、
その間にも血の旅団は着々と戦線を縮小、戦力を回復していた。
無論、その間も平和だったわけではなく、牽制を兼ねた小競り合いが頻発している。
血の旅団は暁天騎士団に加え新兵器”エイコーン”を投入し王国軍に出血を強いていたが、
彼らの戦力はそれだけではない。様々な理由で集まった歴戦の傭兵たちもその重要な戦力だ。

「追撃だ!一人も逃がすんじゃねぇぞ!!」

声を張り上げながら剣を振りかざし、傭兵隊長ドロレス・サラザールは笑顔を浮かべる。
王国の小規模騎士団か、あるいは冒険者の部隊か。
思わぬ遭遇戦となったが、彼女の傭兵隊は難なく打ち勝ち、
敗走する王国兵の追撃を始めていた。

「武器や鎧はなるべく壊さず剥ぎ取れよ?貴重だからな」

戦場のあちこちで傭兵たちは捕えた王国兵の装備品、あるいは兵士本人を戦利品や捕虜として確保していた。
他の都市と交易できるわけがないアスピダにとって、王国軍からの略奪品は重要な生命線だ。
戦闘経験の殆どない盗賊でも立派な鎧と槍を装備させればこけおどしにはなるのだ。

「はは、どっかにいい女騎士でもいねぇかな?」

そして、捕まえた捕虜は貴重な労働力になる。
女であれば更に付加価値も生じるだろう。

ご案内:「◆城塞都市「アスピダ」(イベント開催中)」からドロレスさんが去りました。