2024/02/10 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にニルさんが現れました。
ニル > 昼夜を問わず、様々な『商品』の売買が行われるバフート。
当然、雨が降ろうと雪が降ろうとその熱気が治まる事はなく、あちらこちらで声が上がる。
『商品』を少しでも高く売ろうと声高に口上を紡ぐ商人に、より良く見せる為に見世物にされる『商品』。
そうして、それを観戦しながら吟味する買い手達。

通りのそんな様子を横目に、館までの近道、とばかり人気の少ない路地へと滑り込む少年が一人。
館の主人である己の雇い主にバレれば、拳骨は免れないだろうけど、バレなければ良いのだ、バレなければ。

「大体、お遣いにいかせる場所が遠いんだよう……。」

なんて、小さなぼやきを洩らし。

ニル > やがて、路地裏を抜けて館へと―――。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」からニルさんが去りました。