2025/01/06 のログ
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ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 宿 “ギヤマン・ショウ”」にエレン・ローズマリーさんが現れました。
エレン・ローズマリー >  
 ガラスのショー
 言葉に摺れば簡単で、実現はしにくい。
 ガラス自体は作ることはできるだろう。
 窓枠 ステンドグラス など、必要な場所には設けられる。
 しかしそれが厚みと幅広さを持てば難易度も変わり、傷一つあるだけで価値は下がる。

 強度を保つために塗り込んだ液剤を用いたガラスの壁
 片側の壁にそれが設けられたソファ席でくつろぐのは、ベレー帽を脱いだエレンと複数人の恰幅の好い男。
 護衛じゃない 全員贅沢さを示すため衣は上質 身に着ける指輪にはめ込まれた石の大きさもそれなりだ。
 アケローンのような映像越しとは違う生の場面が、ガラス越しで彩られていく。
 白桃ワインと丸い弾丸サイズに整えられたチョコレートの盛られた器を傍に、唇を濡らす優しい白桃色の酒
 それを傾けながら、音声もガラス越しでは耳に優しい。 丸く聞こえて状況はちゃんとわかっている。


   「同じ目線の高さで同じ光景を見ることができる。
    全部がコロシアムで言う前席の気分を味わうことができて、いい商売ね。」


 皆が頷き、目の前の他人事をただ鑑賞するのみ。

 5人の女と5人以上の男
 奴隷身分だろうか、髪も髭も整えられているが肌の染みついた色だけは抜けていない。
 女は逆に綺麗だ 人種は様々だが人間。
 それらが好き勝手に犯されている。


   「三日食水を抜いて体の中を空っぽにした上で脱力剤を尻に刺したんですって。
    彼女達は 精液も小便も 果ては唾どころかピンク色になった精液(ザーメン)でさえ喜んで受け入れなければいけない。」


 渇きだけは耐えられない。
 その水気が胃袋に流し込まれた瞬間、尻孔に発射された瞬間染み渡るようになる間隔と欲する喉の動き。
 外れ枠はむしろ前に入れられることだろうか。
 脱力剤のせいであんな“デカさ”ですら呑み込んでいる。


   「―――商売柄、駄目ね。
    慣れていると彼女達の“ばびぶべぼ語”が理解できてしまうもの。」


 幼い顔立ち 獰猛な笑み 自身の尖った耳先を指先でスリッと撫でると、全部理解できているかのように
 頬をべったりエレンの目の前の壁につけて尻を抱えられ、後背位でバンッバンッバンッと叩き込まれている姿。
 今はどっちなんだと隣のツー・ブロックヘアのおじ様に聞かれると、肩をすくめて。


    「(ケツ)よ。」
 

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 宿 “ギヤマン・ショウ”」からエレン・ローズマリーさんが去りました。