2025/01/03 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」に青麗さんが現れました。
■青麗 > この時期の王国はどの町や村でも新年を祝う催しが数日続くものだが、
中でもハイブラゼールの賑わいは王都のそれに勝るとも劣らないものであった。
王国有数の貿易港らしく、異国情緒も混じったお祭り騒ぎが今日も続いている。
そんな街の大通りを、屋台を眺めながら歩くシェンヤンドレス姿の女。
「本当は故郷で新年を迎えたかったけど…まぁこの街も楽しいからいいか」
彼女、青麗は見た目通りのシェンヤン人であり、表向きは冒険者、その正体は皇帝直属の道官である。
始皇の勅命により不老不死の仙薬の材料を求め密かに王国に派遣された者の一人だが、
その成果は芳しくなく未だに国に帰れないでいるのだ。
「美味しい料理に楽しい催し…後は夜を付き合ってくれる美人がいれば言う事無しだけど」
しかし、そんな勅命を今日ぐらいは忘れ、青麗は通りを巡る。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」から青麗さんが去りました。