2024/01/03 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にD・ミカエラさんが現れました。
D・ミカエラ > 夕暮れ時のヤルダバオートの中心から離れた教会。
その扉を開けて出てくれば軽くあいさつの後、扉を閉めたのを確認すれそれまで浮かべていた愛想の笑みを消して。

「あークッソだり。
 堅苦しいったらないな、まだ貴族の方が欲望丸出しでやりやすい。
 ま、どっちも腐ってることには変わりないか」

首を鳴らしながら教会を後にして。
とりあえず侵入している貴族のお使いは果たしたことだし、せっかくここまで来たのだから遊んでいこうかとも考えるが。

「あ~、つってもこの町、表向きはあまり遊ぶとこないんだよなぁ…。
 裏に行けばあるかもしれないけど、まだ私一人で入れるほど信用もないし……」

一人ぼやきながら夕暮れ時の郊外地を歩く。
遠くから鐘の音を聞きながら立ち寄った冒険者か、下心万歳の兵士か何かと出会わないかと考え。

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にアキアスさんが現れました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にキズナさんが現れました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からキズナさんが去りました。
アキアス > 宗教家は建前ばかり取り繕うので相手するのに気苦労が絶えない。

とはいえ下手な貴族よりも金回りは良い場合もあり、この日もそんな依頼を請けて終えたばかり。
護衛して運んだ荷馬車に何が、あるいは誰が積まれていようが稼げればよい。
あとはこの金で、一部では公然の秘密である修道女売春を楽しむか。
あるいは、何も知らない手合いを口説くか、と、算段をしていたところ。

「あぁ、クソだりぃ。堅苦しくてしゃーねぇ、お貴族連中のが分かりやすい……
 腐ってんの隠そうとしてる分うぜぇ――……んお? ……ミカエラか?」

意外な所で見つけたとばかりに声をかける相手は、後ろ暗い仕事も良く請け負う中で知り合ったとある海賊の娘。
歩きながら愚痴る台詞を、似たようなことを言っていたとはつゆ知らず。

彼女の父とは十年来の付き合いで、彼女のことも幼いころから知っている。
とはいえ、最近は彼女が別の仕事とかで船に居ないことも多かったからか、
久方振りに会う相手の成長ぶりを眺めるように足元から顔までを確認する様に視線をさ迷わせて見せた。

D・ミカエラ >  
せっかくだし、その辺の修道服でも借りて楽しんでやろうかと考えていたところ。
路地向かいから声をかけられれば顔を向けて首を傾げ、

「あれ、もしかしてアキアス?
 久しぶり、元気にしていたかい?」

声をかけてきた相手は何度か父の仕事の付き合いで船に乗っていたこともある男。
ここ数年はあっていなかったが子供のころ何度か相手をしてもらったことのある相手であり。

口角を上げて笑みを浮かべながら相手に近づいて軽く手を上げ。

「なにしてんのさこんなところで。
 仕事?だったら私もちょうど終わったとこだけど。」

アキアス > 彼女は件の海賊の子の中でも血気盛んなだけでなく、
冷静に物事を判断できるからと陸の仕事でも重宝されていると聞いていた。
まさかここで出会えるとも思ってはいなかったが。

母方の特徴も良く出た褐色の肌に長く尖った耳。
記憶よりもいくらか女らしく育ったような容姿をまじまじと見ながら、相手を見下ろして。

「おう、身体が資本の仕事だしなぁ。
 丁度依頼を追えて生臭い金を貰ってきたところさ。あとはどう使うか、ってとこだが」

相手も仕事が終わったところと聞きながら、近付き手を挙げてくる様子に応えるように片腕上げる。
ただ、その手が降ろされ収まる先は自分の身体の横でなく、彼女の腰元へと伸びていって。

「そうな……積もる話もあるだろ、どっか宿でも取ってゆっくりするか?」

へらりと笑い、誘いをかける。
彼女も父の影響を多分に受けていて、色々な話を聞いてはいるけれど。
〝女性〟として誘ったことは、あっただろうか、記憶を探りつつ。
海賊連中との記憶は馬鹿騒ぎばかりで、そのあたりは曖昧で。

D・ミカエラ >  
挨拶もそこそこに、相手の手が腰に回り。
引き寄せられれば自らその腕の中に納まり。

「ふふ、いいですね。
 私も久しぶりにアキアスとゆっくり話をしたいと思っていたからさ」

相手の誘いに挑発的な笑みを浮かべ。
親父の海賊船には海賊にしては珍しく常に女が数十人ほど乗船していた。
ほとんどが奴隷や略奪で手に入れたもので、喧嘩をしないという厳しい戒律のもとに性処理用として使用できるものだ。
自信は一応娘ではあるが、海賊船に乗る以上そういった関係も多く。
物心ついたころには父の相手が中心であったが、海賊仲間と結んだ肉体関係は数え切れるものでもない。
ゆえに相手とも行為に及んだこともあるかもしれない、とはいえまだ幼いころの自分に相手が手を出していればだが。

アキアス > 細腰に触れ、軽く寄せれば彼女も心得たかのように身体を寄せてくる。
記憶にあるよりもいくらか女らしい肉付き。

海賊たちとの騒ぎに乗じて、まだ幼い彼女に色々と仕込んだり、既に仕込まれていたりと奔放なかの男の一族相手に驚いたのも余談ながら。
そのころとはまた変わった彼女の身体の感触に、頬緩ませつつ。

「じゃ、酒でも買って、宿で再会を祝うとするかねぇ」

こちらを煽るかのような笑みも、彼女の切れ長の瞳のせいか良く似合う。
挑発的な態度が身についているのも海賊家業の賜物だろうか。
あるいは親に似て、というところかもしれないけれど。

そんなふうに思いを馳せつつ、彼女と共に宿へと向かっていって……。

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からアキアスさんが去りました。
D・ミカエラ >  
「いいわね。
 ラム酒でも買って帰りましょう」

相手の身体にすり寄り、雌の匂いを漂わせながら
提案された言葉にうなずきながら、久しぶりにあう彼との遊びに思いを募らせながらともに宿へと向かっていった。

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からD・ミカエラさんが去りました。