2023/10/09 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」からヴィルナさんが去りました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にネリネさんが現れました。
ネリネ > 「…うー、たー……うたう…の…ー……?」

かくりと頭を傾がせながら。ソレは問う。
深夜であろうと、行き交う者達が絶える事のない、奴隷市場の一角。
幾人かの、奴隷の買い付けにでも来たのだろう男達が。ソレの前に立っていた。
にやにやと笑い、薄っぺらな衣一枚の体を眺め。ソレの手を取り引き寄せながら……こう言うのだ。

『俺達が使ってやる』『精々良い声出しやがれ』と。

言葉の意味を。ソレの頭は忘れている。
複数の者達によって、どれだけ嬲られるのか。
過剰な乱行に耐えられるよう、何か薬物でも使われかねないとか。
そういった危険な要素など思い付けもしない。
へらへらと空っぽの表情を緩めたまま。男達に引き寄せられれば、抵抗しないし、そもそも抵抗出来るような筈もない。

それは頭と違い、肉体の方は、覚えているからだ。
破滅的な気持ち良さ。狂気じみた快楽が。否応無しに与えられるに違い無いと。

かくしてソレは。放っておけばそのまま、何処の物陰にでも連れ込まれ。
その連中に使い潰される事になるだろう。有る意味で…何時も通りに。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」にグライドさんが現れました。
グライド > (――何故、そうしようと思い立ったのか。
ダイラスから隣接しているとはいえ、決して散歩に出る様な距離とは言えぬ此処に
態々と、夜馬車で乗り付けて来た、理由は

市場を歩き進む中、覚えのある店の前で、出来ている人だかりに目を遣る
一人の、奴隷としても、最早売り物とすら云えぬ立場にて
ただ、使われるだけの存在と成り果てている、"看板娘"
其の姿に、僅か双眸を細めれば、ポケットの中の硬貨を一枚取り出して
娘の前に、無造作に置かれて居る壺の中へと、其れを放り込む

――男たちの中、割り込む様に。)

「よう、タダよりは安いもんもねぇだろうよ。」

(――此処は奴隷市場だ。
この男達も、別段金を持って居ないと言う訳では無いだろう
だが、金を払うならば、寧ろ、もっと状態の良い娘を買う事は出来る筈だ
既に壊れて、金を払う程の価値も無い娘、であるなら
そんな娘に金を出した、奇特な男と張り合う連中が、居るか否か。)

「――――……ダイラスから来たんだがよぅ。
流石に帰りの馬がねぇんだ、宿はまだ空いてるかい?」

(今宵、娘が置かれた傍の店中へ、声を掛ける。
店にとって、何処ぞ草叢へ連れて行かれるよりも、店を遣ってくれる方が良いに決まって居る
横槍の形とはなったが――気には、留めない
男達が退くまで、待つだけだ)。

ネリネ > これで、ソレが全うな人間として、絹を裂くように悲鳴でもあげていたのなら。
公共物の利用などという、もう当たり前でしかない光景ではなく。行き交う人々が眼を止め、騒いでいたのなら。
また結果は違ったのかもしれないが――ソレだから。いつもだから。違った。
硬貨一枚が跳ねる音、そんな物でも聴き取れてしまう程度の日常風景。
だから、それだけで充分、ソレの使用料となってしまう金属音は。男達の、そして店側の目を引いた。

色めき立つ男達ではあるが。それでも、殴りかかったりするような素振りは見せなかった。
幾ら多勢に無勢だとしても、彼等は市場の商売人であり――だから、良く判ったのだろう。
人間を商品として扱う彼等から見た、男の肉体。それがどれだけ鍛えられ研ぎ澄まされた、実戦向けの筋肉に包まれているのかを。
互いに目を合わせ、二三言交わし合うと。ぞろぞろ、ソレを離して歩き出した。

