2024/05/04 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にサウロさんが現れました。
サウロ > 「……以前来た時と随分雰囲気が違うな」

(――――奴隷市場都市。
 その名の通り、この都市の住人の半分は奴隷と言ってもいい。
 規模も大きく、もはや一貴族の力では是正処置をとることも不可能と言われる悪徳の都市。
 そこで今現在、フリーマーケットなるものが行われている。
 売られるのは当然奴隷。
 需要と供給のバランスが崩れたのか、他の理由かはわからないが、
 道の往来に苦労するほどの人で通りが埋め尽くされている。
 様々な労働を課せられる奴隷から、性のためだけの奴隷まで様々。
 商売をしていない庶民の手でも貯めてきた稼ぎがあれば手が届きそうな値段で売買されているようだ。)

「…………」

(奴隷について思うところはあれど、この国では奴隷がいる生活は当たり前だ。
 明日は我が身、そうならないように注意するに越したことはない。
 自由市の場所から離れるために、裏路地へと入る。
 旅用のローブのフードを目深にかぶり顔を隠しながら、一先ず目的地の宿へと向かう為、奥へと進んで行く。)

サウロ > (何事もなく裏通りを抜ければ、軽く息を吐く。
 そのままつぎはぎだらけの区画を抜けて、相棒と合流すべく自由市から離れていった――。)

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からサウロさんが去りました。