2023/09/13 のログ
ご案内:「◆城塞都市「アスピダ」(イベント開催中)」にドロレスさんが現れました。
■ドロレス > アスピダを巡る、王国軍と血の旅団の戦い。
それは現在お互いが決戦兵器の完成を待ちつつも、
その間少しでも相手の戦力を削ろうと小競り合いを続ける、
消耗戦の様相を呈していた。
「クソッ、何でエイコーンが居ないとこに限ってアタシらを出すんだよ…」
王国軍との混戦の最中、血の旅団側の傭兵隊長、ドロレスは毒づく。
普通に考えれば王国の軍勢相手に都市一つしか拠点の無い血の旅団が消耗戦を戦えるわけがない。
しかし、それを補うのが旅団の投入した新兵器、王国側の呼称エイコーンである。
巨大で、強大な力を持つそれは旅団の数の不利を覆し、王国側に多大な損害を与えていた。
しかし、その数は少なく、全ての前線を支えることは到底できない。
それ故、エイコーンのいない戦場は精鋭の兵士に任されていたのだが…。
「あの騎士団連中出せばいいだろうがよ!偉そうにしやがって!!」
ドロレスは彼女と己の傭兵団がよくその役目に駆り出されるのが少々不満であった。
きっと、騎士団を温存する為に傭兵が働かされているのだとそう信じていた。
そして、その怒りは目の前の哀れな王国兵に向かう。
彼女は左手のランタンシールドに取り付けられた刃で、一刀のもとにその首を刎ね飛ばした。
「あぁもうこうなったら稼ぐぞ!たんまり首取って報酬要求してやれ!!」
ドロレスは傭兵たちを鼓舞しながら剣を振るう。
その殺人剣は、王国騎士にも負けることはない。