2024/05/07 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にエイリさんが現れました。
■エイリ > 女はハイブラゼールの一角、妖しい明かりに照らされ人通りの多い道に佇んでいた。
いつもなら奇抜な衣装にニンジツをかけて、目立たない地味なローブに見せかけている。
しかしこのハイブラゼールにおいてはむしろ逆効果。
そんな浮浪者のような格好をしていたら逆に悪目立ちし、人が寄ってこないだろう。
そんな理由でクノイチ姿を曝け出していたのだが、案の定、裸同然の娼婦もいるなかで格好として目立ってはおらず。
「いざ探そうとすると、なかなか見つからないのよねェ――」
今回は仕事でも何でもなく、プライベート。
遊び慣れた男を見つけるために訪れたのだが、どうもぱっとしない。
声をかけてくる男はいるのだがピンと来る相手はおらず、先程から目の飛び出るような額をふっかけて断ってばかりだ。
目的は金ではない。
なので追い返すための嘘に過ぎないのだが、悪態や唾を飛ばしてそういった男たちは皆立ち去っていった。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にグスタフさんが現れました。
■グスタフ > 久方ぶりの港町、目的といえば言わずもがな。
今夜の相手を求めてふらりと、そういう界隈をぶらつく。
最近、王都や故郷を往復していたので、ここいらは新鮮だ。
それなりに見慣れない格好の女もちらほら。
「お、君……今夜の予定は空いてる?」
目が惹かれたのは、東方のなんとかというニンジャの恰好をした女性だ。
露出が多く、いろんなところに視線が誘導されて目のやり場に困る。
金で釣る手もあったが、なんとなくこの手合いは好きモノだと勝手に決めつけて。
気安くボディタッチしそうな雰囲気で話しかけてみる。
「いい身体してるね。どう、一晩」
すでに腰に手を回して持ち帰る気満々で。
■エイリ > 経歴柄、単に軽薄なだけの女好きと、牡としての欲求が強すぎるあまりに女好きが滲み出る男の違いはよく分かっている。
声をかけてきた男からは後者の匂いがした。
故に、出会ったばかりで挨拶もそこそこに腕を回してきても、その腕に手を添えるだけで捻り上げたりはせず。
視線はほぼ同じか、少し男が上ぐらい。
尖り気味の瞳を妖しく細め、品定めするように男の顔を睨めつけた。
「――そうねぇ……。一発じゃなくて本当に一晩なら、付き合ってあげるわよ」
体を密着させて男の下腹部に尻を押し付けると、ほとんどが露出しているパンと張った桃尻で股間を擦り、逸物の量感を確かめる。
足は既に軽やかに、男を伴って歩き出そうとすらしていた。
■グスタフ > 【移動します】
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からエイリさんが去りました。