2023/07/30 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 港湾都市ダイラス、アケローン闘技場。
今、少女が立つのは、その闘技場の舞台の上だ。
ここで行われる多くの試合、その参加者の、参加理由。
まぁ、賞金だろう、と言えば、大体は合っている。
たまに、景品が出ていたり、参加者が奴隷で、その立場からの解放とか、そんなのもあったりするが。
今回は………うん、忘れた。
とりあえず、何か試合の募集があったので、参加してみた、なんて理由だ。
普通の試合なら、普通に相手しても良いか…とか思っていた訳だが。
戦闘続行不能の単語が、敗北条件に入っていなかった。
もう、この時点であれだろう…と、察せられ、試合を行ったのだが…
「考えてみたら、どこまでをもって、何が貰えるとか…ちゃんと、聞いておらんかったのぅ…」
現在、一試合目を終えた状況か。
初戦、少女の相手は長時間に渡り、散々弄ばれた上に敗北を喫した。
そんな試合結果に、観衆からの歓声を聞きながら、ひらひらと手を振って応えながらの呟き。
とりあえず、終わってから、貰えるものを貰えば良いか。
そんな結論を、頭の中で纏めた少女は。
己の入って来た反対側の扉、次の対戦相手が姿を現すのを、のんびりと眺めているのだった。
■タマモ > 少女からすれば、貰えるものが賞金であるならば、どうとでも使い道があるのでありがたい。
景品であった場合、どんな品かによって、使えるか使えないかが分かれてしまう。
何か望むものとか言われたら…それが、実は一番困る。
結構、そうしたところで大きな差があるから、最初から調べて参加しろよ、と言われそうではあるのだが…
少女は気紛れ、運任せな部分が強い。
それはそれで面白い、なんて考え方をするのだから、良いのか悪いのか。
ともあれ、もう参加をしているのだから、やる事はやる。
時折、知人が現れる、なんてハプニングも起こり得る場所ではあるものの。
そうであっても容赦はしない、それが、この少女。
現れたしまった相手も、己を知っているならば、その部分は諦めるものだろう。
この機会、やれる事をやってみる、なんて事もあるかもしれない。
中には、今だ己への勝機を見出そうとする、なんて相手も居るが。
それもそれで、楽しませて貰うだけだ。
もっとも、今回は、最初の試合で時間を掛け過ぎた。
後を考えると、次の試合からは、即快楽塗れにでもして短くしよう。
そんな考えも、抱いている訳だが、それは少女のみぞ知る事で。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からタマモさんが去りました。