2024/05/19 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にスミデーさんが現れました。
スミデー > 「奴隷のフリーマーケット、ねぇ」

(同族の人間でさえも、こうやって自由に売買を行えるとは奴隷市場都市と言われているだけのことはあると、皮肉な感想を持ってしまう。
魔族も力の無い者や戦いに負けたものがそういう目に遭うのはあることだが、フリーマーケットという気安い売り場で売り買いはしておらず、人間の同族に対する冷淡さや残酷さは魔族とどっこいどっこい、方向性によっては人間の方が上だな、と笑う)

「とはいえ、それを買いに来てる俺も人の事は言えないんだが。
さて、良さそうな奴隷はいるものかね」

(薄汚れた旅装、余り金払いの良さそうに見えない身なりではあるが、こういうところなら値段交渉なしで言い値で買うと言えばそう渋られることもないだろう。
売られている奴隷を見れば自分より汚い格好をしている者、逆に綺麗に磨かれている者などもいて、言うまでもなく綺麗に磨かれている奴隷が高値なのは間違いなく。
そちらに近づくと嫌な目で見られるものの、そういう奴隷はそちらの目的用なので今日は余り用がない。
とはいえ、興味がそそられたり食指が動けばその限りではないので購入も考えなくはなく。一応、今回は館の維持管理用のメイドにする奴隷、苗床、魔物の繁殖用に使う奴隷が欲しいので前者なら家事能力のありそうな者、後者なら頑丈そうな、元冒険者的な者が欲しいところで)

「冒険者なんて、依頼に失敗して借金して身売りしたのとかがいそうなもんだけどな。
借金ごと肩代わりしてやるとかいえば素直に売ってくれるかも知れないな」

(そう考えるともう少し身なりを整えてきた方が良かったか、といつもの人間の街に紛れる格好をしてきたのは少し失敗だったか、と考えながら売られている奴隷を物色して、売り主と話をしたりしながら会場の中を歩いている)

スミデー > (フリーマーケットの端から端までを歩き、めぼしい奴隷を何人か購入してその場で引き取っていく。
そのままぞろぞろとフリーマーケットの会場を出てから、魔法陣を展開して奴隷たちを館へと送っていき、それから自分も魔法陣へと入って行き館へと戻っていく。
取り敢えず、今回は身なりが悪くて売って貰えなかった奴隷もいたので、次からはきちんとした身なりで来てみるか、そんなことを考えまがら姿が消えていった)

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からスミデーさんが去りました。