『――…物好きも居たもんだ』などと。しっかり、嫌味だけは残していくものの。
幸いそれ以上の騒ぎにもならなかったので。店の方も寧ろ安心する事だろう。
その結果。直ぐに男には。素で使うよりも一つ、ランクが上の部屋が。用意して貰える筈。

…そんなゴタゴタが、自身の身に起こりかけて――通り過ぎていったと。
理解出来ていないのだろうソレは。男達が手を離した後はぺたりと。店の前にと座り込み、首を傾げ男を見上げていたのだが。

「   …ぉー………  ぁ、ぁ。  ぐらい、どー…?」

へらと笑った。空っぽのソレの頭だが、今日は調子が良かったのかもしれず。何処ぞに沈んでいた記憶の欠片を引っ張り出せたらしい。
それとも…容量の失せた頭にすら、焼き付く程。モノと化した後のソレが、彼に刻み付けられてきた物が。大きいのかもしれないが。

グライド > (腕ずくでの争いはするべきでは無い
其れは、己も、そして、商人たちにとっても同じ事だ。
騒ぎを起こす心算は無かったし、恐らく、こうすれば向こうは退くだろうと
或る程度確信があったからの行動でも在った、が

大人しく立ち去って行く連中の背を一瞥し、そうして、視線を下に向ける
足元、座り込んで仕舞った娘の、其の唇から
――予想外に、己が名前が零れたのに、一寸、瞳を瞬かせ。)

「――――……よう、ネリネ。 ……今日は、俺様が相手で良いかい?」

(――ふ、と笑み。 それから、何時もの調子で話しかけながら
其の身体を、肩へ担ぐ様に、ひょいと抱え上げて、店の中へと踏み入ろう
店員に向けて、ひらりと片手を掲げては、用意された部屋の鍵を受け取り

――其の儘、階段を上って行く。
相変わらず、娘自身はその状況を何処まで理解して居るのか怪しいのだろうが
部屋の扉を開き、内鍵を閉じるなら。 漸く、一度娘を、床に降ろし。)

「――――……ほら、こっちに来な。」

(寝台に、己が先に腰掛けて。
上着をゆっくりと脱ぎ落してから、娘を呼び寄せた。
己が膝の上に、連れて行くのではなく、招くのだ。
娘が覚えて居るか如何かは判らない、が。 ――其れが
グライド、と言う男と身を重ねる際の、約束事、の様に)。

ネリネ > 相手は傭兵でも兵隊でもなく、商人達。が、それだからこそ損得に聡い。
この男との間にトラブルを巻き起こす事が、どれだけ利益を損ねるか。直ぐに察して退いたのだろう。
彼等のような手合いにとっては、それこそ男のような――損得の外でも動ける者こそが。厄介なのだから。

ぱちり、ソレの方も。彼が何やら不思議そうな顔をした、と。それだけは感じたのだろう。
瞬き、それから傾いだ侭の首が更に、横へと傾いていくのだが。
直に相手の僅かな変化は引っ込んで。その侭担ぎ上げられた。
床にへたり込む低い所から、高い身長の肩へと持ち上げられ、自分の背よりも高い位置へと急激な移動。
きゃぁ♪と子供のような声を上げるソレの様子に…店員も慣れているのだろう。
騒ぎを収めてくれた男に、軽く会釈などしながら。部屋の鍵を手渡して。

――そこからは。かつて幾度もやって来た事。
抱かれ方が多少違おうと、男の腕で運ばれて、部屋の中で下ろされる。
先に上着を脱ぐ男の様子に。傾げっぱなしだった首が真っ直ぐに戻る…ソレなりに。今の状況に追い付いて。

「はぁ、い。…それじゃぁ、きょうもー……ぐらいど、さまー…♪」

今日は。今日も。其処にソレが異を唱える事など在り得ない。
お客様はご主人様。ソレにとっては、助けてくれもしないカミサマより、ゴシュジンサマの方がずっと上。
するする、店先に立つ為だけの布っきれを脱ぎ落とし、それだけで身一つとなり。
促されるまま、男の片膝の上に腰掛けていく。
上半身へと横様に抱き付くように腕を回すと。

