2023/08/30 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にタマモさんが現れました。
タマモ > 港湾都市ダイラス、アケローン闘技場。
時に力を試す為に、時に賞金を、賞品を、そして名声を得る為に。
場合によっては、戦い自体に悦を求め、嬲り、凌辱する、それが目的であったり。
そんな、色んな試合が行われ、色んな参加者達が集う場所。

そんな舞台の上に、今、少女は立っていた。
話を聞いた感じでは、今回は、純粋に戦い、一番の勝者に賞金が出る普通の試合、らしい。
…うん、まぁ、試合がある、と聞けば何も調べず参加表明した結果が、これである。

別に戦う事を嫌っている、と言う訳ではない。
そうしたものも、それなりに、やり方次第では楽しみようもあるのだ。

だから、今回は己からの案の提示で、己との戦いのみ、それを採用するようになっていた。
まず、己は力を使わず、純粋に武器戦闘のみを行う。
武器、とは言っても、手にした扇子だ、武器?とか思われるような、品ではあるが。
次に、己は基本的には守りに徹する事。
相手の攻撃が掠めても、それは命中と判断する。
そうした取り決めの中、制限時間を決め、その時間中に目標回数を当てれば相手の勝ち。
と、そんな感じだ。

とりあえず、目標は2分間(10秒を1ターンとし、12ターン)、その中で、4回当てれば良し(1d6で目標値は5以上)、としておいた。

開催側は、己の力を知っている為か。
その案を承諾し、己が残れば己が勝者、己が負ければ相手が勝者、との流れになったのだ。

「………まぁ、とは言っても?
うむ、何とかここまで、やれておるようじゃのぅ」

数回の試合を行い、少女は現在連勝中。
もう一試合か二試合か、それくらいで、終わりそうな状態である。
多少の疲れはあるものの、まだまだ己は大丈夫。
次の相手が居るかどうか、ぐ、ぐっと体を解しながら、のんびりと待機中であった。

タマモ > さて、そんな感じに待機をしていれば。
次の相手が決まったのだろう、相手側の扉、その奥から聞こえる足音。
ぴくん、と耳を反応させれば、最後にぐーっとのびをして、体を解すのを終え。
その相手が、どんな相手なのか、視線を向ける。

ゆっくりと、その扉が開けば、次の相手が姿を現す。
最後の戦いとなるか、後一人、となるのかは、この戦い次第となるだろう。

…と、まぁ、そんな感じではあるのだが。
結局のところ、少女は何とかやり切って、賞金をゲットするのだが、それはもう少し後の話。

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からタマモさんが去りました。