2024/01/04 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にダグラスさんが現れました。
ダグラス > 「うむ、久しぶりの港。
 生きて帰ってくるというのは悪くない」

日が暮れ、表立った荷下ろしが終わった時間。
管理人に金を払って密航を果たせば船を降りて桟橋を歩き。

部下が荷下ろしを行う様子を眺めながら。
港独特の匂いを肺一杯に吸いこんでは満足げにうなずき。

「娘どもは元気にやっているかな。
 まぁやつらなら大丈夫だろうが、あれほど血を強く受け継ぐのも珍しいからな」

一人ごちながら副船長に後は頼む旨を伝え。
自信は酒場が立ち並ぶエリアへと歩き出す。

目的はいくつかあるが、一に消費した手下の補充と二に今夜の女探しであり。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にヴェルソートさんが現れました。
ヴェルソート > 「……~♪」
立ち並ぶ酒場の一つから、ほくほくとした顔で鼻歌交じりに出てくる影一つ、片方しかない手に今日のおひねりの入った袋を持って、酒に焼けぬようほんの少し付き合い程度にたしなんだ酒精のほろ酔いで通りに出てきた隻腕風貌。
風にふわりと、甘やかに誘うような香りを混じらせながらも、寒さに少し着込んだコートの上からでも、どこか女性的に柔らかそうな体躯の線が目立つ風体で。
風でコートが揺らいだ内側は、余計にそれが目立つだろうか。

「さて…今日はどうしたものかねぃ…。」
酒場でのんびり歌を唄っても良かったのだが、今日はなんとなくもう店から出てしまって、手持無沙汰にきょろりと…周囲を見回す。

ダグラス >  
いくつか酒場を巡った跡喧騒に包まれた酒場を見つけ。
中に入ってあたりを見渡せば女の気配はなさそうで、軽く肩を竦めればそのまま奥へと進み。

「この辺りで死にたがりで金が欲しいやつがいれば港に来るよう伝えてくれ」

そういって金貨の入った革袋を渡し。
ついでにエールを注文すれば木製のジョッキで受け取って飲み干し。
そのまま酒場を後にして別の店を探すのだった。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からダグラスさんが去りました。
ヴェルソート > 「んー…もうちょい散歩して、なんもなかったら帰ろうかね。」
くぁ、と欠伸混じりに呟けば、ごそりと袋をポケットにしまい。王都に戻ったらアイツに何か買ってやろうか、どうしようか…なんて一人ぼんやりと考えながら…酔っ払いが行きかう通りに姿を消して。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からヴェルソートさんが去りました。