2025/03/09 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にグスタフさんが現れました。
■グスタフ > 温泉宿に向かう途中の山賊街道。
運が悪ければ野党の類に会うこともあるが、鼻歌交じりに進んでいく。
防寒はしっかりと外套などを羽織っているが、その下は軽装で。
何度もこの道を利用して迷う様子もない。
見上げれば月。雲が流れておぼろ。
それはそれで景色の移り変わりが退屈しない。
月が陰れば闇が満ち。危険は増すのだが――。
■グスタフ > 空は巡る。歩いている間にも月は傾き、星も流れていく。
星の瞬きは気まぐれで、雲が風にながされている様を思う。
闇の影に星が盗まれ、陰の闇に獣の気配を感じる。
怯えもなく、寒さを外套の外に追いやり、男は歩く。
酒を一口煽って。熱い吐息を吐く。
「早く風呂でも浴びたいね――」