2024/12/07 のログ
ご案内:「九頭龍山脈/温泉小屋」にレフェーリアさんが現れました。
■レフェーリア > 元々は小屋の中に温泉を引いた浴槽が用意されていたのだろうが、今では壁には穴、扉は崩れ、屋根もほとんど残っていない。
風が吹く度に小屋の残滓ががたがたと揺れ動き、隙間からを通り越してそこら中から空気も流れて来てはいるが、
「ふぅ……」
浴槽はまだ壊れておらず、穴の空いて雑草の生い茂る地面にと流れ落ちるだけの湯が今でも並々と満たしている。
こんな場所にいまさら人が来る訳でも無い。場所を知っていればある意味では穴場とも言えるかもしれない中で一人風呂を満喫する。
長く足を延ばして夕暮れに染まる空を見上げられるが、本格的に暗くなるよりも前に上がって、夜を迎え入れる準備をしなければと思っているが。
「もう少し、かな……」
何にしても風呂は心地良いと、足を伸ばしてもう少しだけと赤らんだ顔でまだ浸る気であるらしい。
ご案内:「九頭龍山脈/温泉小屋」からレフェーリアさんが去りました。