「んっ…くふ。んぅぅ、っ♡」

キス。ソレの事を呼ぶ彼の唇に吸い付いて。ちゅ、ちゅ、と幾度も啄んでいく。
…そんな素人めいた事柄で足りない事は。別に相手が彼であろうとなかろうと、決まり切っているので。
口付けは直ぐにより深い、舌を絡めるような物となっていきつつ…ソレの手は片方。
先程の男達を退けた、厚い胸板を。腹筋を。指先で擽りながら這い落ちて…ズボンに掛かれば、寛げていく。

グライド > (――以前に比べ、何処か、反応が変化して居る様にも感じるが
きっと、其れは些細な事。 大きく変わったとは、如何したって言い難い。
片膝に登って来る娘の、当たり前の様に触れる口付けに応え乍ら
其の腰を片腕で抱え、支えて、娘の胸元から下胎にかけてを
武骨な指先で、ゆっくりと撫ぜ降ろし、撫ぜ上げた。

娘の掌が寛げて行く下履きの内、指先に触れるだろう熱塊は
雄の巨躯に比して相応しく、長大な威容を伝える筈だ
掴み取れば、或いは掴み取らずとも、勃ち上がり、更に膨れ上がって行く。)

「……、…元気そうで、何よりだ。」

(――本当は、そんな事を言えるような立場では無い。
娘の置かれた環境も状況も、人としては底辺を彷徨う様な物でしかない。
されど――娘が、其れを認識して居ないから。 何時もの様に、己が名を呼んだから。
何処か穏やかに、そう声を掛けながら、舌の根までを舌で絡ませ、扱いて行く。
奉仕されるままでは無く、相手にも、悦を与えて行く様に。

指先が、するりと秘裂に滑れば、中指が膣孔を捕らえ、緩やかに解す
指の胎が、性感帯を捕らえて撫で上げながら、刺激を広げ、昂らせれば

――口づけの合間に、其の目元へと、柔く口付けを触れさせ。)

「……そういや、痛い所とかは無いのか?」

(ふと、今更ながらに問う。
見目が元気そうでも、表に出さぬ負傷は在るやも知れぬ、と
ふと、下履きのポケットを探れば、取り出したのは、小瓶
その蓋を、指先で弾き開けば、己が口に含み――口移しで、娘の咽頭へ流し込もう

――癒薬、ポーションの類。 疲労や治癒に効果が在る物。
そして、其処に混ぜ込まれた、媚薬の類。 ――胎の奥に、効く物。
少しでも娘が、悦を覚えられる様に。 そして何より、己が熱塊で、苦痛を覚えずに済む様に)。

ネリネ > 違うとすれば、以前よりも更に。反応が幼くなったかもしれない。
それはますます、ソレを構築してきた情報が、人格が。蓄積されてきたその上側から、削れ失せていっている証。
…だがそうして失せてばかりの中で。逆にしっかりと残っている男の存在は…何処か。特別、なのかもしれず。

胸から胎。撫でられるのに合わせ、座したままでソレは脚を拡げてみせる。
更に下腹から下肢へ、性器へ、彼の手指を受け容れていく為に。
同時にソレも。ズボンから下着から、男の肉棒を引き出せば。既に硬く、だが更に大きくなり続けるそれを。両手で包んでゆっくりと扱きだし。

「ふ…んっぅ、ふ、ん、っ。 ふ…いたいの? いたいのはー……んー へいきー…」

そこら辺は変化なく。少しズレた返答だった。
元気なのかという問いには、こくんと頷いてみせるものの。痛みや怪我に関しては…有無ではなく。有っても問題ないのだと。
実際撫で下ろされていく肌には。とっくに癒えてはいるとしても、痕となり残されている…そんな傷が。前から幾つも残っている筈。
傷痕を擽る指先があれば。くすぐったいとでも言いたげに、身動いで…それはきっと。
例えば先程の男達に、殴られ蹴られだのしていても。変わらなかったかもしれない。
…この相手は。彼は、そんな事はしない人。代わりに――

