2023/09/23 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にランヒルド・ダールさんが現れました。
ランヒルド・ダール > 休日の過ごし方をいかにすべきや。欲望に従うべし。
ということでハイブラゼールの酒場を訪れた女文官(私服の姿)は、既に数杯目の酒に手を付けていた。
日頃お堅い仕事をしている人種ほど、酒の場では酷い乱れかたをするものである。
この女の場合、他者へ絡むだとか大声を張り上げるだとかは無かったが、

「……だからですね、そういう煮え切らない男とかちょんぎってしまえって言ったんですけどね。
 でも箒がそこにあったから片付けが進まなくって……」

水の入った酒瓶に何やら、クドクドと文句をつけている。
飲酒ペースが速いのを見かねた店主が、女の隙をついてこっそり瓶をすり替えたのだが、かれこれ数十分気付く様子はない。
空のグラスに水を注ぎ、ごくごく喉を鳴らして飲み干し

「ぷはー。……なんだか、飲めば飲むほど頭が冴えてきた気がしますねぇー」

水なのだから当然である。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にヒューゴさんが現れました。
ランヒルド・ダール > やがて水の瓶が空になるころには眠気も襲って来る。
カウンターに突っ伏した女が寝息を立て始めるのは、そう遠くないことだろう──。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からランヒルド・ダールさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からヒューゴさんが去りました。