2025/05/05 のログ
ご案内:「セレネルの海」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 春の海岸、砂浜
初夏にも早すぎる春の海、その砂浜を歩く小さな少年
若い、というより幼いという表現が似合いそうな少年は裸足のまま海へを走っていき、波打ちぎわでそーっと、そーっと足を海に伸ばす

「ちべたくありませんように、ちべたくありませんように」

足をそーっと海に入れようとした瞬間、波で一気にくるぶしより上まで海水を浴びて

「――ひああっ、ちべたいちべたいちべたいっ」

きゃーきゃー騒ぎながらだだだっと海辺から離れる。
この前きてから大して時間も経ってないので当たり前だが、少年はぷー、ぷーとほっぺたを膨らませて

「ぷーーーー、まだちべたい」

シャルティア > 別に海に入らなければいけない理由はない
単に海で遊んでちょっと泳ぎたいだけだ。 とはいえ海はまだ泳ぐどころか波打ち際で遊ぶのすら辛いぐらいの冷たさである

「むー、えいえいえいえい」

砂を蹴って海に放る。 濡れた砂は放物線を描いて砂浜に落ち波がそれをかっさらって消えていって
なんどもなんども砂を爪先で掘ってソレを波に放り投げる
やってるうちに楽しくなってきたようで、思いっきり足を振り上げ海水で湿った砂を遠くまで飛ばす遊びを開始して

シャルティア > 砂をけりけり
貝殻ひろってはぽいぽい
しばし海に砂やら貝やらながれてた流木すら投げて
――しばしやってて飽きたように、翼を出して空中に飛び立つ
そして街の方へととんでいって

ご案内:「セレネルの海」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「セレネルの海」にアードルフさんが現れました。
アードルフ > 日中は夏を感じさせるようになったが日が暮れればまだまだ残る春の香り。
人々が踏み荒らした砂浜に新たに足跡を刻みながら波打ち際まで歩むとそこへ先日の反省を元に大きめのシートを引いてから腰を下ろす。

「隙間から入り込む砂の不快感ったらねぇからな……。」

そんな愚痴を客にしたところ勧められた工夫。満足げにシートを叩き
いつものように酒瓶を横に置く。今日は店を開けた。だから飲んでも構わない。そんな酒飲みの言い訳。

「と……、これなら最悪潰れても死にはしない、か?」

足元に寄せる波が少しずつ遠くなる、引き潮になったならしばらくは安全だろうと胡坐をかいて酒瓶を煽った。
波の音と瓶の中の水音が心地よく鳴る。

アードルフ > 酔いの回った男が一人。無防備に眠る砂浜。
果たして無事に帰れたか否か……

ご案内:「セレネルの海」からアードルフさんが去りました。