「っんく、んっ、ん――……っふひゅ…ぁ。 ぁ――っ、 っ …♡」

口付け。口移し。それを与えられた途端…びくん。ソレは全身を震わせた。
以前から彼に抱かれる際、屡々用いられてきた薬が。何処かに痛みが残っていれば、それを癒すのと引き替えに。ソレの体に熱を沸き上がらせていく。
…大きな相手との激しい性交を耐える為の。使い潰されかけた胎に、本来の悦びを呼び戻す為の。
そして何より…その位しなければ。膣内だけでは到底収まりきらない、子宮の天辺まで深々と、凶悪な肉棒に応える為の。薬。

ぞくぞくぞくっ♡ 入り込んでくる指先に、口付けを交わし続ける唇が、得も言われぬ声を上げ始め…ぐちゅると。濡れた感触が指に応える。
気持ち良さに瞳を潤ませながら、肉棒を扱く両手は、次第に動きを早め。彼にも気持ち良くなって貰おうと…それもきっと。
相変わらずで、いつもの事。

グライド > (熱塊が、娘の掌の中で脈を強め、次第に先走りの蜜を滲ませる
秘裂から溢れさせる蜜と同じ様に、娘の手指を微かに濡らしながら

出会う度に、傷痕の位置は変わり、痕の数は増えて居る様にも思う
見えている箇所だけでそうなのだ、なら、見えていない箇所ならば尚の事か
痛い所は無い、のではなく、平気、と言う物だから
其れが、娘にとっての普通、になって仕舞って居るから

――だから何だと言うのか。 己には、其れを如何思う資格も無い。
ただ、傷付けないと言うだけ。 して居る事は、他の連中と、同じだ。)

「……効いて来たか? 相変わらず効きが良いな、ネリネ。
なら、ちょいと奥まで触るぜ。 こっちも、軽く解して遣らないとよ。」

(膣肉深くに、指を押し進める。 指の腹で触れる、子宮の戸口。
ぷくりと膨れた肉の輪に沿って、捏ねる様に刺激を送れば
薬によって、熱に侵され始めた其処を、更に煽り目覚めさせる様に

子宮が降りて来るのを招きながら、強めてやる発情の熱と
肉輪の中心に時折指を嵌め込み、くちりと孔を広げる様に愛でるのと
悦が、娘の声と表情を次第に蕩かして行く様を眺め、見守れば
喘ぐ唇に今度は此方から口付けを重ね、嬌声ごと、暫し奪い取って。)

「―――――……頑張って扱いてくれたおかげでよ、もう、充分だぜ。
これ以上されちまったら、御前さんの胸にでも空撃ちしちまう。
……それじゃあ、勿体ねぇからよ。」

(――口付けを解く頃には、もう。
娘の手指に伝わる熱塊は、弾ける寸前の力強い脈動を帯びて居る筈だ。
褒める様に、娘の耳元へ言葉を紡ぎながら、手指の動きを制止すれば
代わりに、求めるのは。 他でも無い、娘の、胎の奥。
子宮孔へと嵌め込んで居た指先を、余韻残す様にずるりと引き抜けば
其の体躯を、軽々と抱え上げて、己が腰を跨らせる

膣孔へと、娘自らが育て上げた熱塊の先端が、触れれば
如何すべきかは、云わずとも、娘自身が良く判って居る筈か

――其の背を抱く。 あやすかのように。
繋がり合う其の寸前の、一瞬の儀式の様に、ただ、抱擁を重ねてから。
とん、と、腰裏を掌が押して、促す筈だ。 挿入を、奉仕を。
吐精寸前の熱塊を、向かえ入れるべき、場所を)。