2024/07/17 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > 「相変わらず盛況なことで結構」

奴隷市場を眺めながら、男はそうつぶやいた。
顔を隠すように被っていたフードを取り、顔を晒しながら街を歩く。
表向きは神聖都市からの各教会への視察が目的で。
裏では教会のルートで奴隷貿易を行っている。

神聖都市よりも、こちらのほうが堅苦しくなくてよいと
グスタフもたびたび志願して、こちらに出向いていたが
ここのところ王都に入り浸っており、久しぶりだった。

場末の酒場の奥の席で、一人小瓶を取り出す。
白い粉のはいったそれを鼻から吸引してキメていた。
人前でこんなことができるのも、この街くらいだろうか。

「……っはぁ、混ざりもんが多すぎる、質も落ちたな……」

そこらで買ったクスリだったが、最近粗雑なものが出回り過ぎている。
ため息をついて、残りの粉をしまい込んだ。

グスタフ > 酒を呑み干して、ふらりと街を歩きながら、喧騒に巻かれて。
リラックスした気持ちで、ニヤニヤと笑っている。
酒と薬でハイになっているのか。

適当な奴隷を買って一晩遊んでも良いか。
女奴隷を見繕いに、市場に足を向けた。

グスタフ > 「さあて、夜は長いぜー」

ぼりぼりと怪しげな錠剤をかみ砕きながら、男は去っていく。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からグスタフさんが去りました。