2023/09/02 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にサウロさんが現れました。
サウロ > (王都を出てから目指したのは神聖都市ヤルダバオート。
 主神の名を冠する都市には多くの教会や寺院、聖堂などがある。
 過去に数度任務の関係で訪れたきりで観光の時間もなかったが、かと言って今回も観光が出来るわけでもなく。
 到着する頃にはとっぷりと日も暮れて、暖色の外灯が厳かな街の情景を映し出していた。
 相棒と共にやってきた理由は、サウロの身に呪詛をかけた件の悪魔について調べられないかと思い。
 それを調べられれば、先祖の足跡にもつながるだろうとの目当て。

 しかしここへ向かう道中、道で往生する馬車や街道に出てきた魔物を退治していたら、
 すっかりと到着が遅くなってしまったのである。)

「仕方ない、先に宿屋を取ろう。以前借りた所が空いていればいいんだが……」
『まあ、そうした方が良いよな。つかなんだろなーこの都市、相変わらずあんま好きじゃねえなぁ』

(何か嫌なものでも感じるのか、ミレー族である相棒はむずがるような表情で黒髪を掻いている。
 一先ず以前借りた宿屋に行ってみたが、どうやら生憎の満室。
 近々また、近くの戦場で動きがあるのか、傭兵たちがまとめて部屋を取ってしまったようだ。

 このまま一件ずつ巡っても時間がかかると、早々に手分けをすることになった。
 慣れぬ神聖都市の路地を歩きながら、外套のフードを目深にかぶり顔を隠して、薄暗がりの道を歩いていく。)

サウロ > (その後いくつかの宿を巡り、一室にベッド二つある部屋が一部屋空いていたことに安堵してそこを取る。
 連絡通信機で連絡を取り、場所を伝えてから合流した相棒と部屋に入ってから、どっか飯食いに行こうぜと誘う彼に苦笑しながらも頷いて。
 二人夜の街へと出るだろう────。)

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からサウロさんが去りました。