2023/09/15 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にアザレアさんが現れました。
■アザレア > 神聖都市、とある修道院の敷地の片隅。
シスターたちの住む宿舎の裏手、古びた井戸の傍らに置かれた木箱に座り、
肩幅より大きく開いた脚の間に蹲り、股間へ顔を埋めていた別のシスターが、
満足げに息を吐き顔を上げると、ぐったりと四肢を弛緩させる。
紛い物同然の屹立へ、思うさま自身の技量を披露した彼女がすくと立ち上がり、
笑いながら手を振って礼拝堂の方へ消えて行くのを、ぼんやりと潤んだ瞳で見送り。
腹の辺りまでたくし上げられていたシスター服を、もそもそと引っ張り、戻し、
汗ばんだ額を片手で擦りつつ、もう一方の手を井戸の縁に掛けた。
宵の口、地下の仕事はこれから佳境を迎えようというところ。
己にだって、言いつけられていた用事もあったのだが、
宿舎を出たところで手を掴まれ、引っ張り込まれて半時ほど、
いつもの練習台、兼、遊び道具の仕事を強いられていた。
木箱はすっかり湿って気持ちが悪いし、すぐ立ち上がって仕事に向かわなければ、
とは思うのだが、未だ、すぐには立ち上がれそうにない。
星の瞬く空を眺め、はぁ、と熱の籠った溜め息を吐く。
客を待たせている訳ではないけれど、雑用だって仕事である。
早く行かなければきっとまた、仕置きをされるだろうとは思うのだが―――――。
■アザレア > ――――――何処かから、己を呼ぶ声がする。
如何やら怒っているらしい、あれは先輩シスターの誰かだろう。
もうひとつ溜息を吐いて、ふらつきながらも立ち上がる。
服の皺を軽く払って整えてから、可能な限りの早足で、声のする方へ向かい――――――。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からアザレアさんが去りました。