2024/05/13 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/洞窟」にロシェルさんが現れました。
ロシェル > 山賊討伐の依頼をギルドから請け、数名のPTを組んで訪れた九頭龍山脈の麓。
目的地である、山賊達が根城にしている”らしい”小屋まではまだ距離があるとの事で、
小休止がてら洞窟の浅層――入口にほど近い場所で魔物除けの香を焚きいて陣を取っていた。

己はと言えば、そこから少しばかり離れ、洞窟の中を進む。

「……こんな場所でこれにお目にかかれるとは――僥倖でしょうか。」

とは言っても、仲間たちのいる場所からはそう離れてはいない、大声を出せば問題なく届くだろう距離。
珍しい魔鉱石に釣られてしまいはしたものの、流石に我を忘れることもない。
採掘用の小型のピッケルをマジックバッグから取り出し。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/洞窟」にアキアスさんが現れました。
アキアス > 山賊退治の臨時冒険者パーティーでの依頼中。
魔物との遭遇戦なども危なげなくこなせる同行者達に安堵しながら。

休憩にと立ち寄った洞窟。
道中で目を付けていた聖職者の女が一人、洞窟の奥へと進むのを見つけて。

特に気配を隠したりはせず、背後から近づいていく。

「良いモンでも見っけたかい、シスターさんよ」

背後からでも解る肉付き良い腰元を無遠慮に眺めながら声をかける。
ピッケルを取り出す彼女には文字通り掘り出し物を独り占めしていると咎めるようにも聞こえるだろうか。

ロシェル > いざ採取を、と思った矢先、背後から声をかけられ思わず肩が跳ねる。
咎められたと思って――ではなく、まさか声をかけられると思っていなくて、の驚き。
小型のピッケルは手に持った儘、緩い動きで振り返り。

「――ああ、アキアスさん。 そうなんです、とても珍しい魔鉱石を見つけまして!」

ぱ、と華やぐ表情だけでなく、返す声も些か跳ねた調子。
壁近くでしゃがみ込む体を少しばかりずらせば、相手にも己の言う”珍しい鉱石”が見えるだろう。

そんな、穏やかな雰囲気が続くのはいつまでか。
瞬く間にか、はたまた――――。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/洞窟」からロシェルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/洞窟」からアキアスさんが去りました。